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【イタコ】 イタコの血筋から考えた、イタコとは?

ちっす!老害戦士ちゃんです!

私のおじいちゃんは青森のイタコ出身。
教育や古いしきたりなどが嫌で、北海道にきたようで、修行内容とかは、知りません^_^;

イタコって女性ってイメージなのですが、
男は何するんだろうか?


それでも数年に一度は恐山に行く用事がある様で、昔の自分は、

「ふーん。」
と、

全然興味がありませんでした。


最近になってちょっと気になったのですが、
何となく聞きにくい雰囲気で、何も聞けず。

しかし、

だいぶ前に廃業していた様です。


山を含めた土地や財産は、一気に底をついて、
今はもう、青森には帰っていないらしい。

「イタコなんて胡散臭い。」

自分もそう思います。

けど、

信じている人に何を言っても、水掛け論。

母方のおじいちゃんなのですが、母を含め、
おじいちゃん側の血筋は霊的なモノを信じる派の人が多い。

自分が何を言っても、

「アンタには何を言っても無駄だね。」
と、

逆に自分が異端児扱い。

「そもそもイタコってなんなの?!」

そう思って色々調べました。

自分の身体に亡くなった人が乗り移り、
先祖に語る。

そんな訳はない!
自分はそう思ってます。

色々調べて、降りている状態の叔母を幼少期に見て、自分が辿りついた答えは、

今で言う、

「心療内科」です!

イタコは薬を使わない心療内科と同じ役割をしていた。

自分は今、そういう答えで納得しています。


例えば、

目眩がしたり、吐き気がしたり、体調が悪くて病院に行って、

「どこにも異常はありません。原因不明ですが命に別状はありません。」

先生はそう言う。

しかし、

「誰も信じてくれないけど、本当に具合が悪い!!!」

そんな人も世の中たくさんいると思います。

「原因が分からない」

これが人間にとって凄いストレス!
それなら、


「胃がメチャクチャ荒れていて、食事を取れていない為に栄養不足によって、目眩が起きています。
今日は点滴を打って栄養を補給し、胃薬を飲んでまずは胃を治しましょう。」

こう言われた方が安心しませんか?


普通は、

「異常なし!」
この方が安心するはずです。しかし、

本当に具合が悪い人は、原因が分からない方が不安なのです。


「医学的に異常が無いのに、何故自分は体調が悪いのか?」

ここに陥ってしまうと、負のスパイラルの始まりです。

簡単に抜け出せないぞー!けど、抜け出す時は一瞬!


人間の思い込みの能力は、本当に凄まじいです。

「自分は病気」
そう思うと、本当に病気になる事が出来ます。

「自分は異常が無い!」
そう思ってると、本当に健康になります。


「健康だと思っているのに、身体に異常が発生する。」
これが本当に病院で治さなければいけない状況です。


「今の医学的には問題ないけど、自分は何かしらの病気かも知れない。」

ここが非常に難しい!


別に精神的に強いとか弱いとか、そういう問題では無く、

環境や置かれている状況、見えない圧力。

それらが身体に作用し、

今の科学では完全に立証出来ない異常が、
断続的、突発的に起こる。

その現象が原因不明で、余計に不安に陥る。

きっとこの現象は、全ての人に起こっています。

この現象がポジティブな時に起これば、

「寝不足かな?」
「何か変な物でも食べたかな?」
「スマホ見過ぎて疲れたかな?」
とか、

恐らく小さな異常が身体に起こっているのですが、知らないうちに治る。

しかし、

タイミング悪く、ネガティブな時にこの現象が起こり、

「自分は何か、重大な病気になったかも知れない。」

こう思った瞬間に、

「異常が起きていない場所を身体が勝手に治そうとする。」
結果、

壊れていなかった所が壊れる。

アレルギー反応みたいな状況。


心配してもしなくても、結果は変わりません。
むしろ、

「心配しない状況。」

これを作り出した方が、身体が治る確率は上がります。


ここで登場するのが、イタコです!

原因不明の部分を、
亡くなった人の未練や警告だと、相手に信じさせます。

そして、

その人を呼び出して、問題を解決します。


この治療方法は、

「イタコ」は完全に亡くなった人になり切る必要があり、

「相談者」は、言われた事、そして目の前で起こった事、これらを真実だと思い込まなければなりません。

2人の「思い込みの力」で、強引にネガティブな精神を吹っ飛ばす儀式の様な物だと、

自分は思っています。


「なり切る為の、思い込みの力。」

イタコはこの為に修行をしていたと思われます。

そして、母方の親族、そして自分は、
思い込みが激しいです。

もしかすると、先祖の修行の成果が、まだ残っているのかも知れません。

そして、

母も自分も目にトラブルを抱えています。


母は、テレビにくっ付くくらい近づかないと、見えないくらいに目が悪いです。

自分も目が悪いのですが、母ほどではありません。しかし、

子供の時に目に腫瘍の様な物が出来ており、
失明の不安と戦っていました。

何とか、失明は免れましたが、

目の悪い人がイタコになったと言うのは、
本当かも知れません。

自分自身、味わったので^_^;


心療内科が当たり前になった現代。

イタコが不要な時代になったのだと自分は思っております。


では、

まったねー!(^_−)−☆

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