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#42【🌹アロマ】人間は忘れる生き物。

20240507


昨日食べたものだって下手したら忘れてる

【人は忘れる生き物】


インド哲学のバガヴァット・ギーターの中で創造主クリシュナは人間の4つの欠落を伝えています。

①感覚が不完全
②必ず間違える
③幻惑される
④騙す癖がある

ホントこれ!

確かにそれはそうなのです。
紛れもなく。
人間とは、なんと脆い仕組みなのでしょう。

昨日食べたものすら記憶が危ういのですから、学んだ事だって1年放置すればほぼ忘れます。
まして、前世の記憶やなぜ生まれてきたのかなんて、覚えているわけがないのです。

それらを覚えていられるのは、全てを創った神様だけなのです。

AIですら、電源を失えば忘れますから。

こんなに忘れるけど、脳はAIも超えられない精密な機械なのです。「忘れる」ように出来ているのは神様の慈悲か。

【トライアンドエラー】

なので、人間である以上、繰り返し学ぶ事です。
忘れるので、何度でも学ぶのです。

「歴史は繰り返す」
と言いますが。

…でしょうね。
人間の歴史ですから。

作って壊し作って壊し…
なぜかずっと同じところを歩いているような。
そんな事ないのかもしれませんが、ちょっと忘れ過ぎなんじゃないかな。と思ってしまうほど人間は忘れます。

ですから、繰り返し学ぶ事。なのです。


そう。まだ人類同士で争っているレベルよ。もはやギャグ。


【植物の歴史は積み重ね型】


それに対して、植物達の歴史は積み重ね型だなと思います。

世界に調和するよう形を変え、
いつだって全体のために動きつつ、
自分のやるべき生命の営みを粛々と積み重ね、
その美しさを存分に味わい、
黒子に徹して与え、
堂々と生き切る。

植物の姿は、だから美しいのかもしれません。

【黒子に徹する植物】

人間は、
「母の日」前の花屋さんではお花に目が行っても、
野の花がそこに在る事にはまるで無頓着です。

まるで見えないかのように振る舞う事すらあります。

植物はそれに対して何の抗議もしません。

【無条件の愛】


植物の持つ芳香成分は、
動けない彼らの知恵が詰まったホルモンであり、
それは、
種を残すための魅力を伝える衣装だったり、
自らを守るための鎧だったりします。

この、植物の芳香成分は、人間のあらゆる傷を(身体→心→魂の順で)レベルごとに癒し
その事実を、主張しません。
もちろん、見返りを求めることもありません。

そうした植物達の無条件の愛を、私たちはもらう(奪う)ばかりです。
更に、人間はクレクレ星人なので、もらった愛を都合よく全て忘れます。

【細胞の生まれ変わる時間】

忘れてしまうのは、細胞が代謝していて、報連相がうまくいっていないからなのでしょうか(皮肉です。)

ちなみに、
細胞の代謝スピードは部位によって違いますが、

脳    :1ヶ月〜1年
胃の粘膜 :約3日
腸の微絨毛:約1日
肝臓   :1ヶ月〜1年
腎臓   :1ヶ月〜1年
筋肉   :1ヶ月〜200日
皮膚   :約1ヶ月
血液   :100~120日間
骨    :幼児期は約1年半、
      成長期は約2年未満、
      成人は約2年半、
      70歳以上は約3年。
肌    :10歳代で約 20日周期、
      60歳代で約100日周期

のように、1年有れば、ほぼ全ての細胞は生まれ変わっていることになります。
(ずっと生まれ変わらない細胞もいます)

【氣付いたら何か調子いい】


基本的に、生物には自己治癒力(免疫力)が備わっているので、「不調」は極端な話、何もしなくても自然と改善するようにできています

免疫の大家である安保徹先生は、生前「病氣は、その原因を辿って逆回転すれば改善する」とおっしゃっていました。


確かに、3ヶ月ほど実践すると体感できる事が多いです。


つまり、
細胞との向き合い方(=何を食べるか、やストレス、睡眠の質など)によりますが、体調を改善させたいのであれば、元氣だった頃まで逆回転生活を実践すれば良いのです。

【黒子に徹する植物】(何度でも言います)

例えば、そうした体調不良に対して植物の力を借りたとします。

前述したように、体の各部位の細胞によって代謝スピードや治癒レベルが違うので、植物の恩恵は時差で現れます。

愚かなことに、人間は1分前の事も忘れるくらいの記憶力しか持ち合わせていないので、数ヶ月前にいただいた植物の恩恵を覚えていられる事は稀です。

そうすると、どんな事になるかと言うと、
例えば2日前に話を聞いてもらった占い師の先生に除霊してもらったのがよかったんだ!と結論づけたりします。


ちなみに私は占いをしますが除霊は出来ません。そして他の要因で良くなったにしても占いのおかげで良くなったと言われるのは嬉しいです。これが人間です。

このように、人が忘れてしまうのは植物の恩恵だけではありません。
様々なお陰様も、
先祖が貯めてくれていた宇宙貯金による運の良さも、

自分の日頃の行いが良いからに違いない!と主張したりします。

それが人間なので、変えることは難しいでしょう。

なので、学ぶことです。
何回でも。

植物は、人間がその恩恵を忘れても、
何の抗議もしません。
得意になる事もなく、
落胆する事もありません。

ただ、
日々粛々と、
光を浴びてキラキラ輝いています。

もし思い出せたら、
そんな植物たちに、せめて感謝をする事が出来たらなと思います。

植物さん達🪴いつもありがとうございます🙏✨

ピンクのポンポンがかわいい🌸


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