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「男だから〜」「女だから〜」とか言うやつはセンスがない

世の中には「男は化粧しなくて良いから羨ましい」「男は夜中に1人で出歩けるのが羨ましい」とか「女は奢ってもらえるから羨ましい」「女は体育の授業で持久走の距離が短いから羨ましい」とか言っている人がいる。この記事を書くために男女の性別による典型的な論争をいろいろ調べてみたけど、キリがないくらいに様々な話があった。

「男だから〜」とか「女だから〜」とか言うけど、そもそも「男である」とか「女である」とかは人間の性質の一部でしかない。背が高い/低いとか、目が一重/二重であるとか、そういった様々ある人間の性質のの一つだ。そんな性別というたった1つの性質だけに注目して「男は〜」「女は〜」と異性を妬ましく思うのは、あまりにも視野狭窄的でセンスがない(もちろん「男女」という分け方で上手く説明できる物事が少なくない事実は否定しないけど)。

大体、スヌーピーが言っているように、人生なんて配られたカードで勝負するしかないものだ。自分に配られなかったカードを嘆いていてもしょうがない。自分に「男」というカードが配られたなら、メイクをしなくて良い時間で何か生産的なことをすれば良い。「女」というカードが配られたなら、精一杯着飾って男の人にたくさん奢ってもらえるようにすれば良い。

「背が高い」というカードを配られたなら、人によってはバスケの選手を目指しても良いかもしれない。目が一重か二重かに関してはどう生かすのかよくわからないけど、似合う髪型・メイク・服装などをすれば良いんじゃないかな。

とにかく自分に配られたカードを極限まで生かせるように行動すれば良い。受けられる恩恵は存分に受けるために、生まれ持った性質を最大限に有効活用すれば良いだけのことだ。というか僕らの人生にはそれ以外選択肢はない。数ある人間の性質の1つに過ぎない性別なんかに振り回されず、自分に与えられた才能(ギフト)を生かして楽しく生きていきたいと僕は切に思う。

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