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【モバイル通信】 楽天モバイルに感じる事、前編。
おはよー!
と、言いたい所なのですが現在3月5日、午前7時23分。
記事を出せる頃には何時になる事やら(T ^ T)
記事が書くのが劇的に遅い、老害戦士です!
(≧∀≦)
【はじめに】
今回は陰謀論回です!^_^;
私は数年前まで通信業界で働いておりました。
知識も薄く経験も浅いですが格安SIM(MVNO)も扱った事があります。
1番長くお世話になった会社はSoftBankです。もしかすると皆様は、
docomo、au、SoftBank、この大手3社のイメージを比べた時にSoftBankが1番乱暴そうなイメージかも知れませんが、自分が知っている範囲では1番人情味があるのがSoftBankでした。
自分が働いている地域がそうだっただけかも知れませんし、他に比べると若い企業だからかも知れません。
自分が働いた時の勝手なイメージですが、docomoは社員、契約社員、派遣、などの格差がハッキリしていて、数字を上げようが上げれまいが、底辺の人は底辺です。
数字が上げれない底辺は、サクッと人を変えられるイメージです。
数字を上げれても、上に気に入られないとそれでもサクッと交代。
数字が上げれて当たり前。更に、気に入られる様な働き方をしなければいけません。
自分は底辺だったので、空気が薄く感じ呼吸すらしにくかった記憶があります。
auはほぼやった事はありません。料金形態が独特で、docomoとSoftBankに慣れてしまうと、auは複雑に感じます。
SoftBankは個人の数字さえ上げておけば、自分が仕事をしている時は文句は言われませんでした。
数字には本当に厳しいですがネチネチしている人が少なかったです。
「もっと契約取ってくれないと困るよー!」
「ちゃんと仕事してんの?」
などなど、文句も言われますが、裏でコソコソ言われて知らない間にクビを切られるよりは、真っ直ぐ言ってくれるSoftBankの方が自分はやりやすかったです。
しかし、通信業界は全体的に現場の人数が減って行きました。やらなきゃいけない業務の範囲も倍以上。
自分ですらギリギリというかキャパシティ超えをしているのに、新人さんは、
「何から覚えればいいの?」
状態だと思います。
通信は段階を踏むというのが難しく、スマホを機種変更するだけでも家のネット環境も把握しなければならず、
携帯から覚えていく!
家のネットから覚えていく!
という様に、切り離すのが非常に難しいです。
昔はそれぞれ担当がいて、2人でやっている時代がありました。
全く異なる知識が必要なので、片方を知っていても両方しっかり出来る様になるのは大変です。
今の新人さんはどうやって覚えているんだろう?
と、今働いている通信業界の若い人は凄いと思います。
【楽天モバイルを書こうと思ったキッカケ】
以下の記事を見たのがキッカケでした。
「予約番号を取らずに携帯の乗り換えが可能になる。」
携帯電話を他社に乗り換える際に、まずは自分の使っている携帯会社から予約番号を取得します。
その予約番号を乗り換えたい携帯会社に提示して手続きする事で、同じ電話番号のまま他社に乗り換えが可能になります。
この手順が不要になる様です。
「楽になるじゃん!」
と、お客様目線で見た場合はそう思いますが、もし自分が通信会社で働いていたとすると、
「この仕組みは何か、裏の意図を感じるな。」
と、陰謀論好きなワタクシは考えてしまいます。
この、
「予約番号不要で乗り換えが可能になる事の老害戦士的陰謀論」
今回はこの話をしたいと思います。
暇つぶし程度にお付き合い下さい。m(__)m
【今と昔の情報通信費用】
予約番号不要で他社乗り換えを可能にする仕組みは「楽天モバイル」へ行きやすくする為なのではないか?
これが自分の陰謀論です。
そう思った根拠を話して行きたいと思います。
まずは、現在と昔の通信費をザックリ考えていく所から始めたいと思います。
一戸建て
4人家族(父、母、高校生の子供2人)
上記の条件で、自分が子供の時と現在の情報通信費用を考えてみたいと思います。
~~~~~~~~~~~~~~~~
【約35年前】
固定電話 →約2000円
新聞、朝夕(道新)→4400円
NHK料金(衛星) →2170円
計、約8570円
~~~~~~~~~~~~~~~~~
【現在】
固定電話(インターネット込)→約7000円
スマホ(家族4人分) →約20000円
新聞、朝夕(道新) →4400円
NHK料金(衛星) →2170円
計、約33570円
~~~~~~~~~~~~~~~~~
とてもザックリな計算ですが、家のネットとスマホ代が丸々負担となっています。
家族全員が格安SIMで、最低利用料金で使ったとしても、4人で10,000円はかかると思います。
ザックリ計算でも35年前と比べ、20000円弱の負担額。
今の社会は自己負担で家のネットやスマホを持ってて当たり前という時代です。
通話だけでは無く、職場の勤怠報告や資料の出し入れ、日々の報告書などをネットから報告することも当たり前になりつつあります。
現在の日本社会は税金の負担が増えただけでは無く、通信費の負担も大きい事が想像出来ます。
「何かを削ろう!」
皆んながこう思うのは当たり前。
恐らく新聞を止める人が増えると思います。
なので、新聞社を生き残らせる為に軽減税率を新聞に適応したのでは無いか?
