「FC今治高校 里山校」の創設:教育の常識が変わる
ものすごく素敵な学校が創設される
改めまして、M.Jです。
「えーーっ、サッカーの岡田元日本代表監督が学校の学園長ー!」
「どういうことですかーー!」
「それも、スポーツ専門の学校ではない里山校!」
という驚きの高校が、2024年(令和6年)愛媛県今治市に開校しました。
どうやら、教育理念・教育内容が「今までの教育の常識を超えている」ようです。
今の40歳以上の人が受けることができなかった「革新的な教育」がなされるようです。
岡田元日本代表監督(以下、岡田学園長)は「主体性」を重視した教育、つまり「自分が何をしたいか」「自分がどう思っているか」を重視した教育をしていくと言われているようです。
学校の先生も特別講師として「古田敦也」さん(元野球選手)、「佐渡裕」さん(指揮者)、「HIRO」さん(EXILE)などの「一流の講師」が先生として生徒に関わっているようです。
「教えて、答えを与える」のではなく「自分で学び答えを出す」ことを主眼としておいているようです。
いったい「FC今治高校 里山校」は、どのような学校なのでしょうか?
また「どのような教育」が行われているのでしょうか?
「FC今治高校 里山校」について掘り下げていきたいと思います。
「FC今治高校 里山校」の教育
「FC今治高校 里山校」は「歴史を動かす人材の育成」を理念として掲げているようです。今後、AIが発達して社会が変わるので「主体性を持った人材が必要」という考えで創られているようです。
教育の理念は、以下の通りです。
【「FC今治高校 里山校」➖教育の理念】
⑴日本一出会いの多い学校
⑵遺伝子にスイッチが入る体験
⚫︎環境や努力など「後天的要因」が遺伝子のスイッチを作動させ、人を動かす
《遺伝子工学の村上和雄氏の提唱した理論》
⚫︎人間が成長するのは「困難やプレッシャーを乗り越えた時」
《困難を体験する授業:野外体験を実行する》
《例:ロープの結び方の学習、天気図の読み方の学習など》
⑶ヒストリック・キャプテンシップの育成
⚫︎主体性をもって「多様な人々を巻き込んでいく力」を育てる
⚫︎⚠️注意➡︎あくまでも「主体的に生きる力」を重要視する
《各界の第一人者から直接学ぶ》
⚫︎お互いの個性を「認め合う」ことを重要視する
上記の⑵と⑶のポイント、聞き慣れない言葉が出てきました。
ただ、「今までにない教育」によって「素敵な人材の育成」がなされる感じがします。
この学校に進学するためには「自分の意志」「新しい挑戦に乗ってトライ&エラーをすること」「自分の遺伝子にスイッチを入れること」が最も重要なことのようです。
【「FC今治高校 里山校」➖基本姿勢】
①踏み出す
➖完璧な設計図を求めない。まず、ひらめきを結果にする。
②体験する
➖百聞は一見に如かず。世界を五感でそのまま受け止める。
③感性を磨く
➖言葉になる前の気持ちが大事。世界に対峙して何を感じているか。
④抽象化する
➖世界を漠然と認識する。感情や気持ちを全身で表現する。
⑤探求する
➖体験と知識をブリッジする。深く・広く世界とつながる。
今後の社会においては、上記の①〜⑤のいずれの要素も必要不可欠な感じがします。
そのためには「主体性」が必須で「自分で切り拓く」ことが大事なようです。
何か「今までにない新しい革命的なもの」がどんどん出てきそうな感じがします!
「FC今治高校 里山校」での教育を抜本的に変える「新たな革命」に、期待していきたいと思います!
今後、この学校での「教育の理念」や「基本姿勢」が、多くの教育関係者に知られるようになっていくと導入する学校は出てくるかもしれません。
「FC今治高校 里山校」での教育理念や基本姿勢が、「公立の学校」で導入されていくと「社会人になってからの戸惑い」や「新入社員の短期での退職」は激減して「素敵な人材が育つ」のではないかと思います!
参考文献
以下の2つの文献は「FC今治 里山校」の教育についてわかりやすく書いています。ご覧いただけると有り難いです。
参考:南海放送:「FC今治高校 里山校」独自のカリキュラムで目指す「新しい学校のカタチ」
参考:東洋経済:FC今治高校「ぶっ飛んでいる」と話題の教育の中身、各界の第一人者が名乗り
以下は「FC今治 里山校」の学校のホームページです。ご覧いただけると有り難いです。
参考:FC今治高校 里山校
一般社会で通用する教育は必要!
