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【雑談】老害 VS 老害

アメブロからnoteに引っ越して、まだ2日程。

素人の自分は、「来季日ハムが開幕するまでに少しでもnoteに慣れたい!」

そう思い、

1つでも記事を上げようと、取り敢えず思い付いた事をnoteに記しています。


実は先日、11月22日の夕方くらいに、
ちょっとしたトラブルがありました。

皆様からしたら、本当に些細で、
子供じみた話。
しかし、

自分にとっては滅多にない、大トラブルでした。


夕方外に出ると、

おじいちゃんの叫び声が聞こえました。
何やら、怒鳴っている。


ちゃんと見てみると、
10mくらい先の路地の真ん中で、

おじいちゃんが中学生3人相手に怒っている様子。


ちょっと様子を伺う事にして、

自分の住んでいるアパートの共有スペースから、4人を見届ける事にしました。


「話の内容を盗み聞きして、問題が無さそうなら、すぐに出掛けよう。」

出かける用事があったので、ちょっとだけ見守る事にしました。


何を叫んでいるのだろう。
まずは、おじいちゃんの言葉に聞き耳をたてました。


「それ、君の自転車だろう?何でここから出て来たんだ!君はここに住んでいるのか?!」
おじいちゃんが叫んでいます。

ふ〜む。

自転車の事で揉めているのかな?


自分から見て真っ正面が、4人が揉めてる狭い道路。
車が通れないくらい、ど真ん中で揉めてます。


T字路で、ちょうど行き止まりに自分のアパートがあるイメージ。

自分から見て、道路の右は小さな公園が角にあり、隣は大きな一軒家。

左手にはアパートやマンションが並びます。


「じゃあ、何でここから出て来たんだよ!おかしいだろ!それ君の自転車だろ?」


何やら、おじいちゃんがヒートアップして来ています。

おじいちゃんは左側の、集合住宅が並ぶ方を指差してます。


この時の自分の予想では、

「中学生達が、通り抜け禁止の共用スペースを道のように通り抜けた。」
もしくは、

「中学生のウチ誰かが、住んでいない建物の共用スペースに、自転車を止めっぱなしにしていた。」

中学生は3人いたのですが、自転車は1台でした。


どちらにせよ、大した話じゃない。


子供達の声は全く聞こえません。
見た感じでは、おじいちゃんに説明している様に見える。

少年1人が説明し、後ろで2人が戸惑っている。


すかさず、おじいちゃんが、

「なら、何でここから出て来たんだ!住んでないんだろ?!」

おじいちゃんは、ぷんぷん!


恐らく、水掛け論。

おじいちゃんの声だけはハッキリ聞こえるので、完全に怒鳴ってます。

同じ様な内容の話が繰り返され、中学生が防戦一方。

自分にはそう見えていました。


普通は、見て見ぬフリが正解だと思います。
そもそも、現在の状況も、前後の経緯も分からない。

おじいちゃんが何者なのかも分からない。


しかし、ここで頭によぎったのが、

「ここで子供達の力になれなくて良いのか?」


自分は、今の子供達に、少し引け目を感じています。


今の地元、札幌の政治。
日ハムを北広島市に追い出すという暴挙。
札幌の子供達に対して、恥ずかしい事をしてしまった。

楽しいはずの小学校や中学校生活が、
自宅で過ごさなきゃいけないという、
流行り病い。

戦争はやらないと宣言している、そんな
日本に住んでいるにも関わらず、

北朝鮮からミサイルが飛び、
スマホから嫌な音が鳴る。

自分は今、43歳。
自分が嫌な思いをするのは当たり前。
選挙権を持ちながらも、この世の中を作ってきた1人。

しかし、しょうがない部分はあるとしても、
子供に対して負の遺産を残し続けてる。

子供は一方的に被害を被っている。

そんな気持ちが自分の中にとても、くすぶっています。


他人の痴話喧嘩に、他人が口を突っ込むのはきっと間違ってる。

ですが、

「穏便に話をまとめよう!」

首を突っ込む事にしました。


「どうしたの?お父さん?」
と、まずは、

自分が話を聞こうと思い、おじいちゃんに話しかけました。


すると、

「お前に関係ないだろ!他人は黙ってろ!」

と一蹴されました。


この一言で、自分の理性が崩壊!

「自分も含め、こういう爺さんが日本を駄目にして子供を苦しめてる。お前に怒る権利はない!」
と、

本来の話とは関係の無い怒りに包まれる自分。
これはもう、中学生から見ると自分も老害。


老害(推定80歳前後)VS  老害(自分、43歳)


