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地域のコミュニティ

地域のコミュニティについて考える
ひとたび災害が起き、帰れる家がなくなるとそこで
培ってきた人間関係が途切れる
大きな地震の際には、「広域避難」と言って被災地以外に
被災者を安全な場所に移動することがある

環境変化に弱い高齢者

これに該当される方の一つは高齢者である
施設に住まわれていた方も、ご自宅に住まわれていた方も
そこに生活の場があることでお話しをしたり、食事をしたりと
長い時間をかけてのコミュニティがつくられている
それが災害によって、突然切れてしまうことは
高齢者にとって非常に負担になる

具体的にはどうなる?

具体的には、廃用性症候群になったり認知症が進んだりし
以前のその人が失われいく

ICU 症候群

病院においても術後ICU (集中治療室)に入ると
環境の変化によってICU症候群という精神的に混濁した状態が見られる
ことが知られている
だから、看護師はその患者に対し、
事前にICUを案内したり、手術後は一日でも早く
一般病棟に帰れるよう、術前から病棟の看護師たちと
連絡を取り合っている

今回の能都半島地震においてもDMATは広域避難に関しても
考えさせられたそうだ
命が助かったからこそ、その先の人生を大事にその人らしく
生きてほしい そのためにどうすることが一番いいのか
そしてこれから起こるであろう南海トラフや首都直下型地震の
課題であると

もし、南海トラフが起きたら、首都直下が起きたら
自分たちのコミュニティはどうなってしまうのか
事前に対策は打てないのか

自分たちもまた考える時期に来ている


<お知らせ>
3月18日(月)BCPの無料オンラインセミナーを実施する
とはいっても、BCPの作り方を説明するつもりはない
高齢者施設だけではなく、障害者施設、在宅など幅広い福祉関係の方に
聴いていただき一緒に考えていただきたい

今回の地域コミュニティについても少しお話していく

是非、読者の方も、読者の皆さんの周りにそのような方がいらしたらし共有してほしい

参加申し込みは、以下のURLから

https://peatix.com/event/3858097/view



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