極楽島
獄楽島
昔捨てたもの、死に直面したものがそこに住む。
昔捨てた「少女向け漫画雑誌が好きだった自分」「クールでお洒落よりファンシーで可愛いものが好きだった自分」。成長するにつけ捨てた自分。
道端で見た無惨な動物。
ふと思い出すとき、読経をしてもらうように極楽島の住民たちが思い出されて少し幸せになって還っていく。
ディストピア(地獄)と見るかユートピア(極楽)と見るかは人次第
極楽鳥
極楽島に住む鳥。ユートピアと見れる人がこの鳥を呼べるのか。
島は島でしかない。ディストピアでもユートピアでもない。ディストピアと思うかユートピアと思うかはその人次第。
極楽鳥は強い風を起こし空気をあらため、洪水を起こして土を混ぜ栄養を送り雷を起こして火を起こし新しい栄養をつくる。
自然災害と地球の関係。
良いも悪いもなくただあるがままの地球の存在。
天国と地獄の中間、憂き世、地球。
地球もまた極楽島?
極楽鳥が鳴いたから自然災害は起きているのかもしれない。
人もまた動物の一つでしかなく、人間が動物に手を貸したり保護してると思っているのなら我々もまた保護されている側の立場なのかもしれない。 動物や虫が己の生活を毎日営んでいて、保護されてると思っていないように。
人もまた動物なのに人は人を支配したがる。