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まめ
2022年11月29日 20:21
「君たち、ちょっとイイかな?」何か小綺麗な男の子が声をかけて来た。「ええ」あっさり冬眞は後ろをついて行く。ついて行くと、柄の悪そうな少年達に囲まれた。「好き放題やってくれて、どうも」 「良かった」冬眞がニッコリ笑って言えば、舐められていると思い牙を剥く。「ふざけんな、てめぇ」「いえいえ、ふざけていませんよ。彼方達こそ、殺しをやって、その金で遊べると思っていませんよね。それこそ、ふざ
2022年11月29日 20:10
「何か掴めたか?」廉がリビングへと、観月を抱いて下りて行く。それに、廉夏は反応した。「狡い」「廉夏ちゃん、ごめんね。さっき廉様からプロポーズされたから、私廉様のものになります」それに、廉は噎せる。日向はそれに、大笑いだ。「お前、ぜってぇ、責任取れよな」廉に言う。「責任ねぇ? じゃあ、こうしよう」廉が観月を下ろすと、自分もしゃがみ観月と目線を合わせて言う。「お前が11年経っても
2022年11月15日 07:06
踞(ウズクマ)っていた廉夏に声を掛ける。「この後、どうします?」「えっ~と、気分変えて、ゲーセン」「はいはい」冬眞は、頷く。「で、勝負よ。もちろん、アイスを賭けたね」「わざわざ、すいません。そんな気はなかったんですけどね。奢って下さるんですね」「違うも~ん。私が今日こそ勝つんだから」「そう思うのは自由です」冬眞は涼しい顔で言う。と言うのも、今のところ50勝負中50敗と、全敗なの