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神社に置かれた日本人形…(心霊実体験)

あ〜!ほんま上司嫌やぁ〜っと言う方も、なんか見てたら犬みたいやな…俺とこの上司って…って方も今週もお疲れさまでした。
    柴2猫3ときどき…幽霊です。


 さて、前回は階段からあがってくる足音という記事を書かせていただきました。

 階段から足音がする…っていうのは定番といえば定番なのですが、わたし的には静かにあがって来てほしい。そしてウトウトともう少しで寝そうな時に頭を覚醒させてほしくない。静かに…迷惑をかけない程度でお願いしたい。幽霊さん…近所迷惑です。

では、今回は息子と有名な神社に行った時の話しをしたいと思います。

    それでは…御覧ください

「今日は電車に乗って冒険しよう!」

と息子に言うと、やったー!っと大声を出しウキウキ気分の息子

私達は目的を決めずにただブラブラと探索するという休日をたまにしていて息子は小学6年なのにこの探検がやけに気に入っている

大好きな電車に乗り、海を見ながら降り立った所から少し行くと雛人形で有名な神社がある

潮風を感じ、たまに海の貝殻を拾いながら息子が行った事がない神社に着いた

「んっ?」私は首をひねった

私が初めて行ったのは息子と同じくらいだった

その時にはもう何かを感じ取れる事が出来ていた

その時の神社は神聖な感じがして一瞬で好きになった

雛人形や市松人形、着物を着た日本人形、たぬきの置物などあらゆる置物が神社のあちこちに物凄い量で置いている

圧倒的な数に怖いと思ってしまうのですが、私はそれが神聖な場所に感じていた

それから、30年程経って行ってみると全然違っていた

神社は神聖さはなく、暗い感じがし、そこかしこに置いている人形には色んな念が強く…一言で言えば宮司の力で抑えられていない感じなのだ

「ん〜?こんなだっけ?神社の力が圧倒的に弱いし…どっちかと言えば入りたくない感じやなぁ〜」

せっかく来たし、息子に見せてあげたい…っけど、入りたくないな…そう思いなが息子と参拝する事にした

いろいろ見て回っていると、息子が足をボリボリと掻き出した

「どしたん?蚊にでもかまれた?」

「いや…言うてなかったけど神社とかにお参りに来たら足が痒くなる」

「う〜ん…ここは神社の力が弱いから霊にでもあたってるんかな?」

「あと、家のキッチンも痒くなる時がある…」

「あ〜…キッチンは結構くるからな〜やっぱ霊にあたってるんかも…」

「そんなんあるん?」

「頭痛くなったり、吐き気がきたりするかわりに足が痒くなってるんかもよ」

「早く出よう〜」という息子の背後に違和感を感じふとそっちを見て

ハッと息を飲んだ

「おかあさん?…どうしたん?」

「今、風吹いてないよね?」

「うん…なんで?」

指を指した方向を息子がみる

ざっと数えても50体以上もいてる綺麗に着飾った日本人形が神社の周りに飾られている

その真ん中に飾っている人形に指を指す

「あの人形だけ…動いてる…」

カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタッ…

綺麗なオレンジ色の着物を着た日本人形が前後に揺れている

周りの人形は静かに立っているのに対しその人形だけがカタカタと前後に揺れているのだ

「ほんまや…」

カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタッ…

ねぇ〜早く帰ろうよっと息子が言うのを聞きながら人形の近くに寄る

「どうしたの?何が言いたいの?話せれるんだね…ごめん…聞くまでの力が私にはないんだ…何かを言いたいんだね…ごめんね力になってあげれない…」

そう言うとガヤガヤと若いカップルが凄い数〜っと言いながら近づいて来た

カップル達から人形の方へと目を戻すとあんなに動いていた人形はピタリと止まっていた

早く帰るよ!っと息子に袖を引っ張られ私は神社を離れた

あの人形から目が離せず引っ張られながら見ていたが、もう動く事はなかった

あの時、感じた事があったが息子には言えなかった

『焼かれたくない…私をここから連れ出して…お願い…連れて行って』

この感情だけが私の中に流れてきた…必死に懇願していたのに何もできない自分が歯がゆい…

息子は怖いとも何も言わず電車を待っている

「お人形さんになにもできなかった…」ポツリと呟く私に

「電車くるよ…帰ろう」っと息子は言った

     終

 この人めっちゃ暗い人間なんじゃ…と思ってしまいますね(笑)霊を寄せつけやすい体質みたいなので家の中は笑いが絶えないようにしています。
 笑いというのは物凄いエネルギーがあり霊などに取り憑かれないようにする為にも私の中でとても大事にしていることです。
動物にも癒やされながら日々を送っています。

https://note.com/lovely_elk32/n/n264139925d50

さて、今回は電車にも乗った話しでした。
なので次回は短い体験ですが電車で出会った幽霊さん達を書いてみようと思います。
いいねやフォローしていただき有難うございます。
この記事の体験が少しでもお役に立てれば幸いです。

今回の余談ですが、父方の祖先は僧侶だったそうです。
そして母方の祖先は代々神社の宮司だったそう。家紋は神社の家紋になると教えてもらいました。
だからか…なんとなく分かった気がしました。
旦那の都合で引っ越しを6回したにも関わらず徒歩5分もかからずに必ず引っ越し先には神社がありました。
神社で手を合わせると「よし!明日も頑張ろう!」っと何だか気持ちが軽くなったように感じていました。

   それでは…また次回
   柴2猫3ときどき…幽霊でした。




 







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