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【新型コロナ】ワクチン副反応の原因とは

これまでのところ、欧米そして日本でも人口の半分以上が2度の接種を終えた新型コロナウィルスのワクチン。
接種開始から半年以上が経った時点で、いつの間にか、ワクチンの目的が2020年の開発当初に考えられていたような「コロナ感染を防ぐ」や「集団免疫を獲得する」から、「コロナ感染の重症化」を防ぐ、へと目的が変わってきています。

その原因とされているのが、インドでの感染爆発をきっかけに、国際的な航空便の激減しているにもかかわらず世界中に広まったと言われる感染力の強い「デルタ変異株」のまん延。

各国に先立ってワクチン接種が進み、国民の60%以上が接種を終えたワクチン先進国と言えるイスラエルでは、時間の経過と共にワクチンの効果が低下するというデータを元に、7月末には高齢者を対象に3度目の「ブースター接種」が開始されています。

それにも関わらず、デルタ株による感染増加は止まらず、イスラエル政府のコロナ対策責任者は4回目の接種にそなえ準備すると発言。
これからも新たな変異株の出現で感染拡大の波が繰り返されると見られるため、以下のように予想しているそうです。

定期的なブースター接種が「ニューノーマルになる」
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▼接種が進むにつれ明らかになってきた副反応

厚労省によれば、ワクチン接種後の副反応では注射部位の痛みや腫れ、疲労、頭痛、発熱、寒気、下痢などが報告されていますが、中にはアナフィラキシーといった強いアレルギー反応の事例もあるといいます。

厚労省の審査会は8月中旬、アナフィラキシーなどを起こした22~66歳の29人について、健康被害を初認定した。ワクチン接種によって重大な影響が出たことを国が認め、かかった医療費を給付する仕組みも動き出している。
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上記の記事に登場する医療従事者の原田さん(仮名)は、アナフィラキシー症状で生死の境をさまよう状態だったと語ります。

「2回目のワクチンを打ってすぐに強い副反応が出ました。呼吸ができず、気管支切開の寸前で、死んでしまってもおかしくなかった。アナフィラキシーの症状を抑えるアドレナリンを通常の何倍も打ちました」
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退院した後も仕事を休み続けることもできず倒れた日から5日後に出勤。しかし、力仕事の最中に呼吸困難になり、その場で動けなくなって救急車で運ばれることに・・・ そして、入院中も厳しい症状が続きました。

「しゃべろうとしても息切れがすごくて声が出ないんです。もちろん食事はまったく摂れません。アドレナリンを打った影響で、心臓はバクバクいっていて寝られない。結局丸3日一睡もできませんでした。心拍数は高い状態が続き、フルマラソンを延々と走っているような感じでした」
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その後、約1週間入院した原田さんですが、肺機能などが本調子に戻るまで1カ月以上かかったそうです。
厚労省は、このようなワクチン接種によるアナフィラキシーの副反応の確率を10万~25万人に1人と発表。

幸い、原田さんのケースはアナフィラキシーと認められましたが、原田さんは重い副反応の人でも国が発表する数字には含まれていないと言います。

私が務める病院では20人ほどが同時期に接種を受け、同僚の中でなんともなかった人は2人しかおらず、発熱や蕁麻疹など皮膚の症状や、程度は軽い呼吸障害が出た人もいました。しかし多くの人は職場に連絡するくらいで、国や自治体には報告があがっていないんです。
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ワクチン接種後の重篤な副反応について、厚労省は接種開始後からウェブサイトで発表しています。その数は増えるばかりで確認するのは困難ですが、発表された数を元に検索しやすくまとめたデータベースを一般の方が作ってらっしゃいますので参考にしてください↓

さらにマスコミではあまり報道されないことですが、厚生労働省のデータでも、すでにワクチン接種後に亡くなった方の数は1000人を超えてきています。

こちらは名古屋のCBCテレビで放映された番組の内容ですが、その中で番組キャスターが重要なことを話しているので、ポイントを書き出します。

・コロナワクチン接種後、インフルエンザのワクチン接種後の死亡者を比較すると100倍以上の差がある。

・ワクチンは遺体に証拠を残さない。毒物であれば証拠が残るので毒物で死んだということが分かるが、ワクチンは検査のしようがないので検死しても因果関係を特定できない。

・厚労省はワクチン接種が開始された時点では詳しく死亡例を検証していたが、死亡例が増えたので出来ていない。

・ワクチンと血液の関係性を調べている名古屋大学の教授によれば、ワクチンは血圧を上げる恐れがあると言う。

・それによって脳動脈瘤が破裂するということも考えられる。

・ワクチンを接種した後に自分の血圧がどの位なのか、こまめに測ることも自衛策になるのではないか

▼ワクチンが作り出す「スパイクタンパク質」とは

なぜ、従来のワクチンと比べてコロナのワクチンは強い副反応(副作用)を引き起こすのでしょうか?

