見出し画像

児童小説を書いてみたい

在宅ワークを始めようと、猛勉強の中

ふっと、昔々に思っていた夢がよみがえってきた。
ほとんど忘れていた夢だったが、noteで文章を書き、気持ちを表現したり、考えをまとめたりしているうちに、心に浮かび上がってきた。

絵本を作りたい。児童小説を書きたい。


小学生のころ、私は本があまり好きではなかった。
図書室から借りても、読まずに返す日々。

本が好きになったのは、高校生の時の担任の影響があったと思う。
先生は、生徒一人一人の誕生月に、その生徒に合うと思う本、読んでもらいたい本などを送ってくれた。

私がもらったのは「山口百恵の生涯を描いた本」だった(タイトルを忘れてしまいました・・・)

先生が、それを選んだ理由を「○○は、大人びていて、みんなの前を進んでいるように勘違いされて、損をするタイプだから、この本を読むと歩み方を考えられるかなと思って・・・」というものだった。

その頃もまだ、読書が好きというわけではなかったが、先生が紹介してくれた本は、読みやすく、すっと内容が理解できるもので、あっという間に読み終えた。

その後も、職員室に通い、先生からおすすめの本を借りるようになった。
先生がおすすめしてくれた本に「吉本ばなな」の本があった。

「吉本ばなな」の本は、実世界では体験できないような世界観や、自分とは違った価値観に触れることができ、どんどん本の世界に引き込まれていった。
少ないお小遣いで本を買うようになり、両親も驚いていた。

大学に入り、1冊の本に目が留まった。
京極夏彦の「姑獲鳥の夏」だった。
分厚くて「到底、読めそうにない本」と思ったが、表紙とタイトルから目が離せなくなり、気づいたら購入していた。

読み進めるうちに、時間を忘れ夢中になってしまった。

こんなに本って楽しいの?
どうしてもっと小さなうちから本を読んでこなかったんだろう?

それから、私は様々な本を読むようになり、子どもが生まれてからは、絵本、児童書も読み聞かせをするようになった。
また、働く児童福祉施設では、障がいを持つ児童に読み聞かせを行った。

絵本では挿絵に夢中になる児童の表情がよく見え、児童書では、抑揚をつけて読むと「次は?次は?」と期待したような表情になるのがわかった。


あ~、本っていいな。
挿絵だけでも世界を表現できる。
児童書では、子どもだからこそ想像できる世界を創造できる。

私の、息子も本が大好き。
テレビで、本の紹介があると一緒に「これ読みたいね」と購入して読んでいる。

そんな、息子や施設の子どもたちの様子からも、私は「本を作ってみたい」と思ったことがあった。

絵本や児童書で、子ども達に夢を与えたい。
夢を持つことの楽しさ、夢を持ち続けることの逞しさを教えてあげたい。

なかなか、文章表現など上手にできずに作品を作るところまではできていないが、そんな思いが日に日に強くなっている。


きちんと構想を練って、いつか一つの作品にできると信じて、今日もたくさん本を読みました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?