前述した「FC今治高校 里山校」のような高校は、あまり存在していないようです。
《「FC今治高校 里山校」は、特殊な教育を提供する私立の学校です》
基本的に公立の高校は「学力重視」で「試験で良い点数を取る」ことが大事だといわれています。
「ちょっと待ったあー!」
今後もそのような教育でいいのでしょうか!→強く言いたいです。
社会人になれば、「FC今治高校 里山校」で学ぶような「主体性」などを含む「社会人基礎力」がものすごく必要となってくるのではないでしょうか!
「社会人基礎力」の中でも、今回は一般社会で最も「必要な能力」について書きます。
【一般社会で最も必要な能力】
◎主体性
⚫︎自分から物事に取り組む力
⚫︎上司からの指示がなくても率先してやるべきことを見つける
◎傾聴力
⚫︎相手の意見を丁寧に聴く力
⚫︎相手の意見を引き出す力
⚫︎相手にとって話しやすい雰囲気をつくる→親しみやすい雰囲気づくり
◎柔軟性
⚫︎意見の違いなどを理解する力
⚫︎相手の意見や立場を尊重する→相手が年下であっても尊重する
《⚠️:自分のやり方やルールに固執しないことが大事!》
社会人として仕事をするようになれば「ほかの人からの指示がなくても、考えて行動する」ことは必要不可欠になります。指示待ちをするだけでは「適切な行動」はできません。
また、仕事は「チームプレー」なので、上司に「報告・相談する」ことや周りの人の「意見を聴く」ことが大事になってきます。
仕事においてお互いに満足して「動きやすい組織をつくること」は必要不可欠です!
これらのことに加えて「柔軟性に富んだ人間」が求められます。「ハラスメントを減らすこと」や「多くの障がい者と一緒に働く」ためには「相手の尊重」は最も大事なことになります。
さまざまな人が満足して仕事ができる「心のバリアフリー」を促進するために「社会人基礎力」を基にした、一般社会で通用するような「新たな教育」は必須となってきます。
「FC今治高校 里山校」で実施されているような「革新的な教育」を採り入れる「公立の高校」がより多く出現することを願っています!
果たして日本の教育は変わるのか!
この記事をご覧の皆さん、公立などの学校の教育はこのままでいいのでしょうか?
◎「社会人になると学校での教育に対して違和感を感じる」
◎「自分で考えて、自分で動く方法を学校で学ぶことがない」
◎「気づかい・配慮・柔軟性を学校で学ぶことがほとんどない」
上記のように感じている人は多いと思います。もちろん、M.Jもその一人です。
アインシュタインは「正規の教育を受けて好奇心を失わない子どもがいたら、それは奇跡だ」という言葉をおっしゃっています。
現在、日本の「ほとんどの学校で行われている教育」をすべて否定するわけではありません。しかし、明らかに「足りていない部分」があることも事実です。
今後は、「好奇心を促進する教育」「自分で考える教育」「悪いことをしないための教育」という理念をもって実施されることが必要となってきます。
特に「一般社会で通用する教育」は必要不可欠ではないのでしょうか!
ご覧いただき、どうもありがとうございました!
今後とも、M.Jの記事をよろしくお願い致します。
補足事項
以下の文献は、今回の記事で挙げた社会人基礎力についてわかりやすく書いています。ご覧いただけると有り難いです。
参考:PERSOL:社会人基礎力とは? 3つの能力・12の要素をご紹介
以下の文献は、アインシュタインの名言について詳しく書いてあります。ご覧いただけると有り難いです。
参考:癒しツアー:アインシュタインの名言58選
以下の記事は「新しく素敵な教育」をされている学校の代表にライターたちがインタビューをした記事です。ご覧いただけると有り難いです。
関連記事:TANOSHIKA:インタビュー:青楓館高等学院代表 岡内大晟さんに聞く、学校立ち上げから2年目を迎えての現在と今後の展望−教育の王道へ−
以下の記事は、素敵なライターが福岡県内の「特例の学校」について詳しく書いた記事です。ご覧いただけると有り難いです。
関連記事:翼祈(たすき)「不登校特例校」を福岡市が2025年に開校。抜本的な不登校の子ども達への支援となるか?
以下は、TANOSHIKA CREAITVEの「AKARI」のサイトです。素敵なライターたちが記事を書いています。ご覧いただけると有り難いです。
推奨サイト:AKARI
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