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「古事記」第10章「山幸彦と海幸彦」11-4

狩が得意な「山幸彦」が釣りに憧れて、釣りが上手な「海幸彦」から大事にしている道具を貸してもらえるようになりました。までは良かったのだけれど、大事な大事な「釣り針」を無くしてしまい、「海幸彦」は激怒します。

国宝級笑顔の書道画家Princess香龍です❤️

そんなに怒らなくてもいいじゃん!!

これにはプリ香も同意です。頑な過ぎるとよくないことが起きるものです。。。

針を無くしてしまったことを悔やんで「海幸彦」が海を眺めながらため息をついていました。

確かに針を無くしたのは自分の責任だけれど、ここまで頑固な海兄に怒りさえ覚える山幸彦です。

しょんぼりしていると、どこからか声をかけられます。

「シオツチ」という潮汐(ちょうせき)の神様が親切に事情を聞いてくれたのです。

誰かに聞いてもらえると、ちょっと落ち着くものです。さらに、その神様は助言をくれました。

それは、竹籠で編んだ潜水艦です。これに乗ってシオツチが潮に乗せて「オオワダツミ」の神殿に送ってくれるというのです。

「オオワダツミ」は神々の祖のイザナギとイザナミが産んだ海の神様です。そこにいけば何かいい案がもらえるとのことです。

ただし、いきなり言っても怪しまれるので神殿の外にある桂(カツラ)の木に登って泉が見えるところで様子を伺うのがいいと思うと言います。

そこで、ワダツミ様の娘に話を通してもらうのが良いとの助言をいただきます。

やっぱり、イケメンは役得?顔が良いだけで助け舟が出てくるのは、オオクニヌシの十八番だったけど、山幸彦も相当なイケメンだったらしいから、イケメンは正義なのか?(プリ香的考察は後の章でじっくりお伝えしますね!!)

さて、浦島太郎的な話の宮殿に向かう海幸彦です。海の中は沢山の魚がいっぱいいてまるで水族館!!こんなにいっぱいいるのに釣れないのはおかしい。。。

などと考えているうちに、徐々に辺りが暗くなり魚も減ってきて長い間揺られるだけになって、山幸彦はいつの間にか眠ってしまったらしい。

目を覚ますと、目の前がパアッと明るくなり、見たこともない綺麗な魚がひらひらと優雅に泳いでいるのです。

ここはどこ?私は誰?・・・その魚が向かっている先に目をやると、幾つもの白い家が鱗のように何層にも重なり、丘のようになっていて美しい海底都市が広がっていたのです。

街の中心にひときわ大きな宮殿がワタツミの宮殿でしょう。竜宮城ってやつですよ!!

しかも、シオツチに教わった桂の木があって、どうやら海底なのに呼吸もできるらしい。

恐る恐る籠から外に出てみると、普通に歩くことができるし、地上と変わらない。それなのに宙を浮くように魚が泳ぎ回っているのが不思議でしょうがなかったのです。

しかも、鳥も空を泳いでる!!

泉が見える場所で、何が起きるのか?次回をお楽しみに!!

日本の神様の物語は最高の「ドラマティックJapan」。。。

だんだん良くなる!未来は明るい!!

皆様に湯水の如く良き事が起きます!!


香龍アートサイトcreema
https://www.creema.jp/c/princess-kory

「アートアクセサリー」サイトminne
https://minne.com/@koryu4976

参考文献/「眠れないほど面白い日本書紀」板野博行、三笠書房、王様文庫
参考文献/「ラノベ古事記」小野寺優、KADOKAWA

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