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【新型コロナ】パンデミックが作り出す集団洗脳

2019年の出現以来、私たちの生活を根本的に変えてしまった新型コロナウィルス。
いま、世界中の多くの国は「緊急事態」の状態にあり、政府は国民に対してこれまでないほどの大きな権限を持っています。
これはコロナが終息するまでは国民の生活にとって必要とされていますが、果たしてコロナ終息後にこの権限が取り下げられるのか・・・?
コロナパンデミックは来年・再来年になれば収束させることができるのか・・・?という懸念があります。

世界で多くの人々が「〇〇を推奨する」、「〇〇を禁止する」という政府の命令(日本では強制ではないが社会的な反強制)を経験しているわけで、事実上の戒厳令の状態にあるといってもいいでしょう。
抵抗やパニックを避けるために正式に宣言されてはいないものの。

「集団免疫を獲得して脱コロナを目指すため」というお題目で、先進国ではコロナワクチンの接種率が上がっているのですが、いっこうに新規コロナ感染者の数は減るどころか、これまで欧米と比べてコロナ被害が少なかった日本でもワクチン接種率の増加に比例して感染者も増加するという傾向が強くなっています。

また、欧米各国ではコロナ禍から日常生活に戻すためにはワクチン接種が必須である、という考えから、ワクチン接種者に証明書を与え、彼らから優先的に元の生活に戻れるようにする「ワクチンパスポート 」を実際に導入する国も出てきています。

例えば、フランスでは「健康パス」という名前のワクチンパスポートを持たない国民は、レストランや大規模商業施設、病院や公共交通機関の利用などを禁止するという措置を発表し、すでに実施が始まっています。

「健康パスは地獄への第一歩」
「二流市民にはなりたくない」
「選択の自由を」

出典

この動きに反発する国民は上記のようなスローガンをかかげて各地で抗議デモを続けています。
それに対して、マクロン大統領はデモを行う国民の声に耳を傾けておらず、自身のインスタグラムでは以下のように発信してワクチン接種を呼びかけています。

「ワクチン接種は、家族や友人への感染リスクを減らす」
「他人のためにも接種を」

出典

こうしたワクチン接種は、すでに家族や友人といった身近な人間関係の中でも複雑な問題になっているそうです。
大手調査会社「イプソス」の調査では、

調査対象となった1061人のうち、41%が健康パスの話題になると「緊迫状態や深刻な言い争いになる」と回答。
また、公共交通機関を利用する際、健康パスを持たない友人がいる場合、73%が利用を諦めるとも答えていた。

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その他に、フランスでは医療従事者はワクチン接種を義務化し、接種しないスタッフを無給にする方針を打ち出しています。12~17歳までの学生についても、クラスで濃厚接触者が出た場合には、接種を終えた学生だけが登校を続けられるという措置を発表しました。

このようなワクチンパスポート導入の動きは、イタリア、ドイツ、ポルトガルなどにも拡大しています。

それにつれて、
「公共の利益」を優先してワクチンを接種するか。
それとも、「個人の選択の自由」からワクチンを接種しないか。
これを焦点とした社会の分断が始まっています。

▼ヒトラーの右腕が語った、国民を簡単にコントロールする方法

コロナ禍が始まってから世界中の(特に西側先進国の)市民に対して要求されたのは、基本的には「ソーシャル・ディスタンス」を保つこと、すなわち人間を物理的に隔離状態に置くことでした。

その時点で、すでに市民の分断は引き起こされていたわけですが、マスク着用の半義務化、度重なる外出自粛に続いて、今度は「ワクチンを接種するかしないか」というテーマでさらなる分断が引き起こされています。

そこで、冷静に考えてみたいのが、
国民を分断へと追い込んで、利益を得るのはいったい誰なのか?
・・・ということです。

そのために参考になるのが、ドイツを第二次世界大戦へと駆り立てたナチス幹部の言葉です。

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ヘルマン・ヴィルヘルム・ゲーリング(1893年1月12日 ‐ 1946年10月15日)は、ヒトラーの右腕と言われたドイツの政治家です。
第一次世界大戦でエースパイロットとして名声を得たのち、国家社会主義ドイツ労働者党(ナチス)に入党。1932年に選挙でナチスが第一党になると国会議長に選出、ナチスと上流階級の橋渡し役を務めてナチスの党勢拡大・政権獲得に貢献しました。

