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カオサン即タイサン、本屋巡りへ

(日記から始まるので、本屋が気になる人はスクロール!)

3週間ほどのラオス滞在を経て、バンコクへ戻ってきた。

今日は姉が朝早くから夕方まで予定があり、旅が始まって以来の1人行動の日。

寝起きが悪い姉を7時に起こして一緒に朝散歩とモーニングをする、という契約は守れずに姉がホテルを出なきゃいけない10分前にやっと、「起きな〜」と声を掛けただけで、布団の中から行ってらっしゃいをした。(普通に考えて自分がそんな素敵な朝を迎えられる訳なかった。)

軽く二度寝をしてから久々にコンタクトを入れてメイクをしてみた。知り合いに会う約束なども無いので安定のタイパンにビアラオTではあるが、なんとなく新鮮で活動的な気分になるからメイクって不思議。

10時に準備完了。何をするかプランは無い。有名なカオサンロードが宿から徒歩10分ほどなので、とりあえず行ってみることに。夜が盛り上がる街なんだろうけど、大きい音と人混みが好きでは無いので、今の時間でちょうどいいやと思い向かう。宿のスタッフの子もミッドナイトまでノイジーよ、と言っていた。怖い怖い。

カオサンロード到着。レインボーの旗が頭上に広がっている。道の両脇にはオシャレなレストラン、バー、タトゥー屋、お土産ショップ、トゥクトゥク、タイマッサージ店、葉っぱのマークのお店がズラリ。

うーーーん、まっっったく興味が湧かない。
早い時間帯で賑わいが無いからかもしれないが、現段階で夜にまた来たいとも微塵に思わない。

(高校生の時に田舎から渋谷原宿に乗り出した時を思い出した。竹下通りに行ったものの、レインボー綿あめとプリクラ、タピオカ、若者の波に呑まれ、すぐさま脇道に逃げた。)


カオサンロードでは1番安そうなパッタイだけ食べて、その後はバックを握り締めてトゥクトゥクとマッサージの勧誘が面倒だったので眉間に皺を寄せて早歩きで退散した。おそらく1番カオサンロードに似合わない格好と顔であった自覚はある。

チャオプラヤ川が見えるカフェにでも行ってのんびりしようとか、国立博物館に行こうとか思ったけど、なんだか乗り気になれないしお金も掛けたくない気分。

暑くなってきたのでとりあえず飲み物を飲もうと思ったけど、カオサン付近はオシャレな観光地値段のカフェが多く、飲み物がパッタイより高いのは腹が立つ。ぷりぷり歩いているとセブンがあり脊髄反射で入店していた。安定のタイティーを購入。今日の街ブラのお供。

なんとなく川方面にぶらぶら歩いていると、本屋さんを発見。英語で書かれた中古の本が売っていて、日本を含めた周辺国が舞台の小説、絵本、ノンフィクション、旅行本などがズラリ。英語は永遠に勉強中なので何が書いてあるか分からない本も多いけど、表紙とか製本が凝っててコレクションの感じが好きだった。旅行を始めてから初の本屋で何かがチャージされた。

今日は本屋巡りだ!!気分にドストライク!!


Googleマップでブックストア、と検索。意外とヒットした。やってるんだかどうか分からない、写真が2、3枚で口コミもほぼ無いみたいな場所もあるけど、口コミを新しい順にして「閉店してました」とかを見たくない謎の意地が出てきたのでとりあえず手当たり次第行ってみる。

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それではカオサンロードから脱線した田舎っぺの周辺本屋巡りの巻。記録用。


①Book Lovers Books
>本屋巡りにシフトしたきっかけのお店。ほとんどが英語の古本。決して広い訳ではないけど、トラベル小説、周辺国が舞台の歴史書と小説、絵本、ノンフィクションドキュメンタリー系など色々な種類があって楽しい。なんとなく表紙とか製本が綺麗でオシャレなものが多くて、眺めてるだけで楽しい。

静かだけどなんか良い!ってなる古本屋。


ร้านหนังสือสาระบาน
>昼前に行った時は閉まってたけど、夕方に通った空いてた。細い通りで三畳ほどの小さなスペースに所狭しと本棚が並ぶ。見つけるのが少し大変だけどめちゃくちゃ良い雰囲気◎
英語、フランス語、ドイツ語、ロシア語、と色々な言語の本が置いてある。ポストカードとかステッカーなどお土産も買える。

おしゃれ古本屋。


ร้านหนังสืออาม่า Book store ama
>本屋ではなく、ストリートの壁に雑誌と新聞がぶら下がっているのみ。No Photoって書いてあるけと雰囲気はGoogleマップの写真の通り。ONE PIECEは置いてなかった。
店のおばちゃんが中華系タイ人(お母さんが中国出身、お父さんがタイ出身)とのことで、中国とタイの英字版新聞が買える。中国からボートで来たよ的なことを単語英語で話してくれたが嘘か誠か。
椅子を出してくれたので、新聞を買ったらその場でぱっと読めそう。雑誌はノージャンル、何年前にどこから出てきたか分からない感じ。

気にしていないと絶対通り過ぎてしまうので注意。


ศูนย์หนังสือพุทธศาสนามหามกุฎ
>本屋兼、仏教系のアカデミー?の図書館的な。ほとんどがタイ語で書かれている。仏教についてと王室についての本と思われる。種類が豊富で、装飾も綺麗。(タイには生まれた曜日ごとにイメージカラーがあり現国王と前国王がお二人とも黄色の月曜生まれとのことで、本も黄色いリボンで飾られていた!)
ワンコーナーだけ英字もあって、ビジネス、トラベル、仏教の本。日本語も一冊だけあって、それは単語帳だった。

静かで涼しい図書館的な雰囲気。


⑤リムコープファー書店
>ザ地元の書店。タイ語の本がほとんどだけど、こちらもワンコーナーには英字あり。様々なジャンルがあり、日本のビジネス本と自己啓発本?なタイ語に翻訳されているものも発見。学生さんとかビジネスパーソン向けの本が多いイメージ。ここでもポストカード購入可能。
学生さんが1人いて熱心に色々見ていた。関心。

タイ語は読めないけど、タイの本屋ってどんな感じなんだろ〜って人におすすめ。


ร้านพี่หลวงชวนอ่าน
>写真をチラッと見て1番わくわくしてたけど、閉店( ;  ; )ツアー会社みたいなのになっていた。向かい側に大きい宝くじ売り場が広がっていて面白かった。

ちなみに全然観光客通りでは無い。


⑦Sor. Thampakdee ลูกส.ธรรมภักดี
>こちらも⑥に続いて、写真の店構え好きだなと思って行ったけど閉店( ;  ; )何もなくなっていた。

近くの川沿いは綺麗だけど行くなら昼間。


⑧バンコク市立図書館
>本屋では無いけど大大大おすすめ。バンコク市民でなくてもパスポートを見せて無料で利用可能。涼しくて綺麗で本もたくさんある。読書スペースも充実していて、コンセントとWi-Fiがあるので勉強してる学生さんやリモートワーク中のビジネスマンも。旅中に疲れたりしたら市立図書館に行くのはライフハックかもしれない。

バンコクでこの涼しさはもはやサウナ。


ーーー
以上!

全部カオサンロードから10分以内!
結構色んな道を歩けて楽しかった。

それにしても、いつも宿からの行動範囲の狭さとバンコクらしさの無さに驚く。
ーーー

夕方には姉と合流して5時過ぎにカオサンロードへ戻ってきた。人手は増えて賑わって来ているが、それでも惹かれることはなかった。

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