大変だったけど楽しんだ広報誌制作
数年ぶりに学校の広報委員になり、休日に広報誌を制作した。今回は初めて8ページを一人で作った。
8ページとなると、さすがに仕事なみに大変だったけれど、どうせやるなら楽しもう!と思い、これまでの広報誌にはないレイアウトにして遊んでみることに。そのとき浮かんだのが、とあるマガジンのレイアウトだった。
それは何かというと、松浦弥太郎さんが編集長を務める「DEAN&DELUCA」のマガジン。20周年特集号を読みたくて即手に入れて、じっくり見たのだが、一番面白いなと思ったのが斬新なレイアウトだった。
雑誌の売り上げが厳しくなってから久しいが、「暮しの手帖」の売り上げをなんとか上げて欲しいとの依頼の元、松浦弥太郎さんは編集長として汗水垂らして奮闘し、たしか編集長に就任してから5年でその目標を達成したという。
この本には、当時の奮闘が赤裸々に綴られている。
10代20代と海外で洋書店を巡っては本を売り歩いたという松浦さんだけに、レイアウトや写真も引き出しがものすごい。
やっぱりいろいろなものを実際に見たり聞いたりすることで引き出しが増え、アイデアも浮かぶのだろう。編集者は常にアイデアがストックされている状態が望ましいだけに、街歩きも電車内もすべてがネタになる。常にアンテナを張る職業だ。
編集って面白い。紙のレイアウトを考えるって面白い。改めて編集の面白さに惹かれている。
キンコン西野さんがvoicyでSEO対策を追いかけるよりも大切なことをテーマに話しているのを聞いて、ますますそっちの道は行きたくないなぁと思い始めていただけに、今自分が何をしたいのかを考えている。
書くこと、企画と構成を考えることはやりたい。プラスするなら、レイアウトや取材(特にインタビュー)もやりたい。全ての土台となる食と健康についても発信したい。
それは仕事でなくてもいいのだけど、仕事にできたら楽しいだろう。
そんなことを思う一方で、昭和の味のお惣菜を作って販売するなんてことも妄想する。
限りある人生をワクワクして過ごせるように、自分と打ち合わせしよう。と、広報誌を作りながら思った1日だった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?