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発酵が好き。

発酵が好き。そんな想いを胸に抱いていた私は、気づけば会社をやめて、2022年11月16日より日本酒をつくる蔵人になっていた。あっという間に月日は過ぎ、日本酒業界に飛び込んで、気づけば1年が過ぎた。

なんで日本酒つくってるの?なんで発酵が好きなの?周りから色々質問されることがあり、1分で語れないし、ここまで行き着くのには私なりにいろいろな経験があったから。人生とは、そんなものだと思っている。

なんで自分が発酵に興味があるのか。日本酒業界に入ったのか。1年経って、自分の考えを整理したいと思った。だから思い切って、文字にしてみようと思った。そんな勤労感謝の日。笑

なぜ発酵なのか?

発酵の仕事がしたい。そう思ったのは、発酵(fermentated)が世界を救うと信じているからだ。人間中心の「今の世の中」から、この美しい地球を、次の世代にバトンタッチをするために、何をすべきなのか?
それは、「人と自然が共存して生きること」これに尽きる思うからだ。
では、どうすればいいのか?
その答えが「発酵の力を信じること」だと思うのだ。
目に見えないもの(微生物)との共同作業をする。自然の力を信じ、自然と一緒に生きていく。そうすれば、よりよい社会が実現するのではないか。と考えるからだ。発酵を通じて、よりよい未来をつくりたい。そんな想いを胸に、気づけば日本酒をつくって、販売して、プロモーションして。プライベートでも、塩麹やお味噌つくったり、酒粕毎日食べたり、気づけば24時間発酵中。こんなに身近にあった発酵食品。この可能性をもっと追求して、日本の食文化の素晴らしさを国内外へもっともっと発信していきたい。発酵の可能性を信じて、日本ならではの、「発酵を活用した循環社会」を作っていきたいと強く思っている。同じような考えの人に出会って、一緒に発酵していきたいのだ。


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