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【地方就活記 vol.2】 Note立ち上げに至るまでの苦悩

【はじめに】

私もこのNote企画の立ち上げから携わらせていただきました。

そこには、2つの大きな思いがあります。

1.情報があふれている世の中において、ジリツ(自律・自立)しようとする東北大生の背中を押したい
2.「〇〇内定、きゃーすごい」とかまじでどうでもいい。同じ東北大生が就活中に何を考え何を悩んでいたのか、そのリアルを伝えたい。

です。

【 Note立ち上げに至るまでの苦悩 


まず、1について。
ここは、私の実体験に基づく後悔が大きいです。
*実体験の詳細は、点線以下に書かせていただきました。

育ててくれた親へ感謝を示すため親が納得すような企業へ就職したい、
某就活メディアでチヤホヤされているような大企業・ベンチャー企業・コンサル会社の内定をとりたい、年収1000万ってすごそうだからとりあえずそこ目指したい等々、知らず知らずのうちに私を蝕んでいた数々のバイアスがあります。

このバイアスはかなり強烈で、周囲の友達が同じ就活メディアを使えば使うほど、その違和感に気づく機会は少なくなっていきます。
私が所属している東北大でも、皆似たような就活メディアを使用し、かつそこを批判するような生の情報へ触れる機会が少ないことがあり、知らず知らずのうちにそのバイアスの中で就活をしている学生がとても多いように感じています。

幸い私は人の出会いにめぐまれたため、そのバイアスに就活終盤に気づくことができましたが、気づかぬままさも幸せそうに就活している学生の多いこと。この現状に、私は警鐘を鳴らし、一人でも多くの東北大生が自分を蝕んでいるバイアスを自覚しジリツできるようになってほしいと思い、このNoteを立ち上げました。

次に、2について。

世間体とか気にせず、自分の意思で選択してくれ。

この一言につきます。
言うは易し行うは難しなので、そのサポートをさせてください。同じ東北大生という立場にありながら、自分自身が納得できる意思決定をすることができた先輩方の事例をどの就活メディアよりもリアルに語ります。自分ならどう考えるか、そんなことを考えながら読んでいただければうれしいです。

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【 地方就活体験記 ~親孝行、一旦忘れていこう~ 】

初めまして。Kです。

突然ですが、私は現在大変後悔していることがあります。それが、就活です。

少し長くなりますが、お付き合い頂ければと思います。


東北生まれ・県内で一番偏差値が高そうな高校へ入学・東北大学という、東北でいうところの”良い進路選択”をずっと続けてきた人間です。高校までは運動部の活動へ明け暮れ、大学では文化系のサークルへ所属していた、東北大で石を投げればあたりそうなくらいあたり平凡な人です。

そんな私ですが、傍目からみれば大成功といえるくらいに就活は上手くいきました。金融・コンサル・ベンチャーなど業種を問わず、様々な企業から内々定を頂くことができたのです。そして、ややありましたが、某大手会社へ内定承諾しました。

今就活生から大人気の会社、
しかも誰でも名前を知っているくらいに大きな会社。

親も周りの友達も納得した進路選択でした。

しかし、1人だけ納得することができない人がいました。それが、私です。

実は、私は自分のやりたいことは明確にもっていたし、それを実現できそうな他の企業に出会えていたにもかかわらず、親の意向や周囲の友達の反応を考慮した結果、そこではない大手企業に内定承諾をしていました。

承諾してから2ヶ月ほどは、なんとなく良い会社そうだし、ここはここで頑張れそうだと思っていました。

しかし、2ヶ月を経過すると、私の中で抱え込んでいた違和感は膨張し始めます。来年の4月からあの会社で働くことに全くわくわくしない・同期との飲み会もどこか楽しみきれない・なぜやりたいことを優先しきれなかったのか・このまま入社して何をするのか等考えれば考えるほど、悩みは募っていきました。

そんな中、迎えた内定式。私の悩みは、ついに臨界点を迎えます。色々ありましたが、「絶対にここではない」と内定式当日、強く思ってしまいました。

今この記事を書いているのは12月ですが、私は現在就活を続けています。親の意向や周囲の友達からの評価など一切きにせず、自分が成し遂げたいことを一直線に追いかけられ続ける会社を探しています。就活をしていて、初めて楽しいと感じています。何も隠さず、面接で造ろうこともなく、素直に自分を表現しています。良い会社にもようやく出会え、面接も順調に進んでいます。

さて、今就職活動中の皆さんがこれを読んでいるとして、何を基準に会社を選んでいるでしょうか?ネームバリューや会社の大きさを気にしている方は、周囲の評価を気にしないとしたら、本当にその会社を選ぶのか今一度立ち止まって考えてみて下さい。答えがYesならそのままいけばいいですが、Noならあなたは他人軸にとらわれて思考していることを自覚しましょう。そして、別の会社も見てみましょう。

親孝行とか周囲の人の評価とか他人軸で会社を選ぶと、どこかで私のように違和感と戦うことになります。他人軸は一旦置いといて、自分軸でやりたいことを素直に口に出して就活してみませんか。もっと就活は楽しいものですよ。

これからの就活体験記と考える視点やキッカケを提供できるよう、
ゆるく更新していく予定です。

もし宜しければフォロー頂けると幸いです。
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