この2人の口論と発展する事になりました。


先行は自分。突然怒鳴り出し、

「関係ねぇじゃねぇんだよ!お前の声がうるせぇんだわ!しかも、道路の真ん中で怒鳴りやがって。馬鹿かお前は!!!」

自分で言うのも何ですが、これは愚行です。

いくら老害同士でも、初っ端は敬語じゃないと、歳上と思われる人に対しての言葉使いではありません。


対するおじいちゃん。

「だから、アンタに関係ないだろ!」
そう言って、

子供達に対する説教を続けるスタンス。


「何を怒ってんだよアンタは。」
と、

自転車を持ち上げてまずは、自分家から見て右側の大きな家。

その車庫の前に、自分は場所を変えました。

この行為が、ミスっている事に後で気づく事になります。


「コイツらがな、俺のアパートに勝手に自転車を止めてたんだよ!」

そう、おじいちゃんが言いました。

「たかが、そんな事で怒るなや!相手、子供だろうが!」

と、言い返す自分。
多分、子供達は呆れモード。

「ここ全部、俺の土地と建物だぞ!文句言って何が悪い!しかもコイツら、住んでないんだぞ!」

そう主張するおじいちゃん。


自分の家から見て道路の左側一帯は、
どうやらおじいちゃんの所有する賃貸物件の様です。

「どのくらいの時間止めてたの?」

自分は中学生達に聞きました。

「10分も止めてないと思います。多分5分くらい。」

するともう1人の少年が、

「ここに友達が住んでいて、届け物があったんでその間止めてました。」

すると、おじいちゃんが、

「どこの誰に届け物したんだ!」

「〇〇号室の〇〇君の家です。」

そう答えました。


「大家の俺に許可を取らず止めたらダメだろ!」

そのおじいちゃんの言葉に自分は、カチン!と来てしまいました。

むしろ、
この会話を聞いて、ハラワタが煮え繰り返ってる状況。


ここまでをまとめると、

おじいちゃんの正体は、ここら辺の地主さん。
自分の所有する建物の共有スペースから、
少年3人が自転車を1台持って行った。

「ここから自転車を持っていくという事は、ここに住んでいる人だと認識。」

しかし、見慣れない自転車だった為、子供達に声を掛けた。


一方、子供達は、

3人組でしたが、自転車は1台。
恐らく、乗らずに1人が引いていたと思われます。

「共有スペースのどこに自転車を止めたか?」

それは分かりませんでしたが、止めた場所について怒っていない所を見ると、

自転車を止める場所、もしくは、
邪魔にならない様に端に止める。

その様に対応したと思われます。

「友達に物を届けた。」

嘘をついている様には見えず、おじいちゃんもそこには疑問を持っていない。


こんな感じです。

更に自分は、5分程静観していました。

恐らく、

子供達は事情を説明していたと思います。
なのに、

おじいちゃんは納得してくれない。

そこに自分が首を突っ込んだ状況。


自分は法律に詳しくないので、自分を含めた登場人物で、

「誰がどの様に悪いのか?」

正解が分かりません。


もし、たまたま読んでくれた方も、
誰の目線に立つかで、結論が変わる事もあり得ると思います。


自分としては、

「このおじいちゃんがワガママ!」
そうとしか思えない心境でした。


友達のアパートやマンションに遊びに行って、長時間自転車を止める。

こんな事でわざわざ、この建物の大家に自転車を止める許可なんて聞いた事がない!

しかも短い滞在時間。

「アンタは自転車で来た配達員を、所有する全ての建物で許可制にしてるの?」


そんな人がここら一帯の大地主。

そりゃー、日本も壊れるわ。
そんな気分。


しかも、子供達は事情を説明して謝っているのです!

それなのに、何かが納得出来ず怒鳴っていたと思われます。


自分は怒ってしまいました。

「お前みたいな老害がいるから子供達がツライ思いするんだろうが!俺もお前と同じ老害だ!お前は恥ずかしくないのか?たかが自転車を5分止めただけで怒鳴り散らして。お前みたいのが本当に終わってる!」


すると今度は、おじいちゃんが限界を迎えました。

すぐ隣の車庫に走っていきました。
そして、

車庫から持って来た鉄のスコップを抱えながら、

「何、生意気な事言ってんだクソガキ!」

武器を持って応戦して来ました。


もしかしたら、殺されるかも。

そう思いつつ、距離を取りました。

まさか、ここがおじいちゃんの家だったとは。
おじいちゃんの武器がある所に自分は皆んなを集めてしまいました。

すると、少年の1人が、
「ホントにすいませんでした!スコップしまって下さい!」
と、

おじいちゃんをナダメてくれました。


自分の中では葛藤。

「スコップで最悪、殺されるかも。」
という弱気な自分と、

「喧嘩に武器を使うなんて、ホントにクズだなこのジーサン。」
まずは先に1発、スコップを喰らうべき。
そして反撃するか?訴えるか?


当たりどころが悪かったら1発でやられる!という恐怖がどうしても取れない。


少年にナダメられながも、自分に近づいてくるおじいちゃん。

「来いや!このクソガキ!」

おじいちゃんが挑発してきます。

スコップの握り方的に、突いてくるかも知れない。それは喰らえない。

これ以上、下がったら負け。

どうする?
どうする?

その時、残りの中学生2人もおじいちゃんを止めるのに参戦。

文句を言いつつもおじいちゃんが、スコップをしまいに車庫に入りました。


このスコップは鉄製で、プラスチックの雪を持ち上げる為のスコップではありません。

先が尖っていて、凍った場所を砕けるように作られています。


刺されると、本当に死もありえる武器です。


車庫から戻ってきた、おじいちゃんと子供達は、何故か少し仲良くなってました。


そして、

「こんなスコップ持ってくる様な爺さんは放っておいて、帰ろうぜ!」
と、

子供達に呼びかけました。


「まだ言うかクソガキ!」
と、

また車庫に走り出すおじいちゃん。

少年1人が、
「もうやめて下さい!」
と、止めに行きました。


すると、もう2人の少年が、

「多分もう大丈夫だと思います。ありがとうございました。」

と言われ、拍子抜け。


「気を付けて帰るんだぞ!またな!」
と、

おじいちゃんが1人の少年と話をしながら出てきました。


何が起きたの?
意味が分からん。

とりあえずもう、関わって欲しくない空気を感じたので、

そのまま帰りました。


買い物をするのを忘れ、家に帰ってきてしまいました。

しかし、

出掛ける元気が抜けてしまいました。


何がどうなったのか、全く分からず放心状態。

窓から外を見ると誰の姿もなく、やはり収まった様子。


子供にとって良かったのか、悪かったのか、全然分かりませんが、

結局は老害と老害で中学生を挟んでしまったかも知れません。


そもそも、

中学生達に非はあったのだろうか?

老害に絡まれ、老害が更に現れて喧嘩を始める。

その間を取り持ち、場を治める。

今の中学生は、優秀かも知れません。

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