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絵のエネルギーと平和について

おはようございます。fleurs de voyageのlouis(ルイ)です。

以前働いていた職場の同僚に、村上春樹の紀行文集を貸したことがありました。
暫くしてから、本を返してもらいました。
「この本、すごく良かった。ありがとう。本を読んだら、旅をしたくなって、先週末台湾に行ってきたよ」
と言われ、え?台湾まで?とびっくりした思い出があります。

その同僚は、旅好きで、あちこちふらっと行く人でした。
それでこんな話をしていました。
「以前、イスラエル人の友達とエジプトへ遊びに行ったら、テロに遭遇したの。それで、ガザを通らないようにして、必死にイスラエルまで逃げたよ。」
と。

何故ガザは通れないの?

私は、その頃中東関係のことを詳しくわかっていなく(今も詳しく分かっていませんが)何故ガザは通れないのだろう?と疑問が残りました。
それで、家族は中東問題に少し詳しいので、聞いてみたりしました。
同僚は
「私はどこへ行っても仲良くなるのが、何故かイスラエル人なの。ただそれだけで、ガザとの関係性が何故悪いのか?わからないんだよね」と言ってたことがありました。
それで、中東問題についての話を、レポート4枚ぐらいに家族がまとめて書いてくれ、それを同僚に渡しました。
「すごくよくわかった!ありがとう」
そう言われました。

それから少ししたら、ガザ地区の子供達が描いた絵を展示するという話を、フリーペーパーからたまたま見つけました。
え?こんなタイミングある?
と驚きましたが、行くことにしました。

それ以来、ガザについて興味が湧くようになり、私もたまに情報をみたりしていました。
そこで、ガザにある壁に絵が描かれていることを知り、それがとてもセンスがあるな〜っと思いました。
その絵がバンクシーです。

今はバンクシーはとても有名になりましたが、私が初めてバンクシーを知った頃は、日本ではそこまで有名ではありませんでした。
あれから何年も経ち、バンクシーの展示を日本で開催してから、有名になった気がします。
東京で、バンクシーが描いた絵らしきものが、発見され、たくさんの人が写真を撮りにきたとニュースになりました。
その絵はネズミの絵で、可愛いと話題になりましたが、
「バンクシーってそういうファンタジーな画家ではないよね、、」と思っていました。もちろんアートは見る側に委ねるものだと思いますし、見る側の感想は自由で良いです。
然し、なんとなくその話題性から、私はあまりバンクシーの絵を昔ほど熱心に観なくなりました。
展示も行きませんでした。

最近、美の巨匠という番組で、バンクシーを取り上げていると知り、なんとなく観ることにしました。
そしたら、ウクライナにバンクシーの絵があると、初めて知りました。
その絵は、柔道で子供が大人を倒している姿でした。
これはロシアとウクライナの戦争批判の絵で、子供とスポーツという平和の象徴でもある。プーチン大統領は、柔道好きと言われているし、伝統的スポーツを取り組んでいる姿に対して、戦争という不名誉な行動をしたと、表現をしたとのではと言わた絵だそうです。

そしてその絵を記念切手にし、その切手の売り上げの一部を、侵攻の影響を受けたウクライナの教育施設のために使われているとのことです。

以前徹子の部屋で、MISIAが出ていたことがありました。
以前からMISAは影絵作家の藤城清治さんと交流があるそうです。
コロナ禍の時も、MISAのライブに足を運んでくれたと言っていました。
藤城清治さんはこんな話をされたそう
「戦争の時、僕も海軍に行ったり、勤労動員もあったりしたけど、そういう時こそ、人間が生きていく上での本当の喜びをやらなくちゃと。勤労動員の工場でも人形劇をやって、熱中したね。コロナも、ただじっとしてろ、では……。それも大事だけど、人間の生きていく喜び、力を、音楽や美術で奮い立たせることが大事なんじゃないかな。

私は透視ヒーリングをお客様へ提供する時、たくさんのエネルギーを拝見します。そこから見える弱さもありますが、強さも感じる。そんな素敵なエネルギーや、自然、動物の良きエネルギーなどを、絵で表現したいと思っています。

改めてエンターテイメントの力を感じる、経験でした。

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