この時期、不動産会社は…?

今回は、このような事態で私のような不動産サラリーマンは何をしているのか。

私の会社は都内にあるのだが、3月中旬頃まで通常通りに満員電車で出勤していた。
3月下旬頃になり、通常9時出勤のところを8時組と10時組の2グループに分けて、時差出勤を行うようになった。
その後、4月8日の緊急事態宣言の発令に伴い、課長以下の社員は基本的に在宅勤務/自宅待機になった。(一応、課長以上は2グループに分かれて、出勤日と在宅勤務日を決めたのだが、実際のところはほぼ毎日出勤している)

しかし、ここで問題がある!

私の会社は在宅勤務と言うが、会社自体がテレワーク仕様になっていないため、出来ることは社用携帯を使って取引先との連絡、メールの添付資料を見るだけなのである…

じゃあおまえ毎日何やってるんだってことなのだが…
○物件の検討
○マーケット調査
○取引先との連絡
○現地調査
を最初の1週間はしていたが、これだけだと正直、1日8時間フルで5日間行うには限界がある。

会議資料を作るにも、社内手続きの書類を作るにも、物件の検討する際により具体的な数字を出すためにも会社のパソコンを使わなければ、行うことが出来ない!
なぜなら、コンプライアンス的に会社のパソコンと自宅パソコンでデータや資料の受け渡しをしてはいけないからである。

そのような状況のため、私も会議資料を作るために出勤したり、上席に資料の修正を指示される度に出勤していた。

2週目から、なぜか今更になって会社のパソコンを自宅パソコンから遠隔操作出来るということが分かり、自宅で通常通り業務を行うことが可能になった。

それからは通常通りに振られた業務を行い、出勤する必要もなくなった。はずだった…笑

会議資料の修正について、上席と話すために出勤するよう言われ、出勤したのだが、話は5分程度で終わり、その内容を資料に反映するという流れ。


先日、電話で他の不動産会社の方と話してみると、仕事が止まってしまっている状況だと言っていた。
なぜなら、私達不動産会社の営業は「人と会うことが仕事」と言っても過言ではないからである。
私のようなデベロッパーは対法人と、賃貸や売買の仲介会、モデルルームで分譲マンションを販売する販売会社は対個人。と人と会うことで仕事を回している。

私はこの状況で働きながら、不動産会社ってオフィスに来る必要性がないのでは無いかと思った。


基本的には人と会うために外出していることが多く、オフィスにいることを求められていない。(私の知り合いの会社は、昼頃にオフィスにいるとなんでオフィスにいるだと怒鳴られるらしい)

外出先や自宅などオフィス外でパソコンを使うことが出来れば、現地調査やアポイントなどを行うために直行直帰し、会議や打ち合わせはオンラインで済ませば効率が上がると私は思う。そもそも、外に出る営業は働き方に自由なところがあり、"オフィスでずっと座っている"というイメージがない。

『テレワーク』+『外に出る営業』
相性がとても良い


今回はこの状況での私達、不動産業界はどうなっているのか。その状況の中で私が感じたことを記事にしました。

先日の記事でも書いたが、近いうちに今回の感じたことを踏まえて、今後の働き方について話そうと思います。

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