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クンニ熱

去年の2月頃のことだっただろうか。思いっきり体調を崩した。人生初の40度超え。それが2日間続いた。体調を崩すと病院に行く気力も体力もなくなってしまう。一人暮らしだと自力で病院に行かないといけないのがキツすぎる。そう思いながらも、流石にこの高熱で病院に行かないのは良くないと思って、発熱2日目に発熱外来を予約。重い体を引き摺って病院に向かった。

病院ではインフルエンザと新型コロナウイルスの検査をしてもらった。両方ともワクチンを打っていたけど、コロナの方は直近のワクチン接種から半年以上経っていたから、きっとコロナにかかったんだろう。そう思って病院で結果を待った。

ーーインフルエンザ、陰性。コロナ、陰性。まさかの両方とも陰性という結果。どっちも陰性で40度を超える熱なんて出るものなのか!? と不可解に思った。けど少し考えた後、僕は自分自身が納得の行く高熱の原因を見つけることになる。

というのも、僕の好きなとあるYouTuberが話していたことを思い出したからだ。そのYouTuberの動画はこれ。

内容は「クンニをしたら40度の熱を出して救急車に運ばれた」というものだ。

僕も発熱する前日にクンニをしていた。発熱する前日にクンニをしていたのだ。全く同じ状況。コロナでもインフルでもないのなら、クンニしかない。僕は高熱の原因を確信した。

それから性病の心配もあったから、病気や病原菌についていろいろ調べてみた。おそらく性病ではなく、とある菌が引き起こす病気に感染したんだと思われる。

その病気というのが「溶連菌感染症」。これは幼児がかかることの多い病気で、大人がかかることは珍しいらしい。「それなら別の病気なんじゃない?」と思う人もいるかもしれないけど、これから話す2つの理由で僕はそれが溶連菌感染症だったと確信している。

まず1つ目は、症状の類似性だ。溶連菌感染症の特徴は、
・38.5度以上の熱が出る
・喉の痛みが出る
・リンパ腺の痛みが出る
・喉の奥に赤いブツブツができる
・咳や鼻水が出ない
など。リンパ線は痛くなかったけど、それ以外の特徴は全て当てはまっていた。

そして2つ目は、女性の尿道に溶連菌が寄生している場合があるということだ。このことを知った時、正直ものすごく驚きながらも笑ってしまった。こんなのもう完全に「クンニ確」じゃん。前日にクンニした時に、僕の口の中に溶連菌が入り込んでしまったに違いない。こうして僕は、発熱の原因がクンニだったと確信した。

ついでに僕がクンニで発熱したこと以外にもう1つ、面白いことがあった。それは僕とセックスした女の子も僕と同じ日に同じような症状になって、39度の熱を出していたということだ。この原因も溶連菌に違いない。僕がクンニした直後にその子にディープキスをしたから、その子の口の中にも溶連菌が入ってしまったんだろう。

――クンニすると良いことがない。元々高くなかったクニベ(クンニするモチベ)がダダ下がりした。もうクンニなんてしない。読者のみんなもクンニには十分気をつけて。仕事が立て込んでる時とかのクンニは絶対にNG。

今回の話から得られた教訓は、クンニなんてしない方が良いということ。と思いきや、実はそれだけじゃない。この話からの学びは「インフルでもなくコロナでもないのに高熱になった男性は前日に高確率でクンニをしている」ということ。もし身の回りに原因不明の体調不良に苦しんでいる男性がいたら「あぁ、あいつクンニしたんだな」って思ってあげてください。

何卒。

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