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友達以上、、以上。


最近のコロナ事情もあり、
なかなか人と会いづらくなってきた世間。

彼とも会う約束をしていたが、ギリギリまで悩んでいた。


それは、彼のお客さんで濃厚接触者が出たからだ。
その人はPCR検査を受けていたので、後は結果待ち。

本当にギリギリまで粘っていたら…
会いたい気持ちが勝ったのか?!
その人は陰性と分かり、私達は会えることになった(๑˃̵ᴗ˂̵)❤︎


彼からその連絡をもらった時、私は一気にテンションが上がり、一気に幸せな気持ちで満たされた。

心配してくれていた職場の人にも連絡をして、彼と会える喜びで職場を後にした。

前回の辛かったあの日から10日ぶりに彼と会う。

お互いに「お疲れ!久しぶりだね!」と会話が始まった。

彼『前回は本当にごめんね。すごく申し訳なくて、、でも会ってくれてありがとう!凄く会いたかった。』

私『仕事だから仕方ないよ!私こそ、仕事で忙しい中合う時間作ってくれてありがとう!』

この日のディナーは、私の好きなお店へお肉を食べに行った!!

お酒も解禁した私は久しぶりのワインと美味しいご飯に満たされた❤︎


彼との久しぶりの時間。
会話も彼が率先して盛り上げてくれて、基本的に彼の話がメインだけど(笑)やっぱり楽しかった!

ふざけたり、笑いあったり、過去の話をしたり…

たまにふとよぎる "2人の関係性"について
聞かなきゃ!と思いながらなかなか口に出せないまま時間だけが過ぎていた。

お腹が満たされた私たちはそろそろ行くことにした。

私がお手洗いに行ってると、この日も彼が奢ってくれていた。
前回のお詫びも兼ねてって。

毎回ご馳走になっている!(・ω・`)
嬉しいけど、なんだかちょっと申し訳ない気持ち。。。


そこから「ホテル行く?」と彼からのストレートなお誘いを受け、今回は近くの新しくできたホテルへ向かった。

車の中、彼と話ながらも頭の片隅では"2人の関係性"がモヤモヤとうごめく。

("ゲーム"をする前に確認した方がいいのだろうか?)

どこかその答えに不安があるのか、、、
もしいい返答じゃなかったら"ゲーム"が楽しめなくなるかも…とまた言えずにホテルに到着した。


そこはビジネスホテルとラブホテルの中間的ホテル!
一見はビジネスだがラブホとしても利用できるらしい。笑


ちゃんとフロントがあって受付をする。

フロントは近代的な雰囲気でとっても綺麗!

ちょっと不思議な体験で少しソワソワしながら部屋へ向かった。


部屋に到着すると、、そこも本当に中間的!!笑
やたらとキラキラしてるし、雰囲気はまさにFrancfranc!笑

私たちは身につけている装飾品や、スーツを脱ぎ楽な格好になった。
お湯をはり終えるまで、少しベットで横になることにした。

久しぶりでどこか少し緊張してている私。
(↑前回自分から誘った奴がよく言う。笑)

でも、彼はいつも私を楽しませてくれた❤︎

そして、どこかロマンチックで私のツボを掴んでくる(〃ω〃)


あの名作映画、アルマゲドンのワンシーンでAJが旅立つ前にグレースと共に過ごした時間を皆さんご存知だろうか?

2人は綺麗な草原のようなところで寝転がり、持ってきた動物ビスケットを使ってAJがグレースの体で動物ビスケットを走らせる。

チーターに追いかけらるガゼルがまずはグレースの山(胸)へ逃げる。そこから山を降りて、草原(お腹)を走り、最後は谷へ向かい下着の中へガゼルが逃げ込むというシーン。

本来の映画の前後を切り取ると凄く切ないけど、、そのシーンだけを見るととっても純情でキュンキュンする場面。

ビスケットはないが、そんなシーンを再現してくれた(〃ω〃)


…そりゃあ、そんなことされたら、、
自然とエロくなるよね(・ω・`)


楽しくて、幸せで、エロくて、気持ち良くて、、

おかしくなりそうな私だったが、そこで"ゲーム"は始めずにまずはシャワーを浴びることにした。

一緒にシャワーを浴びて、綺麗になる2人。

そこからはまた熱くて、楽しい"ゲーム"が繰り広げられました(*´꒳`*)❤︎


"ゲーム"終了後、シャワー浴びてスッキリした私たちは少しベットに横になった。

連日の疲れからか速攻落ちた彼。笑

寝て大丈夫なのか?と不安になりながら私も少し寝てしまった。

気づくと1時!
彼を起こそうとするけど全く起きない!