1933年のナチス政権誕生後には、航空相、ドイツ空軍総司令官、ドイツ経済相などの要職を歴任し、ヒトラーの後継者にも指名されています。

第二次世界大戦でドイツが敗戦すると、ゲーリングは戦犯として捕えられ、ニュルンベルク裁判で絞首刑の執行前に自殺。

生前、ゲーリングは収容された刑務所に訪ねてきた米国人の心理学者にこう語ったといいます。

一般市民は戦争を望んでいない。
貧しい農民にとって、戦争から得られる最善の結果といえば、自分の農場に五体満足で戻ることなのだから、わざわざ自分の命を危険に晒したいと考えるはずがない。
当然、普通の市民は戦争が嫌いだ。
イギリス人だろうと、アメリカ人だろうと、その点についてはドイツ人だろうと同じだ。それはわかっている。
しかし、結局、政策を決定するのは国の指導者達であり、国民をそれに巻き込むのは、民主主義だろうと、ファシスト的独裁制だろうと、議会制だろうと共産主義的独裁制だろうと、常に簡単なことだ。

出典

国民は常に指導者たちの意のままになるものだ。
簡単なことだ。
自分達が外国から攻撃されていると説明するだけでいい。
そして、平和主義者については、彼らは愛国心がなく国家を危険に晒す人々だと公然と非難すればいいだけのことだ。
この方法はどの国でも同じように通用するものだ。

出典

ゲーリングは戦争について述べているのですが、コロナ禍になってから日本の某国営放送のニュースで「コロナとの戦い」という表現を多用していたのを耳にして、ハッとしました。

まるで、2001年に起こった9.11後の「テロ戦争」のようだなと。

今回は、社会に潜伏して無差別テロを引き起こすテロリスト役がコロナウィルスに変わり、私たちは全員が姿の見えないウィルスと戦うことを強いられている・・・。

つまり、いまは戦争状態と言ってもいい。
だからこそ、実質的な緊急事態宣言が出しっぱなしになっていて、1年もかからず完成した(とされている)コロナワクチンの「緊急使用」が承認されているのです。

ちなみに、安倍元首相もそれを認識していたようです。

「第3次世界大戦は核戦争になるであろうと考えていた。だがこのコロナウイルス拡大こそ、第3次世界大戦であると認識している」
出典

そういえば、世界一の慈善事業家であるビル・ゲイツもコロナ発生の何年も前に、次の危機は核兵器ではなくウィルスで起こると言っていましたね。

「我々人類にとっての最大の脅威が戦争ではなくウイルスだ」
「一千万人以上がウイルス性疾患で命を落とす可能性がある」

出典

▼「ウィルスとの戦争状態」に追い込まれた大衆の心理状態

2020年1月より始まったこの新しい戦争は、私たちの精神にどんな影響を与えているのでしょうか?

そのヒントになるか確信は持てないのですが、アメリカの医療・代替医療、健康についての記事を25年間書き続けているジョセフ・メルコラ博士の記事を紹介します。

メルコラ博士は、特に新型コロナウイルスのパンデミックが始まって以降、医学的見地をもって合理的かつ理論的に記事を書き続けてきた方でもあります。
この記事は、コロナ禍の中で粛々と進められる社会のファシズム化に対して警鐘を鳴らす内容となっています。

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<対訳>

集団精神病 — 精神病の流行を作り出す方法

集団精神病は、「社会の大部分が現実との接触を失い、妄想に陥る」ときに発生する「狂気の流行」として定義されている。

集団精神病の典型的な歴史的例の1つは、16世紀から17世紀にかけてアメリカ大陸とヨーロッパで発生した魔女狩りで、何万人もの人々、主に女性が拷問され、溺死し、火傷を負った。最近の大衆精神病の例としては、20世紀における全体主義の台頭がある。

群衆の研究で有名なフランスの社会心理学者ギュスターヴ・ル・ボンは著書『群衆』で、以下のように述べている。

大衆は真実を渇望しない。彼らは、彼らの好みに合わない証拠を避け、誤りが彼らを誘惑するならば、誤りのほうを神格化することを好む。
彼らに幻想を与えることができる人は誰でも簡単に彼らの主人となり得る。彼らの幻想を破壊しようとする人は誰でも常に彼らの敵となる。

人間が群衆として集まったときに、人々は、無意識の群衆の行動を支持し、意識的な判定を放棄する傾向があることを深く掘り下げている。

同様に、心理学者のカール・ユングはかつて次のように述べている。

人間にとって最大の危険は、飢饉でも、地震でも、病気でも、ガンでもない。人間にとって最大の危険であるのは人間自身だ。それは、最悪の壊滅的自然災害よりもはるかに破壊的な精神的大流行に対する適切な保護がないという理由からだ。

