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気になるペット可賃貸物件を見つけたら賃貸条件を確認

ペット可賃貸物件の場合、ペット可特有の条件が追加されていたり、飼育できるペットに条件が設けられていたりすることがあります。

「この物件なら大切なペットと安心して暮らせそう」と思える物件を見つけたら、後々のトラブルを防ぐためにも、改めて賃貸条件を確認しておきましょう。

1.敷金・礼金

ペット可賃貸物件では、「ペット飼育時には敷金+1ヶ月」といったように、ペットを飼育する場合に敷金や礼金が上乗せされる条件がついていることがあります。さらに、「犬を飼育する場合は敷金+1ヶ月、猫の場合は敷金+2ヶ月」のように、飼育するペットの種類に応じて条件が変わることもあります。

敷金・礼金によって初期費用が大きく変わりますので、きちんと確認しておきましょう。また、ペット可賃貸物件では敷金の一部もしくは全額が敷金償却になっていることがあります。

敷金償却とは、入居時に預けた敷金のうち定められた金額が返されない特約のこと。敷金償却されたお金は、退去時の修繕費用などに充てられます。
退去時の敷金返却をめぐるトラブルを防ぐためにも、契約前に確認しておきましょう。

2.飼育できるペットの条件

「ペット可」とされている物件でも、飼育できるペットに条件を定めていることがあります。

たとえば、「小型犬1匹まで」「小型犬OKだけれど猫はNG」「体重5kg以内」など。小型犬1匹の飼育が許可されている契約で多頭飼いをしたり、大型犬を飼育したりしてしまうと、契約違反になってしまいます。

飼育条件を確認して、必ず契約内容を遵守してペットの飼育をしましょう。

3.その他の条件や契約内容の確認

ペットを飼育する場合に管理会社への連絡が必須とされているペット可賃貸物件もあります。中には、連絡を怠ってしまった場合に違約金が発生する契約も。

契約前に、ペットを飼育する場合のルールを確認しておきましょう。また、入居時にフリーレントなどを利用している場合は、特約で短期解約違約金が定められている場合があります。

念のため、違約金がどのようなケースで発生するのか確認しておくとよいでしょう。

4.契約書類の内容を確認

基本的に、敷金・礼金などの賃貸条件や違約金の有無などは賃貸借契約書や重要事項説明書に明記されています。また、これまで解説したように、ペットを飼育する場合は特有の条件が追加されている場合もあります。

後々のトラブルを避けるためにも、契約書類に記載されている内容はきちんと確認しておくとよいでしょう。

賃貸条件や契約を確認することは非常に重要なポイントですが、不動産に馴染みのない人にとってはわかりにくい部分もあるかもしれません。

不明な点があれば契約前に不動産会社に相談して、大好きなペットと快適な生活を送りましょう。
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