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短所は長所を知るキッカケ(活かし方次第)

不定期更新のアライさんnoteなのだ。
因みに「アライさんの呟きの呟き」という記事も不定期で更新してるのだ。こちらはあまりTwitterでは更新のお知らせしてないから暇つぶしにでも覗いてもらえたら嬉しいのだ。

よくアライさんに相談する方はネガティブで短所を気にしがちな事が多いのだ。

経済学者のピータードラッガーの「強みのみが成果を生む。弱みはたかだか頭痛を生むくらいのものである。しかも弱みをなくしたからといって何も生まれはしない。」の名言で有名なのだ。

ここで言う頭痛は言わば他者との比較なのだ。比較することで「劣っている」とか、失敗などのせいにし自己嫌悪など悩む(頭痛)原因となっているのだ。

また努力して身につくものは短所じゃないのだ。

プロサッカー選手も生まれ持ってサッカーが上手い訳じゃなく練習という努力のもとプロになれたのだ。

「努力も才能」という人もいるけれど、努力は習慣なのだ。
「努力も才能」という人は自分に合った努力が出来ていない(見つけれていない)だけで努力は出来るのだ。所謂「報われない努力」を行った自分への慰めの言い訳なのだ。

平均をゼロとして努力して+20になる人と、+80になる人の違いはあれどプラスになっている中での比較は上を見ればキリがないのだ。

じゃあ正しい努力をすれば誰でも報われるのかプロになれるのかというと、それも別の話なのだ。それこそが才能であり長所のなのだ。

短所(苦手)は努力で解決できない生まれ持った性格(性質)なのだ。
要はマイナスな短所が、努力が報われてゼロ(平均)になれる事なのだ。ピータードラッガーの言葉を借りれば「弱みをなくしたからといって何も生まれはしない。」になるのだ。

だからといって短所を見なくていい、気にしなくていい、放っておいていいという訳じゃないのだ。なぜなら短所と長所は表裏一体なのだ。短所を知ることで長所が分かり、短所を受け入れる事で長所を伸ばせるのだ。

短所の見つけ方

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短所の見つけ方先ほど言ったように比較する事で見つけれるのだ。その中で選別作業をして努力に値しないものこそが貴方の短所なのだ。

努力に値しないとは、例えば盲目の人が努力で物が見える様にはならないのだ。またはADHD/ASDや軽度のアルツハイマーなど覚える事が苦手なのだ。
そしてPTSDやコンプレックスなども当てはまるのだ。

ASDだから無表情や不機嫌そうな顔をしてしまうとか、ワーキングメモリーが弱く話題に付いていけず雑談が苦手など苦手ものや短所を紙に書き出してみて、努力で改善出来るのか無理そうなのか分けてみてほしいのだ。

そして、短所(苦手)に対して努力した経験があるものと無いものに更に分けてみるのだ。努力したけれど無理だったのか、努力したことないけれど無理だと思うとでは全然違うのだ。

因みに足がない人にバスケットをする努力は無理なのか無駄なのかというと、「車いすバスケ」というものがあるのだ。努力する前に無理だと思うかどうかは凄く違うのだ。

しかし逆に言えば周りが出来ているからと、出来ると思っても報われない努力こそ貴方の短所なのだ。

この分別作業をすれば見えてくるけれど短所って凄く少ないのだ。
殆どは努力していない事を他者と比べてるだけなのだ。
じゃあ何故努力しないのかというと貴方にとって本当に必要な事ではないからなのだ。

所謂無いものねだりや、隣の芝は良く見える現象なのだ。
インスタなどは映えてるものばかり目に入るのだ。SNSなどでは良く起こるカラーパス効果が起こりモテている人やカップル、新婚さんが幸せに見えて憧れるのだ。カラーパス効果は「見たいものに意識が向いてしまう」心理の事なのだ。ダイエットで綺麗になった人を見て「私も痩せたら…でも痩せれないし。」と痩せれない性格と決めつけてしまうのだ。
真意にそこまでまだ努力するまでもないとか、困るほどまだ太ってないなどがあるからなのだ。

これは短所ではないのだ。価値観や習慣なのだ。
やれば出来る事は短所じゃないし、やれば出来る事をやらないのは必要ではない事や習慣化されていないだけなのだ。

これらはリフレーミングという視点や枠組み(フレーム)によって短所と認識しているのだ。言い換えるだけで短所は無くせるのだ。


長所の見つけ方

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コンプレックスや他者との比較で短所は見つけやすい、又は短所に見えやすいのに対して長所は気付き、見つけ辛いのだ。