自分はそう思っています。
「情報を安価に提供する為」
その様に書いていますが、もう既に携帯電話を持っている人が大多数。
新聞を取っている人は特別な情報が欲しいか、携帯を持っていない年配の人が考えられる為、
本来は家のインターネットや携帯電話に軽減税率を適応してくれた方が、国民は安価に情報を手に入れる事が出来る時代になってます。
そして、更に情報通信費を節約する場合、テレビを諦めてNHK代を払うのを辞める事になると思います。
それでも昔に比べ、負担は2倍以上。
新聞各社は、より民衆の目を引く記事を書かないと売れなくなり、真実よりもインパクト!
それでも、昔と同じ様な経営を求めるのは難しいと思います。
そしてNHK料金!
払いたくないというより、一家の通信情報に対する家計の圧迫を減らしたい!
そうなると必然的に優先順位は低くなり、
NHK料金は2000円強。
テレビを設置してNHKを見るか?
テレビを置かずに、スマホ代に2000円プラスして最新機種を持つか?
この2択になった場合、スマホの最新機種を選ぶ人もいると思います。
この章で伝えたい事は、NHKはお金がまだあるとしても、
「新聞社は存続を賭けて、通信費を削って新聞を取って貰う!」
これをやらないと、絶滅寸前なのではないか?
これが自分の予測です。
そしてNHKは人ごとではなく将来の自分達を暗示しているかも知れないので、
「今の内に通信費の負担を下げ、下がった部分にNHK料金を潜り込ませたい。」
このNHKと新聞社の思惑の隙間を狙って新規参入をしたのが「楽天モバイル」なのではないかと自分は考えています。
【楽天モバイルの始まりと現在】
楽天モバイルの最初の勢いは凄かった様です。
自分はソフトバンクショップの中で働いている時だったので、他社の事は分かりませんでした。^_^;
この時の携帯キャリアは、待っているだけでは売れない時代です。
しかし、沢山の携帯電話会社が並ぶ中、楽天モバイルだけはお客様から手続きをしに来て、楽天スタッフだけ大忙し!
楽天モバイルだけが桁違いの契約数を叩き出し、話題性や注目度、そしてお客様のニーズ、全てにおいて他を圧倒する程の客数だった様です。
記憶が定かではありませんが、この時の楽天モバイルはドコモ回線を借りた回線しか無かったと記憶しています。
恐らくこの契約した人の中には「MVNO」という格安SIMの仕組みを知らない人が沢山いたと思います。
ドコモ回線の借り方にも種類がある様ですが、一般的な借り方は一部を借りる方法です。
高速道路の料金所をイメージして頂ければ分かりやすいかも知れません。
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ドコモユーザーは当たり前ですが、全てのレーンを使えます。
ドコモは12車線持っているイメージです。
その内の1車線を楽天モバイルは借ります。そして、ドコモユーザーに混ざって1レーンだけに並ぶ事が出来るイメージです。
当たり前ですが、ドコモユーザーですら通信が遅くなる時間帯は、楽天モバイルユーザーは更に遅くなります。
ドコモユーザーは12レーンのどこを並んでもオッケーです。空いている所をスイスイ行きます。しかし、楽天モバイルはその中の1車線のみに全員が並びます。
当たり前ですが、爆発的なユーザー増加で通信がパンクします。
この仕組みを知った上で興味本位で楽天モバイルを契約している人もいますが、理解せずに、
「同じ様に使えると思って、安いから楽天モバイルにした。」
こんな人にとっては、不便を感じる人も多々います。
そして結局、格安SIMから大手3社に戻ってくる人も少なくありませんでした。
そういう方がソフトバンクショップに来る人もいたので、そういう方にソフトバンクに戻って貰い細々と仕事をしておりました。^_^;
そして今楽天モバイルは、自社の電波塔を建て始めた様です。
上記のエリアで、ピンク色のエリアが楽天モバイルが独自で回線を持ち、しっかり楽天の用意した12車線を使えるイメージです。
パートナーエリアは、ドコモかauを選択し、車線を借りているイメージ。
楽天モバイルは、借りる側ではなく、貸す側であるドコモ、au、ソフトバンクに次ぐ第4社目のMNOとしてスタートをしております。
自分は第3社目のMNOとして突っ込んだソフトバンクの底辺スタッフでした。
「ソフトバンクなんて電波悪いしょ。」
「孫正義、嫌いなんだよね。」
「この、詐欺師ーー!」
と言われながら働いて来ました。
正直、新規参入側は赤字覚悟の大投資から始まり、あの手この手で付加サービスや高いプランを選択して貰う様にお客様に土下座するか訴えられるくらいの覚悟で売らないと、
恐らく破産します。
楽天モバイルであれば、携帯事業は絶対に赤字がとんでもない額が続くので、楽天サービスの中で利益を上げないと、ジリ貧になっていくと思われます。
明らかに分の悪い戦い。
しかし、他の3社に比べて料金が安く設定されています。
自分の予想では、通信費を下げたいと願っているのは国民ではなく、新聞社とNHK。
安くなった所に、入り込む予定でいるのではないか?と思っています。
【後半へ続く】
次回予告【不利な戦いが予想される楽天】
思ったよりも文章が長くなり、しかも気付いたらソファーで寝ておりました。(T_T)
楽天モバイルは、国の後押しもあり、こんな強気に攻められるのではないか?
下手したら公金が流れてもおかしくない状況だと自分は思っています。
もう少しだけ、
ソフトバンクでどれだけ苦労したか?そして、
楽天モバイルも同じ事が待っているのに大赤字で電波塔を建てるなんておかしくないですか?
という、陰謀論を続けたいと思ってます。
次回はソフトバンクでの苦労話がメインになると思うのですが、今後の楽天モバイルの苦悩になると思われる話です。
良かったら次回もお読み下さい。m(__)m
そいじゃ、まったねー!(≧∇≦)
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