余白

息子の療育のお教室を探すべく、すでに療活に励んでいたがどこも定員がいっぱいで学年が変わるタイミングとか言われたりして、でもようやく体験までこぎつける事ができたので今日行ってきました。ひと枠だけ空いているとの事なので仮予約して通う事に決定。息子がめちゃくちゃ前のめりで楽しんでいたのでそれが一番だと思う。しかし、保育所の待機児童以上に療育待機児童の方がはるかに多いのではと思うくらいどこもいっぱいだな。すごい。

「帰りにコメダに行って一休みしようよ」と大学生のカップルの様な発言をする息子はすでに足取りがコメダへ向かっているので私もそれに釣られる。10時50分。ランチには早いし、まぁお茶だけするかと入ったらまだモーニングの時間だった。「僕はオレンジジュース！ママはカヘオレでしょ？？」先手感あるけどまだまだ発音がおぼつかないので生意気感ゼロ。つまり最高。

可愛いオレンジジュースとホットのカフェオレ。ようやくホットの季節になったな、と四季を感じ、モーニングのトーストを頬張る。うん、うまい。このバターが染み渡りへなって分厚いパンが口の中で溶けて無くなる様だ。サイドはコメダのゆで卵だ。塩をかけなくてもうまい。絶妙な柔らかさで個体なのに液体と中間の様にいとも簡単に飲み込めてしまう。程よい、うまい、ほどうまい。なんて孤独のグルメの井之頭五郎みたいに語ってしまうほどコメダは美味しい。しかし息子と2人で来ているので孤独ではない。彼も孤独のグルメを知ってるので私が真似をすると笑ってくれる。つまり幸せ。

家でゆっくりしてから息子の希望で自転車（コマ付き）に乗って公園に行きたいとの事だったのでついでに神社に行ってお参りする事にした。なんとなく9月はツイていなかったから。息子が目をつぶって手を合わせて「優しい大人になれます様に」ってお願いしていてなんだか泣きそうになった。とても優しい息子なのでこのまま清らかに大人になってほしい。そのための療育だ。私は家族の平和と健康をお祈りした。簡単な様で難しい。あたり事故の様な事が偶発しやすい。絆は硬い様でつまりは脆い。

今は新しい家族を探している。ペットだ。息子の成長にたくさん学べると思われる。少しずつ私から離れて自立していく息子の良き家族として君臨して欲しいと思う。ゆっくり、じっくり選びたいと思う。人生の余白はまだたくさんあるから。