逆張り擁護マン

※注意  プロフィール名は皮肉を込めた名前です。筆者は「本気」です。 世の中の多数派意見は、その意見が正当であるというより、「ポピュリズム」「感情論」「理想論」であることが多いです。世の中のいわゆる「常識」を論理的に問い詰めていけば、違った世界が見えてきます。

逆張り擁護マン

※注意  プロフィール名は皮肉を込めた名前です。筆者は「本気」です。 世の中の多数派意見は、その意見が正当であるというより、「ポピュリズム」「感情論」「理想論」であることが多いです。世の中のいわゆる「常識」を論理的に問い詰めていけば、違った世界が見えてきます。

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多数派意見の危険性について

議論の出発点になる多数派意見多数派の意見というのは、「多数派である」ということ自体がその正当性を示し、それがさらに進むと「常識」として社会の中で定着します。一度「常識」として定着された話は、その論拠や証拠などについては問われることがありません。またその「常識」が議論の出発点となり、それに基づいて話が進んでいきます。 しかし、多数派が必ずしも正しいとは限らないというのは歴史を見ても明らかです。最も有名な話が天動説ですね。どのようにして多数派の意見が出来上がるのかは後に記述する

    • なぜ中国は尖閣を侵攻しないのか、その理由と可能性に迫る

      この記事では、日中関係を中心に、中国が尖閣を侵略しない理由を考察します。現状では、尖閣問題は日中関係の大きな課題となっていますが、今後、中国が尖閣に手を出す可能性はあるのでしょうか。 尖閣問題の背景を説明した上で、中国が尖閣に侵攻しない理由、米軍駐留の影響、日本が取るべき行動などについて筆者独自の見解を述べます。政治理論に基づく考察も交えた本記事を通じて、問題解決には互いに協力することが重要であることを示します。 尖閣問題の背景と現状についての説明東シナ海に浮かぶ「尖閣諸

      • ウクライナへの肩入れを控えるべき理由とその裏側

        世界的に注目されているウクライナ情勢に心を痛め、西側諸国を中心に多くの人々がウクライナを応援する姿勢を見せています。 しかし、肩入れする理由には何らかの根拠が必要であり、実際のところ肩入れは当事者の利益だけでなく、自国の利益さえも損ないかねないことを忘れてはなりません。 今回は、ウクライナ情勢がいかに複雑で、中立を保つことがいかに重要であるかを、事実をもとに解説していきたいと思います。 そして、この問題が解決するかどうかにかかわらず、中立的な立場を貫くことが、長期的な信

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        • 文化の多様性を尊重する中国の現代教育政策

          今回は、中国の文化的多様性を尊重した教育政策について取り上げます。中国には多くの少数民族が存在し、それぞれの文化を守ることが期待されています。少数民族専用の学校の存在や、少数民族の言語を使用したメディアなどの取り組みが行われています。中国共産党も少数民族の言語を学ぶことが奨励されています。こうした政策は、日本のメディアで報道されている文化的ジェノサイドとは正反対であり、文化の多様性を尊重していることが分かります。 中国の多民族社会における文化的多様性の確保中国は多民族国家で

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          新疆ウイグル自治区の観光:日本メディアの偏向報道と現地旅行者の実際の感想

          新疆ウイグル自治区の実態は、長い間、日中間の争点となってきました。長年にわたり、日本のメディアはこの地域を否定的に描き、中国のメディアはより肯定的な見解を示しています。 この地域とそこに住む人々に関する正確な情報を求める人々にとって、事実とフィクションを区別するのは難しいことです。 実際に現地に赴いた私は、日本のメディアと現地の現実との間にある見解の相違を肌で感じることができました。 今後、この美しい地域を訪れる人たちが、誤った情報に振り回されることのないように、私が感じ

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          【事実】ロシア人は今でもクレジットカードを使っている。日本政府の全く無意味な経済制裁

          「大手クレジットカード会社が業務を停止!」 「ロシアでは現在クレジットカードが使えない!!」 おそらく多くの方がこのような認識ではないでしょうか。しかし、この情報は正確ではありません。 「ロシアにいる日本人やアメリカ人だけクレジットカードが使えない」 これが正しい事実です。ロシア人は現在でも普通にVISAやMASTER、JCBを毎日利用しております。 「何か抜け道があるのか?ロシアの銀行は不正をしているのか?」 こう思われたかもしれませんが、ロシア側は何もしておりま

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          ネトウヨはなぜ日本語が通じないのか

          Twitterでネトウヨと口論になるとき、「なぜこの人たちは日本語が通じないのだろうか」と思いませんか。返信一つ一つが的外れな反論や論点のすり替え。さらには相手がそこそこ知的な方であってもこの有様です。 一般教養レベルですが、哲学をガチで勉強してきた筆者が、「なぜネトウヨは日本語が通じないのか」そのからくりについて解説していきます。 そもそも話の前提が違いすぎる哲学を学ぶ際にまず基礎として教わるのが、「世界観」というものです。「世界観」とは思考の前提になるものであり、ここ

