見出し画像

慢性疲労?虚弱体質?いえ、それはリーキーガット症候群かも?!

やたらと体調を崩しやすい方やものすごく体力のない方・・・よくご相談を受けますが、実は、リーキーガット症候群だった!なんということもあります。

画像2

リーキーガット症候群とは?小西統合医療内科さんのHPから抜粋させていただきます。

人間の臓器の中で「腸」がとても大切な役割を果たしているのは、皆さんもご存知でしょう。腸には300~1000種類とも言われる微生物が存在し、様々や役割を果たして私たちの健康を維持してくれています。

私たちの腸の中にある「腸内細菌」は、善玉菌と日和見菌、そして悪玉菌で構成されています。
その中でも善玉菌が正常に働き、腸を中心とする消化器系の機能が果たされていると、全身の健康レベルが上がり慢性病を避けることができます。(日和見菌とは腸内環境の状態によって善玉菌にも悪玉菌にもなる菌のことです)

画像4

しかし善玉菌の働きが鈍くなると悪玉菌の動きを抑えることができず、腸の粘膜に傷がついて、細胞と細胞の間の結合部分が緩んでしまいます。
分かりやすく表現すると、腸管の粘膜のバリアーがすかすかになった状態ということができます。これをリーキーガット症候群といいます。


リーキーガット症候群を引き起こす原因は、様々な要因が複雑に絡まり合っています。
例えば日常のストレス、ジャンクフードや砂糖の入った食品の摂り過ぎ、過食などの消化不良により、腸内毒素によって腸壁の粘膜がダメージを受け、漏れやすい腸(リーキーガット)になりやすいのです。

また痛み止めや抗生物質、ステロイド剤やピルのような医薬品や、アルコールやカフェイン、栄養不足や慢性的ストレスなどの日常的な要因もリーキーガットの原因になると言われています。

図1は腸管の粘膜を傷つける原因となる因子を示したものです。
腸内フローラのバランスが崩れて、悪玉菌が増えることが腸管の粘膜に傷がつく原因になると書きましたが、それ以外にも精神的なストレス、食品に含まれる有害な毒素、腸管に炎症を起こしたリーキーガットを誘発する食事、またや薬品などがあります。

これらの物質は腸管粘膜に炎症を起こし、腸管の細胞を損傷します。
その際、細胞と細胞とを繋いでいる「つなぎ目」(タイト・ジャンクションと言います)に隙間ができるのです。

通常はこの「つなぎ目」はしっかりとつながっているので、腸管の中の物質が腸管外に漏れることはありません。

画像2


これまでの食生活の乱れや、ストレス過多などによって腸内環境が乱れていることによって誘発される病気です。腸内環境をお食事で整えていきましょう。

画像3

過去のわたしも→→→



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?