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次男の絵本づくり

先日「S君(次男)絵本出せました!ほんと良かったです。」と、担任の先生からうれしい連絡がありました。

その絵本は、昨年の12月頃やっていた国語の授業で「おはなしを作ろう」というものです。
自分が考えたお話を書いて挿絵を入れて絵本のように仕上げるという内容でした。

クラスのみんなが2学期中に仕上げている中、次男は3月になってようやく完成し、先生に提出できました。

最初、絵本について担任の先生から話を聞いたのは、1月の下旬でした。
「お話を作る授業で、S君だいぶ時間がかかってるんです。なんで時間がかかっているのかと思ったら、長編大作だったんですよ!なんとか終わらせるよう、家にもちかえってもいいですか。」と話がありました。みんなは終わっていたようですが、うちの子だけ、まだ終わっていないと・・・。

自宅で進めるために持ち帰った次男のノートを見ると、ノート8ページにわたる長編大作!そして、主人公が古代にタイムスリップしたり、恐竜が出てきたりと、内容がおもしろい!
我が息子ながら、「天才!」なんて思っちゃいました。
次男に、「おもしろいね。よく書けてるよ。」と伝え、挿絵が完成するのを楽しみにしていると伝えました。

なかなか進まない中、担任の先生が根気強く声をかけてくれていました。
ただ、あまり頻回に言われると、途端にやる気を失う次男。それを担任の先生は分かっていて、声をかけるタイミングを見計らってくれていたようでした。

完成の報告をもらう1週間前、担任の先生から連絡がありました。
絵本、まだ完成していないんです。時々声はかけていて、今日も話をしました。本人はやるっていうんですけど、なかなか進まなくて。ここまで頑張ったけど、終わらなくてもしょうがないよって、本人には伝えました。お母さん、私の力が及ばずすみません。」
と、とても申し訳なさそうにこれまでの経緯を話してくれました。

その連絡の後、それとなく次男に話をしました。
次男は、絵本作りは少しづつだけど進んでいること、何とか終わらせたいと思っていることを話してくれました。
僕、がんばる!
私は、最後までやり遂げたいと思う気持ちを応援すると次男に伝え、自宅に持ち帰ってもいいことを提案しました。
次男は「そうだね。じゃあ持って帰ってくるよ。」と言っていましたが、持ち帰らず・・・・。

どうなっていることやら・・・と気にしていた時に、担任の先生から完成の報告がありました。
先生の話によると、学校の休み時間にコツコツと作業をしていたようです。それを何も言わず見守っていたと。
先生の対応が、本当にありがたかったです。

次男にも絵本の完成を聞き、一緒に喜びがんばったことをほめてあげました

時間はかかったけど、最後まであきらめずに、がんばった次男。
それを時に厳しく、見守りながら対応していただいた担任の先生には、
感謝しかありません。

完成した絵本を持ち帰ってくるのが、今から楽しみです。


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