デジカメってこんなに便利なの? BKT撮影
本格的デジタルカメラは初めてなので、その便利さには驚くばかり。適正露出の前後は、手動で絞りを変えるなりシャッタースピードを変えるなりして撮ってた訳だが、デジカメはそれを自動的にやってくれるというのだ。まさに平成の新世界にやって来た古代人の気分だ!(令和に追いつくのはいつ?)
便利機能 ブラケティング(BKT)撮影とは
ブラケティング撮影は、シャッターを一回押す動作で、決められたひとまとまりの仕事を自動的にしてくれる機能。もっとも頻繁に使うのが、適正露出の前後を自動的に連写してくれるAEブラケティングだろう。
元々、一番使っていたフィルムがコダクロームだったので、習慣的に絞りを半分開けたのと閉めたのを撮っていた。たぶん、コダクロームって、露出が一番シビアなフィルムだったと思う。露出がちゃんとしてないと、色が美しく出ないんだよね。ネガフィルムのようにもう少し融通の利くフィルム、あるいはデジタルの写真でも、Photoshopのようなソフトでレタッチできる範囲は無限じゃない。だいたい、修正するの面倒くさい。撮って出しの方が楽だし、仕上がりも自然で綺麗だもんね。
その重要な露出のカバーをカメラが自動的にやってくれることに気づいて、デジカメってすごい、超便利!と感動した。
AEブラケティングの実例
と言う訳で、今ではAEブラケティングを常用していて、写真を選ぶ時に重宝しているのだけれど、画面にこうして並べてみると1/3だと微妙な差かもしれない。露出のステップは調節できるので、もう少し間隔を広げても良いかも。変えられることとどの操作で変えられるかを知っていれば、ケースバイケースでいざって時に対応できる。ただ、液晶モニタをぱっと見ただけでは、どこを操作すれば良いかわからなかったので、取説をじっくり読んだ。
AE以外のブラケティング撮影もあるの?!
取扱説明書を見て知ったのだけれども、AEブラケティングの他にも、ISOブラケティング、フィルムシミュレーションブラケティング、ホワイトバランスブラケティング、ダイナミックレンジブラケティング、フォーカスブラケティングなんてのもあるんだ。フィルムシミュレーションやピント位置を変えて同じ被写体を撮るなんて、普段は手動でやってる。こんなのもカメラがやってくれるとは。
ブラケティング撮影の落とし穴?
しかし、ブラケティング撮影というものに慣れていないせいだろうが、スローシャッターを切る時、最初の1コマの「カッシャーン」という音を聞いて撮れた、終わったと安心して、動いてしまうことが良くある。あと2コマ残ってるんだよぉー!
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