「古事記」第11章「山幸彦と海幸彦」11-9
3年間のブランクの後、「海兄」との再会はどうなるのか?「山幸彦」の新たな試練が待っているのです。
国宝級笑顔の書道画家Princess香龍です❤️
楽しい楽しい「竜宮城」での3年間をそごしたのちに陸に上がった「山幸彦」です。
あっという間に過ごしている時間って歳を取らないので、若々しい「山幸彦」。浦島太郎現象恐るべし!!
そして、兄の「海幸彦」はというと、お気に入りの針が無いために思うように釣りもできなかったようで、以前よりも顔つきが暗くなっていたのです。
とはいえ、久しぶりに会えた喜びでいっぱいの「山幸彦」です。
驚いた顔の「海幸彦」は「3年間もどこ行ってたんだよ!俺が怖くて逃げたのかと思ったよ!」と嫌味を言うのです。
そうくるのね!!だったら、やっぱりこの言葉を言うしか無いよね。
と思って、山幸彦はくるりと後ろを向いて、「この針は、ふさぎ針、せっかち針、貧乏針、愚か針」と呪文を唱え、後ろ手で海幸彦に針を渡したのです。
怪しい呪文を受けて訝しげに思ったけれど、確かに自分の針だったので、海幸彦は受け取ったのです。
山幸彦は振り返りざまにウィンクなどをして、微笑み返したのです。
やりそうなキャラだけど、お調子者この上ない。。。やっぱり山幸彦の残念なイケメンさは健在です。(アメリカナイズ?と言っておきましょう??)
しかしその後、海幸彦は不運続きになるのです。
海幸彦が緑の青々とした土地に田んぼを作ると、その土地はみるみる干上がってしまう。
ところが、兄と離れたゴツゴツと岩だらけの土地に田んぼを作った山幸彦の方が豊作になる。
翌年、海幸彦が岩だらけの土地に田んぼを作り、山幸彦には干上がった土地に他を作れと追いやられると、海幸彦の岩だらけの土地が干上がり、山幸彦の方が豊作になったのです。
なぜ、こんなことになったのかと言うと、ムコ贔屓の海の神『わだつみ」が水を操って海幸彦の土地に水を送らなかったのです。
こんなことを3年も続ければ、いい加減海幸彦も「あの呪文」のせいに違いないと思うのです。
ジリ貧の海幸彦の反撃になるのか???バトルの様子は。。。次回をお楽しみに!!
日本の神様の物語は最高の「ドラマティックJapan」。。。
だんだん良くなる!未来は明るい!!
皆様に湯水の如く良き事が起きます!!
香龍アートサイトcreema
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「アートアクセサリー」サイトminne
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参考文献/「眠れないほど面白い日本書紀」板野博行、三笠書房、王様文庫
参考文献/「ラノベ古事記」小野寺優、KADOKAWA
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