くまっこ

波風の立たない人生を送ろうとして、ふと、それでいいのかなと立ち止まって考え込んだりして…

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波風の立たない人生を送ろうとして、ふと、それでいいのかなと立ち止まって考え込んだりしています。

最近の記事

年老いた親に向き合わず距離を取るのは男の本性か?

父も兄も、年老いた親に向き合わず距離を取っている。 これが男の本性か? いや、そうではない。男女関係なく個人の資質の問題だ。 妻や姉妹が年老いた親の面倒を見ているから、自分はノータッチでも大丈夫と甘えているんだ。 妻や姉妹がいなければ動かざるを得ない。 同居していた祖母が入院した時、父がなかなかお見舞いに行かない事を母は「自分の親なのに!」とすごく怒っていた。 祖母の見舞いに行くと認知症が進んでわけのわからない事を話したり、体が痛い痛いと小さい子のように訴えたりしていて 「お

    • 介護認定、さてどうなるか

      単身赴任していた夫がこの春から帰ってきた途端、車で10分ほどの実家の母が認知症の疑いが出てきて病院へ連れて行き、銀行の通帳がないやら銀行印がないやらで窓口に赴き、認知症と診断ついたので介護保険申請して調査員と日程調整まできた。 夫が3年間単身赴任していたのんびりした日常から180度ひっくり返った。 父によると料理も殆どしなくなって掃除もしてないと嘆いているので、うちで作った料理を持っていったり、スーパーで総菜買ったり、掃除しにいったりしている。 …しかし、実家は二世帯住宅で上

      • 満開のタイミングを逃すも楽し

        桜並木、水芭蕉群生地、ラベンダー畑、サクラソウの丘、ひまわり畑、すずらん群生地、サンゴ草群落地、バラ園、銀杏並木、ポプラ並木…。 花畑や色んな並木通り、植物園、庭園等々、休日となると行きたがる夫と共に花々を見に行ってます。 満開のタイミングを逃したりして「ちょっと早かったね~」「あ~散ってる」と残念がるのもなかなか楽しかったりします。 #休日フォトアルバム

        • 泣いてる女の子

          下りエスカレーターで5歳くらいの女の子が怖がって足を出せず、お母さんだけ先に行ってしまってお母さんがその子に「何やってんの!?さっさと降りなさいって!もう!ほんとトロい!」と怒っているのを見てしまった。 女の子は涙目だ。 もう怒らないで、怒らないでお母さん。 下に動く階段に足を乗せるの怖いのあるよね。 下に着いたお母さんは大荷物を持っていた。怒りながらもまた登りエスカレーターに乗って女の子の所へ向かっていた。 お母さんも大荷物もって娘の手を引けなかったのが悔やまれてるのかもし

        年老いた親に向き合わず距離を取るのは男の本性か?

          親子別性だった夫の話・全4話を読み終えて

          正直に言うと息子を別れた夫の姓のままにしておくのは最初全然理解できなかった。いつか夫の元へ返そうと思っていたのも然り。 名家の元夫には息子が居なくて跡取りに我が子しかいないからと旧態依然な思想に縛られていたのだろうか。 育てた息子は賢く立派に成人させて称賛されたいがために厳しく接していたのだろうか。 等々色々考えてしまったが、どれも違う気がする。 夫の元へ返そうと思うなら自分で育てたりしないだろう。厳しく接していても可愛くて仕方なかったであろう。 息子が美大へ行くのを反対して

          親子別性だった夫の話・全4話を読み終えて

          親子別姓だった夫の話・2(全4話)を読んで

          バニラファッジさんブログの昔からの大ファンで、加筆修正された今回の記事を感慨深く読みました。 厳しい母親が別れた名家の夫の元へ、将来息子を返すつもりでいたのは、息子に父親が必要だと思い込んでいたからなのでしょう。 しかし政夫少年は、同居の祖母と叔母にとても愛されて育ち、また厳しい母親にも自分への愛情はちゃんと感じ取っていたのでしょう。 ファッジさんに父親が必要だと感じたことがないと言われたのは分るような気がします。 思春期になり厳しい母親の期待通りに頑張っていた政夫少年が、父

          親子別姓だった夫の話・2(全4話)を読んで

          「ジャイアンツ・ハウス」の最後を考える

          「吉野朔美は本が大好き」でたくさんの本が紹介されていて 気になる本を読んでいこうと決め、最初に読んだのが 「ジャイアンツ・ハウス」エリザベス・マクラッケン著 ーあまり恋愛小説が好きじゃない人のための恋愛小説ー 人間があまり好きではないと言う理性的で真面目な図書館司書のペギーと 14歳年下の巨人症を患る本好きの優しい少年ジェイムズ。 ペギーは周りの人を鋭く見つめ皮肉を持って評価してるけど、ジェイムズには好感をもっている。 ジェイムズの世話をしてる叔父夫婦に、成長が止まら

          「ジャイアンツ・ハウス」の最後を考える

          隣の席で怒鳴る声を聞いて

          cafeでモーニング中、隣の席に夫婦と7~8歳くらいの男の子が座った。 モーニングのトーストが運ばれてきて母親が「本はもう読まない!」ときつく怒鳴るように言ったので、ドキッとしてチラッと男の子と父親を見た。 男の子も父親も黙っていた。 それ以上見ることも出来ず新聞の字面を追う。 それぞれ家庭のルールがあるのだから、私がドキドキしても仕方ない。 食事中は本を見てはだめだと決めているのだろう。 隣で新聞を読みながらトースト齧ってる私などは論外だろうなあ。 私たち夫婦より後から

