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第1話 集中と切り換え

はじめに

自分の考えが万能だとは思いませんし、
敢えてnoteに掲載することには、批判的見解への不安が
ない訳ではありません
願わくば、こういう考え方もあるかな、という
寛大な受け止めをしていただくと、
そうした不安も少し和らぎます
では、さっそく…

(いきなり余談ですが)
原稿というのは、A4用紙45行程度1枚を普通の速さで読み上げると、
おおよそ5分かかります
話の長いおじさん、にならないために、
原稿は2枚以内を絶賛推奨します、笑

第1話 集中と切り換え

今日は、「集中と切り替え」ということについて、話します
 
「今日やらなければならないこと」とか「やりたいこと」が、
いろいろあって、その全体に注意を向けながら、
同時に「一つのことに集中する」ということは、
人間の脳のメカニズム上、普通はできないのだそうです
 
できるのは、全体に注意を向ける、
たとえば、スケジュール全体を見渡して、
その後で、今やるべき一つのことに集中する
それが終わったら、またスケジュール全体を見渡す
というように、交互に切り替えをスムーズに行うことです

一般に「集中力がない人」というのは、
この切り替えが下手な人のことを言います
 
また、脳がリフレッシュされている状態を長く保つには、
集中のオンオフを繰り返し、メリハリを大事にするとよいそうです
 
では、どうすればうまくメリハリがつけられるでしょうか

ひとつの例です
同じ1時間勉強するのなら、その1時間を、例えば4つに分割して
15分×4に区分けして考えて、その15分でこれだけやろう、
と決めた範囲を、たとえばタイマーで時間を計って集中して取り組みます

タイマーが鳴ったら、ちょっと休憩がてら全体を眺め、進み具合を確認する
そしてまた、次の15分に集中して取組む、といったやり方です
 
間違えてはいけません。15分勉強したら15分休む、
という意味ではありません
自分が集中できる、あるいは集中しやすい時間設定で、
学習範囲を区切って、オンオフを繰り返すと、
比較的長時間、脳がリフレッシュされた状態が持続する、ということです
 
もう一つの提案です
家で勉強する時、皆さんの勉強机には、
今日やらないといけない宿題や予習の教材が、
ところ狭し、と並んでいませんか?

どうも勉強に集中できないなあ、と日頃感じている人は、
今からやろうとしている教材だけを机の上に残して、
他のものは全部片付けてしまうとよいです

注意力が拡散してしまう要因になるものを視界から消す、
ただそれだけで集中力は格段に高まります

一つ終わったら、次に何をやろうかな、と考えて、
また必要なものだけを机の上に置いて取り組むのです

何をやろうかな、と考えている時に、私たちは無意識のうちに、
やるべきことの優先順位や重要度を判断しています
そして、先ほど話したような、短い時間設定でのオンオフを
繰り返すのです
 
勉強法には、これがベスト、というものはありません
やる気はあるのだけれど、もうひとつ集中できない、という人がいたら、
一度試してみてください。もし、うまくいったら続けてください
継続は力、です


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