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          七か月連続執筆達成

          ちょっと仕事が忙しいので、とりあえずこの書き込みだけ書いておきます。

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          改憲論者のお花畑脳

          「お花畑脳」は護憲論者・平和外交推進派によく付けられる不名誉な称号です。しかし、この記事でも述べた通り、「平和外交」とは「みんな仲良し手をつなごう」のようなキラキラした感情論でも理想論でもなく、論理的かつ戦略的な外交手段なのです。 むしろ昨今の護憲論者・平和外交推進派からは改憲論者の方がお花畑だという主張も出てきております。軍備増強・抑止力を唱えている好戦派の彼らがどの点がお花畑なのか、この記事はそのことについてお話をしていきます。 そもそも中国を抑止できると思っている点

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          改憲論者のお花畑脳

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          抑止論がなぜ失敗するのか

          抑止論とは、昨今の国防論において最も主流な考え方であり、簡単に言うと「攻めてきたら痛い目に会うぞ」と相手に思わせることによって、侵略を防ぐというものです。確かに一見論理的に聞こえる考え方ですが、この抑止論が戦争を防ぐどころか、かえって抑止論こそが戦争の原因になっていることは、歴史を見ると明らかです。この記事では抑止論がなぜうまくいかないのかを説明していきます。 戦争に最も使われる言い訳が「国防」 まず話の大前提を確認する必要があります。グローバル化が進んだ近代では、領土獲

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          憲法9条が日本を守った理由を論理的に解説

          護憲論者は「9条信者」「お花畑脳」と揶揄されがちですが、これは何故かというと、9条がどのように日本を守ったのかを具体的に説明している人が少なかったからです。護憲論者から言わせれば、9条が日本を救った理由に関しては議論するまでもない至極当然な話です。そのため、抑止論という破綻理論の方にツッコミが多くなるは仕方がないとも言えます。 この記事では憲法9条がどのように日本を守ったのかを論理的に説明していきます。また、日米安保など「抑止論」がなぜ破綻しているのかの記事はこちら(執筆予

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          反露ロシア人にゼレンスキーの「核攻撃」の話をした結果

          ゼレンスキーがNATOに核攻撃を要請をほのめかす話がありました。当然ロシアでもそのことは報道されており、各々が独自の見解を話していました。西側メディア一辺倒でロシアの情報はプロパガンダだと切り捨てる日本人よりも、ある面ではロシア人の方が情報リテラシーが優れていると言えます。 筆者はロシアのSNSで以下のような投稿をしました。 これに対して2人の物理学者(筆者が通う大学の先生)がコメントしておりました。1人は西側寄りの思想であり、ロシア政府をSNS上で度々批判している人です

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          ロシア軍人の知人との会話を公開

          これはロシアの徴兵制によって一定期間兵役義務を負った筆者の知人とのチャットの一部です。グーグル翻訳つきで送ってくれたメッセージは、友人が特に強調したかった部分だと考えられます。 ロシアの兵役制度についてロシアの徴兵制(ロシア語ではвсеобщая воинская обязанность「一般兵役義務」)では、一部例外を除く18-27歳の男性に12か月の兵役義務を課します。兵役義務期間は2007-2008年の2年間で短縮されています。 兵役を回避した者はロシアの法律で重罪と

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          ネットで晒された言論人たちを必死に擁護する1~長尾たかし「国旗損壊罪」について~

          昨今youtubeで話題となっているアベマTV。世間一般とは違う見解を持つ人をゲストとして呼び、幅広い視点で情勢を見るというコンセプトで出来た番組である。しかし、現状ひろゆきに論破され、マジョリティの晒し者にされるケースが多い。実際のところ視聴者層も偏っており、コメントはゲストに対するアンチコメントばかりである。そこで筆者はそんな可哀そうなゲストを必死に擁護しようとこの記事を書いた。 プロローグ論理とは一定の価値観や前提条件の上でのみ成り立つものであり、「どう考えても間違え

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          日本の保守層の国防論がプーチンの考え方とほとんど同じ件について

          中国あるいは他の第三国からすれば、岸田さんやバイデンもプーチンと同類扱いされていることに気付いているのだろうか。西側民主主義が絶対正義だと崇拝し、上から目線でミンシュ先進国として世界をリードしている気になっている人たちからすれば、言っている意味がまるで分からないだろう。しかし、実際に岸田もバイデンもプーチンと同じなのである。 彼らはウクライナ戦争開戦当初からブーメランを投げていることに気付いておらず、中国をはじめとする第三国の一定層からは冷ややかな目で見られている。「ミンシ

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          頭の悪い人のコメントの特徴

          Yahooニュースやyoutubeなどのコメントは内容が無いものが多い。実際のところ、考えもなしにただ感情に任せて書いているだけの話なので、真に受けなければよいだけの話なのだが、ここで一つ問題がある。 それはコメントに書かれてあることが日本や世界の人々の総意のように錯覚することである。 実際に政治や経済関連で真面目なコメントを打つのはハードルが高い。反論が来るだけならまだよい方であり、「マジレス長文キモい」と言われ、逆に場をシラケさせるのが現状がある。 コメントをしている人た

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