          隣の席で怒鳴る声を聞いて

          大相撲巡業、夏秋冬駆け巡り

          去年名古屋場所の懸賞が当たって大相撲を見に行ってから すっかりハマって巡業三か所も行ってしまいました。 夏の8月12日函館場所 秋の10月4日城南大田場所 冬の12月19日羽曳野場所 本場所のピリッとした雰囲気ではなく和やかで力士との距離が近いのが嬉しくとても楽しかったです。 初めて行った函館の巡業で正代関と2ショットを撮れることが出来て舞いあがりました。錦木関と若元春関にも色紙にもサインをしていただいた嬉しさは計り知れないです。 そして目の前で力士たちの稽古が見れる迫

          大相撲巡業、夏秋冬駆け巡り

          「夢破れて親の世話になって行き遅れて嫁の貰い手がなくなって、それがどんなに惨めか想像したことがある?」虎に翼の台詞より

          今週から始まった朝ドラ「虎に翼」面白い。 法律家になりたい娘が進学したいと申し出ても昭和6年の時代 「頭のいい女が確実にしあわせになるには頭の悪いふりをするしかないの!」と説得してしまう母親。 娘が優秀なのを分かっていても、男社会で孤立して傷つく娘を見たくないのだろう。 令和のこの時代、結婚しないのは惨めだと言うのは大問題だ。 それに親の世話にならなくても自立して生きていけるだろう。 結婚するもしないも本人の自由だから親の自分が口出す事じゃないと思っている。なので自分は娘にも

          「夢破れて親の世話になって行き遅れて嫁の貰い手がなくなって、それがどんなに惨めか想像したことがある?」虎に翼の台詞より

          隣の席のおじいさん

          大相撲春場所は大荒れで盛り上がってますね。 初日2日目3日目と現地観戦に行き、2日目に隣の席に座っていた おじいさんにまた会えないかなあと思い出してます。 最初金沢から来たと言っていたのを、神奈川から来たと聞き間違えて 「遠藤(石川県出身)は今日勝てるかな?」と言っていたのを「難しいかも」と言ってしまって後悔してます。ゴメンゴメンおじいさん。 「今日は勝てるよきっと!」と言えばよかった~。 そのあとで「金沢の家に帰りつくの遅くなる。十時すぎるなあ」と言ってて か、金沢か!

          隣の席のおじいさん

          お兄ちゃんばっかりとか〇〇ばかり贔屓してると泣き喚く子ほど家に残ると言った叔母

          従妹の子が「お兄ちゃんばっかりズルい!」と泣いて怒ってて、それを見ていた叔母が「あ~この子は家に残るね」と言った。 はあ? 理不尽さを訴えて泣く子ほど早く家を出るのでは?とずっとその言葉が引っかかっていた。 歳月が流れ従妹の泣き喚いてた子は叔母の予言?どおり家に居て、その子のお兄ちゃんは大学進学で家を出てからずっと遠くで暮らしている。 大事にされていた子ほどサッサと家をでて自分の世界を作るのかもしれない。 理不尽さを訴えて泣いていた子ほど親の愛情欲しさに親の面倒をみてしまうの

          お兄ちゃんばっかりとか〇〇ばかり贔屓してると泣き喚く子ほど家に残ると言った叔母

          人の役に立つ仕事がしたいと言う人は

          思うに「人の役に立つ仕事がしたい」と言う人は 仕事を「人の役に立つ」のと「人の役に立たない」に分けちゃってるよね。 仕事してない人でさえ食べないと生きてけないから食料を口にするのに買ったり買ってもらったりして生産者を潤して役に立ってるし、 どんな仕事でも人の役に立ってると思う。 「人の役に立つ仕事がしたい」と言う人はなんだか清い事を言ってるようで 驕り高ぶって見えてしまう。

          人の役に立つ仕事がしたいと言う人は

          この世には他人の料理の仕方が気になる主婦と全然気にならない主婦がいるんだぞ

          男女6~7人でオフ会をしようという話になって、メンバーの1人が民泊を始めるので試しに泊まってほしいというので色々話してた時に 「くまっこさんと○○さんは主婦だから台所担当で料理を作ってもらおう」と言われ、ちょっ待てよ! 「嫌だよ!せっかく家から出たのに料理を作らないとならないなんて!拒否する!」と答えちゃったわ。 主婦は料理を作るものと決めつけられるの嫌だわ。 「そうだよね。旅行先でまで作るの嫌だよね」と分かってくれる人と 「え~、でも他の人のやり方みて黙ってられないんじゃな

          この世には他人の料理の仕方が気になる主婦と全然気にならない主婦がいるんだぞ

          祖父とチャップリンと読者論文

          私の祖父はなかなかうるさ、…厳しい人であまり一緒に何かしたとか思い出はないんだけど、テレビで映画を一緒に見てたりはしていた。 白黒の画面のチャップリンを見ていて 「おじいちゃんチャップリン知ってるの?」と言ったら 「チャップリン知らないやつなんかいるか!!」と怒られた。 うっ、バカにしたとかじゃなく厳しめの祖父はチャップリンを見てないんじゃないかという素朴な疑問だったのだが、祖父はこんな小童にそんな事を言われて面白くなかったみたい。そりゃそうか。 その数年後祖父が亡くなり、映

          祖父とチャップリンと読者論文

          流氷はチャンスを逃すと見れないのよ

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