５．指導方針にこだわる前に

共感されない理想

ピアノ指導者が直面する保護者の問題は：

• 保護者に合わせ過ぎてしまって自分の理想からはかけ離れてしまうこと

• 保護者の不満が残ること

指導者は自分の理想があります：

• 楽器は必ず買ってもらう

• 振替レッスンはしない

• 発表会には必ず出る

• 練習は必ずする

しかし、実際には保護者がこの方針に従わないことがあります。すると指導者は困ってしまいます。

• 楽器を買わない・購入を渋る

• レッスンを休んで振替を求める

• 度重なる遅刻

• 発表会を欠席する

• 練習をしない

こういった状況で、指導者は保護者との価値観の違いに悩みます。そして、「なぜわかってくれないの？」と思ってしまいます。

その結果、指導方針に合わない人を受け入れなくなったり、規約を厳しくしたりしがちです。
でも、それは良い解決方法ではありません。

ピアノ指導者の新しい考え方

ピアノ指導者は、自分の「当たり前」「常識」を見直す必要があります。