社会が狂気に陥るとき、結果は常に壊滅的だ。

集団精神病を研究したユングは、社会を構成する(集団精神病的)影響を受けた個人は「道徳的および精神的に劣った」と書いた。彼らは「不合理、無責任、感情的、不安定、そして信頼できない」状態になる。

影響を受けた人々は彼らの(集団精神病的)状態に気づいておらず、彼らのやり方によって、その過ちを認識することができない。

<集団精神病の原因は何か>

社会全体がどのように狂気に駆り立てられるかを理解するには、まず、特定の個人を狂気に駆り立てるものを理解する必要がある。

薬物やアルコールの乱用、または脳損傷を除けば、精神病は通常、精神病の要因、つまり精神に起因する影響によって引き起こされる。

精神病を引き起こす可能性のある最も一般的な心因性要因の1つは、「恐怖や不安などの否定的な感情の洪水」であり、それは人をパニック状態に追い込む。
パニックに陥ったときの人々の自然な傾向は、救済を求めることだ。

別の対処メカニズムは精神病のブレイクだ。精神病のブレイクは、混沌への降下ではなく、コントロールの感覚が回復してパニックになるような方法で、事実とフィクション、そして現実と幻想をブレンドする方法により、自分の体験世界を並べ替える。
狂気につながる心因性のステップは次のように要約することができる。

1. パニックの段階
ここで、人は自分の周りの世界を別の方法で認識し始め、そのことに怯える。現実のものであれ、捏造されたものであれ、想像上のものであれ、認識されている脅威がある。彼らは自分たちの周りで起きている奇妙な出来事を合理的に説明する方法を見つけることができないので、混乱は大きくなる。

2. 精神病的洞察の段階
ここで、人は、現実を見る非論理的であるが魔法の方法を発明することによって、世界の自分にとっての異常な経験を説明することに成功する。「洞察」という用語が使用されているのは、魔法の思考によって、個人がパニックから脱出し、再び意味を見つけることができるからだ。しかし、それは妄想に基づいているので、 それらの洞察は精神病的である。

心理的に弱くて傷つきやすい人が狂気に追いやられるのと同じように、弱くて傷つきやすい人々の大規模な集団が狂気と魔法の思考に陥る可能性がある。

全体主義は妄想に基づいて構築された社会だ
全体主義社会には、支配者と支配された者の 2つのクラスがあり、両方のグループが病理学的変化を遂げる。

支配者は、間違いを犯すことのない神のような地位に引き上げられる。一方、支配された者は従属する主題に変換され、それは心理的な退行につながる。

作家ジュースト・ミアルーは、全体主義国家に住む市民の反応を統合失調症の反応と比較しているが、そのように、支配者と支配された者の両方が病気だ。社会全体とそのルールが妄想的思考によって支えられているため、どちらも妄想的な霧の中に住んでいる。

だまされた人々は完全な服従の子どものような状態に回帰し、支配階級だけが社会をコントロールする知識と知恵を持っていると信じている。全体主義の集団精神病はここから始まる。

全体主義の考え方が共産主義、ファシズム、またはテクノクラートの形をとるかどうかにかかわらず、彼ら自身の誇大妄想に屈した支配階級のエリートたちは、大衆を彼ら自身のねじれた世界観に教え込み始める。

その社会の再編成を達成するために必要なのは、集合的な感情の操作だけとなる。

<精神の殺害>

集団精神病を引き起こす恐怖とパニックを誘発する特に効果的な方法は、恐怖の波を解き放つことだ。その「恐怖」が現実のものであるか架空のものであるかは問題ではない。

恐怖の波のテクニックは、恐怖の各ラウンドの後に落ち着きのラウンドが続き、それがエスカレートする波のパターンとしてグラフ化することができる。

矛盾する報告、無意味な推奨事項、露骨な嘘などが、混乱を招くために意図的に展開される。

多くの人々が混乱すればするほど、不安の状態が大きくなり、危機に対処する社会の能力が低下する。その結果、集団精神病が発症する可能性が高くなる。

しばらく恐怖のレベルが落ち着いた後、脅威レベルは再び上昇し、恐怖の各ラウンドは以前よりも激しくなる。

偽の誤解を招くプロパガンダは、大衆の心を打ち砕くために使用され、メディアを通じて解決策として提示される魔法の思考と精神病の洞察が、混乱と不安に取って代わられるにつれ、時間の経過とともにすべての人を制御することがより簡単になる。

<隔離 — 集団精神病を誘発するツール>

精神病を誘発する究極のツールは隔離だ。

定期的な社会的交流や話し合いを奪われると、いくつかの理由で妄想の影響を受けやすくなる。隔離により、その人たちは事例の是正力、そして、合理的な思考と行動の規範との接触を失う。