長所とは好きな事や、やりたい事とは関係なく才能、能力、魅力なのだ。
だからこそ本人にとっては当たり前の事なので気づき辛いのだ。

自分にとっては当たり前に出来る事、少しの努力やイメージだけでそれなりに出来る事などが長所である事が多いのだ。また自分だけ吐出して熟せるという訳ではなく最初に述べたプロサッカー選手同様に才能にプラスして根気強い努力の積み重ねによるのだ。だからこそ周りとの比較だけでは気付きにくいのだ。

そこで長所の見つけ方としては短所からと自己分析によってとあるのだ。
相手に質問などをしながら長所を一緒に見つけていく作業もコミュニケーションとしても大事だと思うのだ。

お互い短所や長所を理解する事で尊重したり励まし合ったりとぶつかる事が減るのだ。


長所の見つけ方の1つは人の行動を見て苛立ちを感じる事なのだ。

要領が悪かったり、説明が下手であったり、行動力が無かったりなどなど、見ていて「なんで?」と苛立ちを感じた事あると思うのだ。

これは自分にとっては当たり前に出来る事だからこそ、出来ない人の気持ちや理由が分からない時なのだ。要は才能であり長所と言われる能力なのだ。


他には長時間打ち込んでも苦にならないものなのだ。
ASDなどの性格や好きな事で長時間打ち込めるという事もあるけれど、それでも嫌な事は苦痛を感じるものなのだ。
長時間打ち込めそれほど苦にならないものは貴方の長所と自覚すると、その先を見て貴方のやりたい事に繋げれるのかを考えると、短所に目を向けるよりも貴方に合った近道が分かるのだ。


そして他人から意図せずに誉められた事なども長所なのだ。
本人にとっては当たり前の事でも褒められるという事は「褒められる事が出来る」という事なのだ。意識しなくて出来るのだから意識をすれば更に伸ばせるのだ。例えそれが抽象的な優しさなどでもどういった優しさだったのかを思い出してほしいのだ。気遣いが出来るという事ならば観察能力や察するという事が出来るという事なのだ。他人の立場に立って物事を考えたり俯瞰的に捉えれる可能性が高いのだ。アイディアを出す事や商品開発などが得意になれたりと長所を伸ばすことで出来る事は増えるのだ。サービス業にも向いているかもしれないのだ。

また他人から言われる事では「〇〇だよね」などキャラ付けや特徴などなのだ。それらが無意識の事で周りから言われて知る自分の特徴であれば、それは才能にあたる部分なのだ。これは短所の気付きにも繋がるのだ。

他人からの表現力、伝え方にもよるのだ。例えばキャラ付けだろうと、誉め言葉だとしても貴方が「慎重なタイプ」と言われたとするのだ。
長所としては危機管理が出来る、ミスをしない、準備周到などが強味(武器)となるのだ。短所としての慎重とは仕事が遅い、考えすぎる、失敗を恐れるなどとも取れるのだ。

だから短所と長所は表裏一体であり、短所が分かれば長所が見えてくるのだ。これは自分に合った環境にいるのかどうかなのだ。

自分に合った環境とは好きな事をするとは違うのだ。寧ろ合っていない環境だと好きな事が嫌いになってしまうのだ。自分に合った環境とは能力に合った環境つまり得意(長所)な事が出来る、発揮できる事なのだ。

慎重なタイプの場合、性格さが求められる環境こそ合っているのだ。
交友関係でも相手が忘れ物や計画性の無さなどで困りやすいタイプだと頼りに思われるのだ。また同じ様に慎重なタイプだと理解しやすく合うのだ。
合わない環境とは行動力があり早さを求められる環境なのだ。仕事でも早さを求められる環境に就くと「仕事が遅い」と言われたり、焦って失敗しやすくなったりするのだ。

ここで短所から見るリフレーミングの技術を持つと良いのだ。

流されやすい → 協調性がある、尊重が出来る
優柔不断 → 柔軟性がある、他者の立場に立てる
要領が悪い → 丁寧、慎重
計画性がない → 行動力がある、
気が弱い → 相手を察する、理解力がある、尊重できる
涙もろい → 感受性が豊、相手の事を考えれる
やることが遅い → おっとり、冷静沈着、粘り強い努力
短気 → 時間を大切にする、頭の回転が速い
頑固 → 決めたことは守る、挫折が少ない
ひねくれもの → 独創的
集中力がない → 好奇心が多い

など言い換えれるのだ。短所の数だけ長所を見つけれるのだ。

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