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上手に恋人の有無を確認されてちょっと感動した話

異性に恋人の有無を直接的に聞くと、あたかも自分が相手を狙っているような感じがして
少し気が引ける。たとえ自分が相手を狙っていなくても、相手から「自分のこと狙ってるのかな」と思われてしまうのも癪だ。

恋人の有無を聞くのは難しい。相手のことを狙っている場合でもそうでない場合でも、自然に恋人の有無を確認できる方が人間関係が円滑になるのになぁ。長年僕はそう思っていた。

今回の投稿は、そんな僕が異性の知り合いに上手に恋人の有無を確認されて少しだけ感動した話。使えるシチュエーションは限られているけど、参考にしたいと思った。

これは僕が中学生の頃の同級生(同性)と二人でとある僻地を旅していた時の話。僕はインスタのストーリーに「これから〇〇(その僻地)に向かうところ」のような投稿をした。そしたらフォロワーの1人にいた中学生の頃の異性の同級生から連絡が来た。

「今そこに住んでるんだけど、もし時間があったら会わない?」

とのこと。もう何年も会っていないけど当時まぁまぁ仲が良かった同級生だ。一緒に旅行していた友人ともそれなりに仲が良かったし、僕たちは元々あんまり旅行の詳細を決めていなかったこともあり、彼女(三人称の意)に現地を案内してもらうことにした。

10年以上ぶりの再開に感慨深くなった話はさておき、その旧友は僕らを地元でちょっと有名な雑貨屋さん的なところに連れて行ってくれた。可愛らしい小物が多かった。そのタイミングで彼女が言った。

「もし彼女(ガールフレンドの意)がいればこういうオシャレ感じのを買ってみても良いかも!」

確かに女性受けしそうな商品が多いよなぁと思いながらも僕は「なるほど。こういうセリフを言えば自然に恋人の有無を確認できるのか」と少しだけ感動していた。こんな上手な聞き方を忘れるのはもったいないと思って、僕は今こうしてこの投稿記事を書いている。

実際に彼女(三人称の意)に恋人の有無を確認したい意図はなかったかもしれない。それでも僕が「これは恋人の有無の確認である可能性もゼロではないのかも」と勘繰ってしまったのは、彼女が中学生の時に僕のことを好きだったからだ。

ちなみに僕は当時から彼女の好意に気づいていた。なんで気づいたのかと言うと、鈍感な中学生の男の子でも容易く好意に気付くくらいに彼女が僕にじゃれついてきていたからだ。

当時の僕は中学生で付き合うのは恥ずかしいみたいな変なプライドがあったため、付き合うとかには発展しなかったけど。何かアクションを起こしてみても面白かったかもと思うことは時々ある。まぁ当時に戻ったとしても何かできる気はあんまりしないんだけど。

そんな感じの個人的に懐かしかった話。

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