その原因の一つとされるのが、スパイクタンパク質。コロナウィルスのCGでよく映し出されるウイルス表面のトゲトゲした突起の部分です。

新型コロナウイルス感染は、スパイクタンパク質と、体内にあるヒト細胞受容体ACE2(これもタンパク質)が結合することから始まります。
下の動画はその流れを表したもので、(英語なのでなおさら)難しいですが、文字にすると次のような流れになります。

1)新型コロナウイルスは細胞の表面に付着した後、ヒト細胞受容体ACE2を認識すると、そのS1サブユニット上の受容体結合ドメイン (RBD)を介して、ACE2に結合する。

2)ヒト細胞の中にあるタンパク質分解酵素によって、S1サブユニットがS2サブユニットから切り離される。

3)S2サブユニットを介して、ウイルスの細胞膜がヒトの細胞膜に融合し、ウイルスのゲノム(一本鎖RNA)がヒトの細胞内へ侵入。

4)ヒト細胞の機能を利用して、一本鎖RNAにある情報をもとにウイルスのタンパク質が合成される。さらに一本鎖RNAも複製される。

5)タンパク質と一本鎖RNAからヒトの細胞内でウイルスの粒子が再構成され、次々と周りの細胞へと感染していく。

この流れ、専門用語ばかりで難しい・・・という方も多いと思われるので、以下の動画を見つけました。スパイクタンパク質を「鍵」、ヒト細胞受容体ACE2を「鍵穴」に例えて説明されています↓

ファイザー社・モデルナ社のワクチンはmRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンと呼ばれ、スパイクタンパク質の設計図となるmRNAが脂質の膜に包まれたものです。
ワクチン接種によって、mRNAがヒトの細胞内に取り込まれると、このmRNAにある情報をもとに、ヒトの細胞内でスパイクタンパク質が作られます。
すると、ヒトの細胞内でスパイクタンパク質に対する中和抗体*が作られ、細胞性免疫応答が誘導されることで、ウイルスに対する免疫ができる。
…というのが、新型コロナワクチンの仕組みになります。

*中和抗体…病原性を抑える作用のある抗体。ウイルスや細菌などに感染をした場合にも作られる。

▼スパイクタンパク質そのものが毒素である可能性

ワクチンを接種すると、体内でコロナに対する免疫を形成させるために作られるスパイクタンパク質。しかし、米国のソーク研究所の報告では、それ自体が体に悪影響を与えることが分かったそうです。
東邦大学名誉教授の東丸氏(循環器専門)は以下のようにコメントしています。

新型コロナウイルスのスパイクタンパク質を単独で感染させたマウスに、肺と動脈の炎症が確認されたといいます。スパイクタンパク質がいくつものサイトカイン*を放出し、血管や臓器に炎症を引き起こすと考えられています。
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*サイトカイン…主に免疫系細胞から分泌されるタンパク質。免疫・炎症反応等の生体防御に関連して多くの種類がありますが、ここでは逆に生体内の炎症症状を引き起こすものを指します。

新型コロナウイルス感染症でみられる肺炎、心血管障害、脳血管障害、神経疾患、血栓症といった多様な症状は、ヒトの細胞に感染した新型コロナウイルスのスパイクタンパク質によって生じる可能性が高いということです。
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実際、人工的にスパイクタンパク質を作り出すワクチン接種でも、コロナに感染した場合の症状と同じような心血管障害、脳血管障害、血栓症、心筋炎といった副反応が報告されています。

万が一、ワクチンで作られるスパイクタンパク質が血管や臓器に炎症を起こすとなれば、重篤な疾患や全身状態が衰えている高齢者らは、状態が悪化してしまう可能性があります。
また、17歳以下の中高生らも、スパイクタンパク質やワクチン成分による臓器へのダメージが後遺症として残ってしまうリスクも否定できません。

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ワクチンにも使われているスパイクタンパク質が人体にとって「毒」になるならば、ウィルスが入っていないワクチン接種後に強い副反応が起こるのも、血管が細くなっている高齢者や基礎疾患のある人が死亡するというのも、ありえる話でしょう。

▼コロナウィルスとワクチン、どちらのスパイクタンパク質が毒性が強いのか?

