いっしー@消化器内科医

関西の中堅消化器内科医です。 読書と料理、音楽、飲酒大好きです。 ここには読書のことを…

いっしー@消化器内科医

関西の中堅消化器内科医です。 読書と料理、音楽、飲酒大好きです。 ここには読書のことを主に書こうと思います。

最近の記事

本屋大賞

なんとか大賞とかすごく気になるたちですぐ読みたくなるんですが、今回の本屋大賞『成瀬は天下を取りにいく』はaudibleにあったので早速聞いています。 まだ途中ですが、ぶっ飛んでるキャラの成瀬と落ち着いて成瀬と行動をともにする島崎の日常の物語。今M1の予選を戦おうとしてる。 ここからどうなるのか楽しみ。 なんとか大賞といえば、この前の芥川賞と直木賞のはまだきいても見てもないな。 九段理江の『東京都同情塔』 気になるが、まだaudibleに出ていない。市川沙央の『ハンチバック

    • 鮎川哲也賞決定!

      最近ノートサボってました。 でもこれだけは読書記録とか無視してここに書きたい。 鮎川哲也賞 という新人のミステリー小説を決めるものがあるんですが、 今回 なんと 消化器内科医 しかも胆膵メインでされている淡水卵先生が「山口美桜」として『禁忌の子』で受賞しました! いやー凄いことです。消化器内科医で作家といえば夏川草介先生を思い出しますが、内視鏡全般のイメージです。山口美桜先生は、その中でも胆膵領域のスペシャリストですので作品中にもその光景がありありと出てくる様子に期待します

      • 読書記録

        しばらくぶりです。 なかなか忙しくて書けなかったんですが、また書いていきます。 まとめて書くと時間かかるので読んだタイミングでちょこちょこ書くことにします。オーディブルは継続して聞いてますが村上春樹を聴き倒しています。 とりあえず読んだ本。 独ソ戦 絶滅戦争の惨禍 (岩波新書) 最近ロシアに興味があるのでまずこれを。 新書大賞にも選ばれてたこれ。新書の中でもかなり読みやすいと思う。如何に無謀にナチがソ連に仕掛けたかよくわかる。モスクワを取ったとしても結局ナチは負けたと思う

        • 読書日記滞ってますが、オーディブル聴きまくってるせいです。分けて書きます。

          読書記録12/1~12/7

          今週は忙しく一つだけ。 今まで食わず嫌いだったんだけど、ようやく読んだのがこの作家。 ノルウェイの森 (講談社文庫) 性的描写がかなり直接的で生々しくて、村上春樹ってこんな感じなの?って戸惑ってしまった。 最後の終わり方がよくわからんかった。そして冒頭にどう続くのかも。 多分緑とも上手くいかんかったんだろうなー

          読書記録11/24~11/30

          今回は少なめ。当直中に読もうと思ったけど荒れまくって読めなかったため。 店長がバカすぎて (ハルキ文庫) https://amzn.asia/d/9gu0ZVy 初めは主人公の卑屈さにウンザリしてたけどなんかだんだんいい話になってきて、最後は店長が可愛く思えた。 犬を盗む 変なタイトルのミステリー 犬を飼う身としてはとても興味深く読めた。 あとヘイトを煽る輩に天罰が落ちていいキミでした。 きこえる https://amzn.asia/d/8TZsnL5 道尾秀介

          読書記録 11/17~11/23

          今回は多め。 途中まで読んでたやつを終わらせたり、短編を一気に読み切ったり。 桐島、部活やめるってよ (集英社文庫) https://amzn.asia/d/bhSu9kX 古本屋で見つけたやつ。朝井リョウは初。思春期の微妙な心が見事に描かれている。ラフな言葉の使い方がリアル。 ドグラ・マグラ https://amzn.asia/d/4s5OkdR 日本三大奇書のひとつ。4年前にダウンロードして時々進めてたけどやっとオーディブルも駆使して読んだ(聞いた)。確かにややこ

          読書記録11/10~11/16

          読んでる途中のものが多いから今回も少なめ。 方舟 ミステリの醍醐味 大どんでん返しが味わえた。 前提条件変わるとここまで結末かわるのか、と思った。 話題の本 料理研究家のくせに「味の素」を使うのですか? (河出新書) 味の素自体僕もよく使う 料理研究家でもリュウジのように普段の料理する人には使えば良いし、和食を極めるみたいな崇高な料理研究家は使わなければ良いだけ。 すごく素直な文章でリュウジが話してるのを見聞きしてる感覚でした。

          読書記録11/3~11/9

          今週も忙しくて少ない。 漫画でも人気になったこれ。 色々真似したい料理がたくさん。 1話完結と思いきやこれ9まであるのね。 また読もう。 侠飯 (文春文庫) https://amzn.asia/d/d8RyVTO

          読書記録10/27~11/2

          今回は少しだけ。 この期間に読了したものだけ上げてます。 今読んでるものは読了したらあげます。 狼と香辛料IV (電撃文庫) 今回はロレンスの失態はほとんどなくむしろ大活躍の回でスカッとした。

          読書記録10/20~10/26

          モモ (岩波少年文庫) ミヒャエル・エンデ モモが時間を奪われた世界から取り戻す話 おとなになって再読するとまた違う。 斜線堂有紀 何となく犯人及び動悸やトリックが分かってしまった(´・_・`) 廃遊園地の殺人 https://amzn.asia/d/ihlbIzA 狼と香辛料Ⅲ ロレンスのホロを信じる心が足らんとイラッときた。 モーパッサン短編集 狂人日記はだいぶ狂ってる 親ごころは泣ける 同じ人が書いたと思えん短編集

          読書記録10/13~10/19

          今回はラノベばっかり 他も読んでるけどまだ途中のやつが多い。 異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する2 〜レベルアップは人生を変えた~ 醜男が異世界転生してチート的に強くなってっていうスカッと系 色々やっちゃいまくっててそろそろ浮いてきた感じ 准教授・高槻彰良の推察2 怪異は狭間に宿る (角川文庫) 嘘を見分けられる主人公と記憶力チートの高槻との問題解決ストーリー コックリさんと流行神のお話 昨日推し作家の新刊買ったので次は紹介出来るはず。

          読書記録 10/6~10/12

          准教授・高槻彰良の推察 民俗学かく語りき ラノベだけどこういう文学的なラノベ好き。 准教授・高槻彰良の推察 民俗学かく語りき (角川文庫) 黄色い家 川上未映子の小説。 金に執着しすぎる癖に心配性な主人公が鬱陶しくてたまらなかった。 黄色い家 (単行本) https://amzn.asia/d/dC0716R

          読書記録 9/29~10/5

          読んだ本 砂の女 安部公房 作 昆虫採集目的で砂丘に行ったが陰謀により砂の底の家に監禁され脱出しようと試みる男とそれを怖がり憐れむ女の話。 砂の女 (新潮文庫) https://amzn.asia/d/4hjCDoI 祈りのカルテ 知念実希人 作 スーパーローテート中の空気読めすぎる研修医と上級医、患者と家族のお話。 最後の話はとても感動した。 祈りのカルテ (角川文庫) https://amzn.asia/d/63Ymj5I 狼と香辛料 第2巻 支倉凍砂 作