大丈夫かなー?と思いながら、まだ眠かった私もまた寝てしまった。

もう一度ハッと起きると既に2時!!
さすがにやばいと思い彼を起こす。

彼もかなり朦朧としながら、体を奮い立たせた。

ここから私の地元まで送ってもらうのがとっても申し訳ない気持ちだったけど、仕方ない。笑

ほとんど目を閉じたままの彼だが、自動運転のお陰で車を走らせ、今回は高速を使って帰った。

道中、変わらず手を繋ぐ私たち。
たわいもない会話をしたり、ラジオから流れる洋楽を口ずさんだりしながらどんどん私の家へと近づいていく。

もう、私に"2人の関係性"を聞くチャンスはこの帰り道にしか残っていない。

タイムリミットが迫るように、私の頭の中はそのことでいっぱいになっていった。 

それでもなかなか切り出せない…

(今日は絶対に聞くって決めたから、、今日聞かないとまた次いつ会えるかわからないから、、)


自分を奮起させながら、
刻一刻と迫るタイムリミットに私もついにその言葉を口にした。

それは私の家に着く約10分前のことだった。

(なるべく深刻にならないように…)


私『ねぇ、うちらって、どういう関係?』

彼『関係…かー!』

ちょっと苦笑いしながら少し言いづらそうに答えた。

彼『友達以上…』

私『友達以上、、恋人未満?』

彼『友達以上だね、、
俺はバツイチ子持ちだから、今は彼女って存在はいらないんだよね、、一緒に遊べれる人が欲しいんだ。』

頑なに"恋人未満"という言葉も口にしなかった彼。
彼女っていう存在が今、本当にいらないっていうのがより伝わった。

私『そっか、、最初にそのこと言ってたもんね。』

彼『彼氏欲しいの?』

私『彼氏は欲しい。』

彼『俺が彼女を作らないのはさ、子供が1番好きだから、彼女を1番にしてあげれないんだ。
君と一緒にいると楽しいし、会ってくれる君に甘えてた。』


彼は始めから一緒に遊べる人が欲しいとは言っていた。だから、勝手に盛り上がったのは私。

彼女みたいに扱ってくれる彼に勝手に期待をしていたのは私。

ただ、「友達以上、以上。」って言葉に、今までの不安や気になっていたことが全て繋がり、全て納得できた。

なんとも言えない気持ちになりながら、何を聞いたらいいのか、何を伝えたらいいのか分からなくなりながらも私の中で絞り出した。


私『私も一緒にいて楽しいし、会いたいから会ってた…。
遊びか遊びぢゃないかが気になった。』

彼『遊びではないよ!俺はこのままだし、何も偽ったり隠したりはしてない。』

彼の言葉は本当だ。
それは凄く分かっていた。

ただその言葉を聞いて安心したくて、
「好き」とは言えなかった私の最大限の投げかけだった。

気づくともう家に到着していた。
しみったれたくもなくて、少しちゃらけてみせる私。

私『ここまでありがとう。帰り本当に気をつけてね!!』

彼『うん!ありがとう!また予定教えて!』

私『分かった!』

キスしたいし、彼に触りたいけど、自分から思うようにいけずにいると、彼から近寄ってくれた。

バイバイのキスをして、、
そのキスにはちゃんと感じるものがあって、、

やっぱりいいなと思わせる。

唇が離れると、そんな想いから現実へと引き戻された。

彼『I miss you (^^) (寂しいよ)』

私『I miss you too (´ω`) (私も)』


最後までお互いに手を振り合った。




Thank you for reading my love diary.
I hope you have a wonderful encounter🌹




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