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実録〜拝啓 新大学生の君へ〜part2

【今、こんなことを考えていませんか?】
・春から大学生デビューする。
・折角の大学生活、どうせなら充実させたい。
・大学生のリアルを知りたい。
→このような方は特に、今回の記事をお楽しみいただけるかもしれません。

※第1弾はこちらから↓
実録〜拝啓 新大学生の君へ〜part1|マルメロ|note

はじめに

皆様こんにちは。ご無沙汰していましたマルメロです。

旅行やバイトの面接がここ1週間で重なり更新が遅くなってしまいました。
もし楽しみにされていた方がいらっしゃいましたらごめんなさい。
※旅行について、バイトについてのエッセーは別日に載せようと思います。

今回は新大学生向けに私が自身の失敗談から考える教訓を書く「実録〜拝啓 新大学生の君へ〜」シリーズの続編。
あくまで個人の意見ですので、世の中にはこんなことを思う現役大学生もいるんだな、くらいの感覚で見てくださると幸いです。

今回は第2弾、人間関係についてです。

人間関係編

大学生の人間関係は、半分入学式で決まる

ー他でも挽回はできるが、この日が今後の基礎

 中学・高校入学の際もこの小見出しのような言葉を聞いたことがある人がいるかもしれません。残念ながら大学でも部分的に成立します。
部分的にと言うのは、仮に入学式の日に上手くいかなくても、別の場面で繋がるチャンスが残されているからです。しかしそれを加味しても、入学式の日に話しかけた人から友人関係の輪が広がることは事実でしょう。

 入学式の日、少なくとも私の大学は同じ高校出身の同級生たちが既に群を成しており、遠方から1人で来た私が入る隙はありませんでした。2年経った今も、授業の合間やオフで集まっている面子はこの日の群れ方がベースになっている気がします。
 私個人はというと、入学式当日親と役所関係の手続きをする必要があり、式典直後会場を去ってしまいました。ただでさえ新しい人間関係を築くのが苦手な人見知り・所謂「コミュ障」の私が勇気を振り絞り話しかけられたのは、隣に座っていた子1人だけ。以後話すようになったのはこの子経由で知り合った人たちが殆どです。もしあの日どんな些細なきっかけであれもう1人に話しかけられていたら、より早い時期にもっと多くのクラスメイトとの出会いができたのではなかろうか。
こう思うと大学デビュー初日から行動力が試されますね。

小さなコミュニティ選び

ー自分の中で軸を決めて選び、合わなければ無理せず抜けよう

 入学式の日から同学科・クラスメイトとの人間関係構築に失敗した私が次に使ったのはサークルと学内アルバイトです。授業であまり接点がなくても、このようなクラスより小さなコミュニティ内であれば比較的同級生と関わりやすくなります。

 最初はサークルについて。私はサークル選びに主に2つの基準を設けていました。
1.同学科がどれくらいいるか
2.他学科がどれくらいいるか

 1は同シリーズ第1弾勉強編で書いた”テストの過去問”入手、加えて授業諸々の相談相手に重きを置いた基準です。他学科の人でもこの目的は達成し得ますが、低学年ほど同じ学科の方が共通して受ける授業が多く、収集した過去問を参考にしやすいのです。場合によっては特定の先生の授業を分析していて「○○先生攻略法」なるものを教えてくれる人もいます。
情報収集のついでによく話す人を作る、という戦略です。

 2は同学科の人数が少なく、より幅広い学科の人と知り合いたいという気持ちから考えた基準です。私も一時期多学科からメンバーが集うボランティアサークルに所属していました。活動を通じて授業が全く被らない他学科の同級生と出会い、彼らの様々な経験談や価値観に触れ視野が広がりました。規模が小さい大学の場合同じ学科の繋がりを深めるのも良いですが、プラス変化を求めるなら他学科の学生も集まるサークルを見てみるのも手です。
 大学を越えたサークル(”インカレサークル”)も存在しますが、私の周りでは評価がまちまち。内部、外部両方の立場から意見を聞いて加入するか検討すべきでしょう。

 学内アルバイトについては、高校までアルバイト禁止だったけど大学に入ってからお金を稼ぎたいという方の最初のステップに有効だと思います。実際私も大学に入って初めてアルバイト解禁。仕事中学生や先生方、職員さんを相手に接客して顔見知りが増えたためやって悪いことはなかったです。(少しデメリットもあったのでバイトの詳細は次回に。)

 どんなコミュニティでも、自分に合わないと思ったら抜ける勇気が必要です。そのコミュニティに1か月とか、ある程度の期間いても全く状況が変わらず気まずいと感じるだけ。思っていたより活動が重くてしんどい。もしこのようになったら一旦距離を置き、居場所を変えてみましょう。
 私の場合他学科の人たちが其々で群れ自分があまりに浮くのが苦痛だったため、先に述べたボランティアサークルを1年で辞めました。いきなり幹部に任命されて激務が重なり、力量不足で周りの部員に負担をかけたと悩んだ部活も2年目の大きな行事を終えた後引退しました。当初はすぐに抜けて迷惑をかけてしまったと気に病みましたが、結果活動の度に抱えるしんどさから解放され良い選択でした。

サークルやバイトはあくまで補助的な集団。

心身を犠牲にしてまで居続ける必要はありません。

無理はしない

ー1人の時間も大切に

 ここまでざっくり人間関係での失敗を書いてきました。
この2年間数種類のサークルに参加しある程度学内での顔見知りを増やしましたが、現在は無理に出会いの場に赴くことはありません。既に出来てしまっている集団に割り込むのは気まずいし、罪悪感もあるからです。
 それより寧ろ、1人の時間をどう充実させるかに意識が向いています。周りの同級生はみんなでディズニーやUSJに出かけてインスタにアップしてる。それに比べて私は一人ぼっちでなんて惨めなんだろう…とかこれから先思うかもしれませんが、心配要りません。
 1人でいる時間は、自分を見つめ直し人間関係の在り方を考える時間。誰かがいると気を遣ってしまってできないことを、1人の時は心置きなく楽しめばよいのです。


ここまで読んでくださりありがとうございました。
またどこかでお会いしましょう。
マルメロでした。

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