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フリーランスで生き抜くためにやっていること

Sollectiveさんの「TOP Freelance Advent Calendar 2022」24日目の記事です。

同じく4日目のアドベントカレンダーでは、過去を振り返りました。フリーランス1年生でやってしまった「しくじり」をもとに、2年生ではどう活かしたのかをテーマにした記事です。お暇があったらこちらもぜひ!

さて、今回のテーマは…

フリーランスとして生き抜くため、ひいてはより良いフリーランス人生を歩むために、日頃心がけていることをまとめました。
「そうかも…?」とフリーランス仲間に思っていただければ幸いです。

最低限これだけは……と思うフリーランスの振る舞い

フリーランスである以上は、プロとしてのスキル提供が求められている認識です。企業側からのアクションを待つのではなく、能動的に思考し、行動することが大切だと思います。
企業側からすると、フリーランスには「即戦力としてリードしてほしい」という気持ちがあるはず。そう思っているので、以下の3つは日頃から心がけています。

適切なコミュニケーションを取る

当たり前のことですが、クライアントとのコミュニケーションは重要です。
そして、「適切」であるということがキーワードでもあります。

ここでいうコミュニケーションとは、必要以上に仲良くすることではありません(あくまでお友だちではないという意味で。雑談的なコミュニケーションは大切です)。

あくまでも与えられているミッションを達成するために必要なコミュニケーションを取るということです。

たとえば、
・クライアントが今、何を求めているのか「期待値を調整する」
・不安を与えないために「進捗を見える化」しておく
・質問をするときは「聞く目的や必要な情報、いつまでに必要か」をきちんと伝える
・先方からレスポンスがない場合は「リマインドをしっかり行う」

など……。細かく挙げればキリがありませんが、仕事をする中で必要な情報は共有し、相手に何を伝えればいいのか迷わせないコミュニケーションを心がけています。
基本、フルリモートで仕事をしているので、テキストコミュニケーションにおいて大切なことは常に意識しています。

いつでも引き継げる準備をしておく

フリーランスだからというわけではないですが、いつかは会社を去る時がきます。
フリーランスとして立ち上げを行なって、社内で内製化できるのであれば、それはそれで喜ばしいことです。
いつかは内製化を目指してもらうために「ナレッジや業務マニュアルはしっかり残しておく」のも契約いただいている間にすべきことだと思います。

今はnotionやesaといった情報共有ツールを使っている企業も多いので、テキストに残すのは簡単です。

ナレッジや知見をフリーランスが残しておけば、内製化を考えた際に「同じくらいの知見がある人を正社員で採用しよう」というハードルを少し下げられるかもしれません。

契約終了もそうですが、自分が急に仕事ができなくなった時に、クライアントが「何をすればいいのかわからない」状態になるのは避けたいです。一部な特殊な情報は別にして、ナレッジ共有は惜しまないようにしています。

期日は厳守!

何においても期日は厳守です!私はライターとしての業務も多いので、必ず納期というものが存在しますし、守れないと公開スケジュールに影響します。明確に納期が伝えられていないものでも必ず確認しましょう。

また「期日ギリギリに出せばセーフだよね」という考えも基本的にはなしです。期日の1~2営業日前には出すようにしています。

「記事の初稿提出は●月●日にしてください」という依頼に対して、初稿作成に必要な構成案を期日の前日に送ってきて「この感じで作成を始めてよいでしょうか?」と言われたことがありました。「よくないです。直すところいっぱいあります……。でも初稿提出は明日だからすぐにでも制作に入ってもらわないと……」という事態に。結局スケジュールは守れませんでした。リマインドをするべきだったと猛省しました。

とくにインタビューライティングなどは本人確認や会社のチェックなど関わる人はたくさんいます。「修正が入る」ということも加味して余裕を持った対応をしてくれる方じゃないと困るなと思った出来事でした。

自分がダイレクトに困ったことだったので、実は一番大事にしていることかもしれません。

「良い仕事してくれるから依頼したい」と思ってもらう

今回の記事では、フリーランスとして心がけていることをお伝えしてきました(社会人として当たり前の話かもですが……)。
どうしてそのように心がけて行動しているのかと言われると「良い仕事してくれるからまたお願いしたい」と思ってもらいたいのだと思います。

フリーランスにとって「コミットできるのかできないか」は重要です。

なので、自分がコミットできる範囲を的確に捉えて、自信を持ってスキルを提供することが大切だと思っています。
自信のあることであれば、クライアントが目指す方向性ややり方が「ちょっとまずいな」と思った時にきちんと進言することができます。

せっかくプロとして依頼いただいているので「お話ししてると楽しいから良い人!一緒にしたい」よりも「仕事ですごく頼りになるから一緒に仕事したい」と思っていただきたいもんです。いや、前者でも嬉しいっちゃ嬉しいんだけど(ブレブレ)。


「TOP Freelance Advent Calendar 2022」も明日が最終日ですね……。
最初は書いてくれる人があまり集まらずに盛り上がらなそうかもと思ったのですが、SollectiveのTakutoさんが連投頑張ってくれたり、そうこうしているうちに他の方も書いてくれたりで形になって良かったです!
「ごめんね!言い出しっぺなのに、とくに何もしなくて!」という気持ち(コミットの話なんだったんや)。

Sollectiveにも出会えて、おかげさまで楽しく2022年締めくくれそうです!

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