個人が孤立していると、人間の行動は動物のように制御が非常に簡単になる。

孤立で混乱し、恐怖の波に打ちのめされて、互いに孤立した社会では、合理的な思考が消滅し、魔法の思考に置き換わるにつれて、狂気に陥る。

社会が集団精神病をしっかり取り込むと、全体主義者たちは最後の決定的な一歩を踏み出すことができる。

彼ら全体主義者たちは脱出の道をあなたに提供することができるのだ。

その対価としてあなたが支払うものは「あなたの自由」だ。

彼らはこれにより切望する秩序を作り出すことができる。しかし、この秩序は病的な秩序であり、すべての人間性を欠いている。

それは、厳格な適合と盲目的な服従を要求することによって、人生から喜びと創造性をもたらす自発性を排除する。

そして安全の約束にもかかわらず、全体主義社会は本質的に恐怖を与え続ける。それは恐れに基づいて構築され、恐れによって維持される。

したがって、安全と秩序の感覚に対するあなたの自由を放棄することは、全体主義者たちがそもそも支配を獲得することを可能にしたのと同じ恐怖と不安の多くにつながるだけなのだ。

<どうすれば集団精神病を元に戻すことができるのか>

全体主義を防ぐことはできるだろうか?
そして、集団精神病の影響を逆転させることはできるだろうか。

それはできる。

しかし、病的なアプローチが多面的であるように、解決策もまた多面的なものでなければならない。

狂気を正気の世界に戻すのを助けるために、最初にあなたがたは、「自分自身を中心に置き」、他の人へのインスピレーションを提供するような方法で生きる必要がある。

次に、真実(プロパガンダへの反論)を可能な限り広く共有し広める必要がある。

真実は常に嘘よりも強力であるため、プロパガンダの成功は真実の検閲に依存している。

別の戦術は、ユーモアと嘲笑を使って支配階級の正当性を認めないことだ。

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対訳はここまでです。(引用元:indeepさん)

▼コロナ禍は世界のあり方を一変させる

では、ウィルスを相手にした第3次世界大戦、それに伴って集団精神病がこのまま進むと、私たちの社会はどうなるでしょうか?

コロナ神戸女学院大学教授で多数の著書を持つ内田樹さんによれば、コロナ以前とコロナ以後では、世界の政治や経済体制はこれまでとは別のものになるのではないかと語っています。

最も危惧しているのは、「新型コロナウイルスが民主主義を殺すかもしれない」ということです。
こういう危機に際しては民主国家よりも独裁国家の方が適切に対処できるのではないか・・・と人々が思い始めるリスクがある。

出典

欧米ではコロナ感染が大きく拡大。2020年末からワクチン接種が世界にさきがけて始まっているにも関わらず、感染の勢いはおさまる気配がありません。

対照的なのが、コロナが最初に発生した国、中国です。

初期でこそ情報隠蔽や責任回避などで非民主的体制のもろさを目立ちましたが、党中央が仕切るようになって以降は、都市閉鎖や「一夜城」的に病院を建設したり、医療資源を集中させるなど、民主国家では実施できない強権的な政策をすすめ、結果的に国内でのパンデミックを抑えることに成功しています。
さらに、中国はマスクや検査キットや人工呼吸器や防護服などの医療器具の生産拠点でもあり、今では世界各国を医療支援する側に回っています。

この差は、コロナ禍が終息した後の「アメリカの相対的な国威の低下」と「中国の相対的な国威の向上」として帰結すると予測されます。パンデミックを契機に、国際社会における米中のプレゼンスが逆転する。
出典

パンデミックが収束していない現時点では、欧米の民主主義よりも、中国的な独裁制の方が成功しているように見えても仕方がないでしょう。いずれは、欧米だけでなく日本でもコロナを抑えるためには「民主制を制限すべき」という世論が高まる可能性すら予想できます。

中国はすでに顔認証システムなど網羅的な国民監視システムを開発して、これをアフリカやシンガポールや中南米の独裁国家に輸出しています。国民を監視・管理するシステムにおいて、中国はすでに世界一です。
そういう抑圧的な統治機構に親近感を感じる人は自民党にもいますから、彼らは遠からず「中国に学べ」と言い始めるでしょう。

出典

ずいぶんと長くなってしまったので、中国の動きについてはまた次の機会に書きたいと思いますが、この国をアフターコロナの世界でのリーダーとして期待を寄せている国際機関のひとつが「世界経済フォーラム」です。

コロナ禍が始まってすぐ、彼らが唱え始めたのが「グレート・リセット」というコンセプト。詳しくは、以下の記事で紹介しています。

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