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胸郭と股関節の関係性について②
おはようございます!ジョイントフィットネストレーナーの中尾量です。
前回の記事に引き続き、股関節と胸郭(胸郭)の関係性について紹介していきます。
股関節が動く際には、股関節だけでなく、骨盤や胸郭の動きも協調して動いていきます。
今回の記事が参考になれば幸いです。よろしくお願いします。
前回のおさらい
まず胸郭についてですが、胸郭とは肋骨と脊柱で囲まれいるエリアのことで、広がったり縮んだりすることで呼吸運動を行っています。
![](https://assets.st-note.com/img/1687845423319-z3IgqhnKrP.png)
その胸郭ですが股関節が動く際にも協調して動いています。
例えば右の股関節を屈曲する(曲げる)動作の時には骨盤が左に回旋し、胸郭は右に回旋してバランスをとるといった動きになります。
![](https://assets.st-note.com/img/1687845395665-bOsousnCgq.jpg?width=800)
股関節が伸展するときも胸郭が協調して動いている
では、股関節が伸展(後ろに伸びるとき)は胸郭はどのように動いているのでしょうか?
![](https://assets.st-note.com/img/1687845475270-W7nHW6QLch.png)
右足の股関節伸展を例に挙げてみます。
右足の股関節が伸展するときは骨盤がまず右に回旋して股関節が動きやすいようにスペースを作ります。
骨盤が右に回旋するので胸郭はバランスをとるように左に回旋します。
![](https://assets.st-note.com/img/1687845752210-WPWcjgoG1D.jpg?width=800)
このように、対角線上に骨盤と胸郭が逆の動きをすることで股関節伸展の動きが行われています。
腰痛や股関節の痛み→胸郭が原因かも
このことを考えると、もし胸郭が動かなれば過剰に骨盤や腰椎(脊柱の腰の部分)や股関節が過剰に動き、痛みが生じているとも考えられますね。
デスクワーク中心の仕事をしている方が増えたり、スマホを触る時間が増えて胸郭の可動域が低下している方が多くいます。
日々のストレッチやトレーニングで胸郭の可動性を減らさないよにしていきたいですね!
以上今回の記事が参考になれば幸いです!最後までお読みいただきありがとうございました。
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