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才能さがし

ある本との出会い

過去の自分を少しずつ振り返ろうと思った矢先、ある本に出会い2回目の投稿まであっという間に1ヶ月が過ぎ去っていました。その本とは八木仁平さんの『世界一やさしい「才能」の見つけ方』。
最初はkindle版で読みましたがこれは買わなければいけない!と思い読み終わってすぐ本屋へ。今の自分を構成している過去の経験を振り返りながら、今後に活かしていくための「才能さがし」はとても相性がいいと思ったからです。

こういう類の本はたくさんありますが、懇切丁寧なロードマップがついているので考えるのが苦手な私でも一通りのワークを終えることができました。

なんなら無料のカウンセリングなんかも受講するほど、本から受けた影響は大きかったです。(興味があれば自己理解プログラムに参加・・という前提でのカウンセリングで入会はしませんでしたがこの辺りはまた改めて書こうと思います)

・「ついやってしまうこと」と「好きなこと」を掛け合わせると自分だけの「強み」になる!
・天職は探すものでもどこからか舞い降りてくるものでもなく、自分の中にすでにある才能を知り、それが一番活きる場所で活かすこと

といった内容がグサグサと今の私にささりました。

本を読み終わって、たくさんハイライトをつけるところがあって学びもあったしいい本だったな〜と思うことはよくありますが、実際に、そしてすぐに行動に移そうと思える本は正直あまりないのでこの本との出会いは貴重なものでした。

「自分がついやってしまうこと」ってなんだろう

著書によれば、頑張って人よりできることではなく「ついやってしまうこと」がその人の一つの才能なんだそうです。
努力して頑張って人よりも秀でている能力が才能だと思っていた私は、「ああ、なるほどな〜」と目から鱗でした。

頑張って人よりできる能力の方が自覚しやすいですよね。そこに注力して頑張ろうと意識が向いているのだから。
ついやってしまうことを考えることの方が難しいです。
ですが今、言語化を課題として掲げている私は時間をかけて捻り出しました。

・複数名でいる時、周りを見渡して話したいのに話せていなそうな人に目がいき、つい話しかけてしまう
・行動を移すことに迷っている人がいたら、つい背中を押す発言をしてしまう
・好きなもの、体験してよかったことを人に話す時、つい熱意がこもってしまう
・ストレスが爆発してしまわないように常日頃ご機嫌ポイントを作る

このあたりが「意識せずともついやってしまっている」ことなのかもしれないと気づきました。

才能をさがす理由

「ついやってしまうこと(才能)」と「好きなこと」を掛け算すると自分だけの強みになる!と知り、これからの仕事人生を考える上で自分の才能にまずは目を向け自覚するのが何よりも大事なのでは?と思い至りました。

好きなことを仕事にしたら幸せになれるかもしれませんが、私が目指す”成功”に近づけるかは分かりません。むしろ「本当にこれでいいのかな?他にも自分に合う仕事ってあるんじゃないのかな?」と確証を持てないままでいる確率のほうが高いように思います。

才能を自覚して突き進む方がよっぽど自信が持て、最短ルートで進めそうです。(山のてっぺんを目指すならどんな道でも、たとえ遠回りでも最終的に辿り着けばいいとは思っていますが、可能な限り早く辿り着きたい・・というのが本音)

前職(とその前の仕事も)は好きなことを仕事にしたいという思いで会社を選び、無事入社。昨年夏に退職しましたが9年勤務しました。
好きなことを仕事にできたからこそ続きましたが、才能をいかせていたのか?はハテナです。
ですが営業職だったので、「いいと思う商品を熱意を持って伝える」「購入を迷うお客さまにより沿って背中をおす」といったことは今思えばできていたので楽しく続けられたのかもしれません。

好きなことと掛け算すると?

かれこれ10年ほど前から好きなものが2つあります。
1つはピラティス。始めた動機は初の一人暮らしで通勤時間が5分になり自分に費やせる時間が大幅に増えたこと。また、高校卒業以来まともに運動をしてこなかったのでそろそろ体を動かして健康でしなやかな体を作りたいなと思ったこと。

体験レッスンに行き、これだー!と思った私は即入会。ハマったら極端に前のめりになってしまう私は週末だけでなくクタクタな平日も仕事終わりに行くほど夢中になっていました。
引越しや妊娠などで2度中断していますが、落ち着いたら再開を繰り返し、第二子を出産してから産後2ヶ月で再開し今に至ります。

そしてもう一つの好きなことはアロマ。記憶にある一番はじめは学生時代。柔軟剤のダウニーの匂いを嗅ぐたびに癒されていたのを思い出します。(100%天然のアロマに魅了されてからはダウニーをはじめとしたいわゆる合成香料が無理になってしまいましたが・・)そして人のにおいにも人一番敏感だったように思います。

ふとした瞬間にふわっと香ってくるアロマは脳の疲れを忘れさせてくれるほどの力があるなと思います。森林浴でマイナスイオンを感じるのと同じくらいの癒しの力を秘めている・・

ピラティスとアロマって相性がとても良さそうですよね。ちなみに今通っているスタジオにもほんのりとアロマの香りが漂っていて呼吸をすると気持ちいいんです。
これら好きなことを仕事にしながら才能を活かす・・
ピラティスは一生ゆるーくやっていたいと思えるほどなのでインストラクターの資格を取るのはアリなのかな〜なんて思います。ですが結構費用がかかるんですよね・・

先日見た両学長のYoutubeで「1年以内に回収できる費用なのであればそれは自己投資だ」と言っていて、資金を投じる価値はあるのかなとも思います。

周りに気を配れるくらい少人数相手の方がおそらく性に合っているので、個別のインストラクターは楽しそうです。10年前はヨガの方が浸透していてピラティスを知らない人もいましたが今や誰もが知るスポーツ。レッドオーシャンに飛び込むのか?!というところではありますが、これからもっと深掘りしていく才能と強みを活かして、楽しく仕事人生を送っていけるよう考えていきたいなと思います。
自分も楽しいのにこれでお金をいただいていいのかしら?というくらいの気持ちで仕事をするというのが今の目標です^^


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