サンフランシスコ旅行記8 スタンフォード大学へ。そして翌日、帰国。
2024年1月5日。アメリカ、カリフォルニア州、サンノゼで目覚める朝。観光ができるのは今日が最後。明日は日本への帰国便に搭乗します。
本日はスタンフォード大学に行ってみようと思っていた。サンノゼ市街からは電車かバスで行けるみたいだが、とりあえずバスで行ってみることにした。22番のPalo Alto駅行きのバスに乗って、終点Palo Alto駅で下車するとそこはスタンフォード大学のすぐ近くらしい。まずは22番のバスに乗ろう。
乗車してから終点のPalo Alto駅に着くまで、なんと2時間近くもかかってしまった。普通の路線バスなので、当たり前だけど各駅で停車するし、人も乗り降りするし、赤信号で止まるし、結構時間がかかった。地図で見ているだけだとそれほど遠い感じでもなさそうだったけど、バスだと結構時間がかかるんだな、と思った。
ちなみに、Palo Alto駅にはホームレスの方々が結構生活しているようで、あまりきれいではなかった。何より、尿臭が漂っていた。。まあ、治安が悪いという感じではなかったけど。人もそれなりにいたし。
アメリカに行くと、ちょっと雰囲気のきれいではない場所に行くとだいたい尿臭が漂っている。ホームレスの方たちが排泄をしたためだと思うのだけど、日本では街中で尿臭が漂っていることはほとんどないので、この辺はアメリカならではな感じがする。日本の場合、公共トイレが割とたくさんあるので、ホームレスの方達でもちゃんとトイレで用を足せる、というのが理由かな、と思ったりもした。
チケットを購入して、大きな荷物をロッカーに預けて、エレベーターでフーバータワーに上る。スタッフは皆親切だった。狭いエレベーターの中で、スタッフのおじさんはフーバータワーに関する情報を教えてくれたりした。また、ちょっとしたクイズを出してきて、答えは帰りに教えるよ、との事だった。でも、自分はおじさんの英語が殆ど聞き取れず、何を言っているのか分からなかったけど笑。。
再び無料シャトルバスに乗ってPalo Alto駅に戻った。どうやってサンノゼまで戻ろうかと思ったけど、帰りはCal Train(カルトレイン)に乗ってみることにした。
往路はバスで2時間ほどかかった道のりが、電車だと30分くらいでSan Jose Diridon駅についてしまった。
というわけで、この日の観光は終了。
で、翌朝、1月6日。ついにこの日はサンノゼ国際空港から成田に向かう便に搭乗します。ホテルから空港までは無料のシャトルバスで送ってもらえた。
帰国の便は10:10発、ZG29便。
早くチェックインをしたので待ち時間があり、暇だったのでお土産屋さんなんかを見てブラブラしていたところ、お土産屋さんでスタッフのおば様に声をかけられた。日本語で。日本人のスタッフでこちらアメリカ在住との事。
2024年はまだ始まったばかりだが、年始から日本では能登半島沖で大地震があり、羽田空港では大事故が発生して危うく乗客の命が危機にさらされ、日本は今大変ですね、といった話をした。
話の流れで、こちらの商品は今半額セールですよ、とおススメされたので、話のついでに購入してみた。チョコレートだった。
ここの旅行記では全く触れなかったけど、確かに、2024年の日本は年始から大変なことになっているらしかった。朝、スマホでニュースをチェックしていて、能登半島沖で大地震があったことを知る。大変なことになったな、などと思いつつ1日を過ごして、翌朝、今度は羽田空港で炎を上げる航空機の映像がスマホの画面に流れる。いったい何があったんだ?と不安に感じる。
ニュースをチェックしていくと、どうやら新千歳を出発して羽田に到着する便が海上保安庁の航空機と接触したらしいということが分かってくる。犠牲者が出ないことを祈りつつ気にしていると、海上保安庁のスタッフに犠牲者が出てしまったものの、危機一髪で旅客機の乗客は全員助かったという事を知る。少しだけホッとするが、複雑な思いもある。
新千歳から羽田の便は自分ももちろん利用したことがあるし、うちの職場のスタッフもよく利用する便。ものすごく身近な便なのでとても他人事とは思えなかった。
東日本大震災の時にも感じたことだけど、日常とは、かくも簡単に失われてしまうものなのか、という感覚を思い出した。
ZIPAIRの良い所は機内Wi-Fiに接続して、自分のスマホで映画などのコンテンツが見られるところ。
帰りの便では映画を3本観た。観た映画は、
・マトリックス レザレクションズ
・sing ネクストステージ
・ミニオンズ フィーバー
の3本。1本映画を観て、1時間ほど休憩をして、といったことを繰り返していたら時間は流れていった。昨年中古で3万円ほどで購入したAir Pods Pro 2nd gen. が活躍した。
成田空港に到着したのは1月7日午後2時半ごろ。
振り返ってみると、今回の旅行では最初、体調を崩してしまったものの、そのあとは特に大きな問題もなく、楽しむことができた。初めてのサンフランシスコは出発前は治安が心配だったが、行ってみると心配していたほどではなく、安心できた。
サンノゼは自分は初めてだと思っていたが、よくよく思い出してみると、学生時代に初めてアメリカに旅行に行った際に、帰りの便がサンノゼ経由だった気がしてきた。当時はサンノゼがどこにあるのかという事すらも知らなかったけど、あれは確かにサンノゼだったと思う。今ではサンノゼを含むシリコンバレー一帯はテック企業の聖地となった。
アメリカは広く、まだまだ行ったことのない場所がたくさんあるので、今後も機会を見つけてはアメリカの色々な都市に行ってみたい、と思うのでした。
というわけで、このサンフランシスコ旅行記はこれでおしまいです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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