では、コロナに感染した場合のスパイクタンパク質、ワクチン接種により体内に作られたスパイクタンパク質、両方を比較した場合、どちらが毒性が強いのでしょうか?
京都大学理学博士 (分子生物学、免疫学) からヨーロッパの複数の研究所での研究を経て、現在は分子腫瘍研究所 (ミラノ)に所属、2021年6月からnoteでワクチンについての情報を発信されている荒川央氏によると、それは「量の問題」に左右されると言います。

コロナウィルスが体内で増殖する場合、体に備わっている免疫系が抵抗するため、ADEが起こったりしない限りは、感染してすぐに身体中に爆発的に増えるような事態は起きないのです。
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長くなるのでこの記事では詳細は触れませんが、ADE(抗体依存性感染増強)とは以下のようなものです。

本来、ウイルスなどから体を守るはずの抗体が、免疫細胞などへのウイルスの感染を促進。その後、ウイルスに感染した免疫細胞が暴走し、あろうことか症状を悪化させてしまうという現象
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一方、コロナワクチンを接種した場合ではどうなのかと言うと、

コロナワクチンは接種後に細胞内でスパイクタンパク生産を開始し、量はいきなり最大量に達します。そしてシュードウリジン修飾されたmRNAワクチンは分解されにくく、長い間スパイクタンパクを生産し続けます。
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荒川氏は、その場合のスパイクタンパク質の生産量はワクチンの方がずっと多いと想定。それが血管への毒性の高さに関係している可能性を述べています。

また、米マサチューセッツ工科大学(MIT)のセネフ博士は、ワクチンの RNA が人工的に操作されているために、不自然なスパイクタンパク質が作られ、コロナウィルスのものと比べ、細胞内で崩壊しにくくなっているといいます。

通常、体内の酵素はその RNA を分解してしまいます。本来の体内の RNA は非常に壊れやすいのですが、PEG(ポリエチレングリコール)を入れてそれを頑丈にしています。脂質の膜を作ることで頑丈にしたのです。
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その結果、スパイクタンパク質はACE2 受容体に付着したままとなり、ACE2 受容体が機能不全に陥ることで、多くの問題を引き起こすそうです。

心臓の ACE2 受容体が機能しなくなると、心不全になる可能性があります。肺で ACE2 が無効化すると肺高血圧症になる可能性があります。脳で ACE2 が無効化すると、脳梗塞になる可能性があります。
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また、セネフ博士もワクチンが作り出すスパイクタンパク質の量について触れています。

彼らが mRNA に対して行ったもう一つの改変は、RNAに余分なG(グアニン)とC(シトシン)をたくさん追加したことです。G(グアニン)とC(シトシン)をたくさん入れ、スパイクタンパク質を作ることを有利にしています。
その結果、自然の新型コロナウイルスのゲイン(スパイクタンパク質の産生能力)を 1,000倍にし、mRNAが、より多くのタンパク質を産生するようにしたのです。

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▼スパイクタンパク質がミトコンドリアの働きを低下させる

コロナウィルスが血管に障害を与える事は、すでに多くの研究で分かってきています。そして、スパイクタンパク質そのものでも毒性がある理由には、ミトコンドリアの働きが関係している、と荒川氏は言います。

ミトコンドリアの主な機能はATP (アデノシン三リン酸)の産生であり「酸素呼吸」はその副産物でもあります。ATPはいわば「生体のエネルギー源」のようなものです。
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人間や動物が酸素呼吸して生きることが可能なのはミトコンドリアのおかげで、ミトコンドリアは呼吸とATP産生というまさしく生き物の命に関わる働きを持っています。

ミトコンドリアのもう一つの大きな働きはアポトーシス (プログラム細胞死) の調節です。(中略)ミトコンドリアの崩壊は細胞死にも繋がります。
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細胞は生死をミトコンドリアに握られているので、ミトコンドリアの好不調は細胞の生死にも影響するというのです。
そして、荒川氏が紹介する国際共同研究の論文では、以下のような要旨が書かれているそうです。

タイトル:「SARS-CoV-2 スパイクタンパク質は、ACE 2の抑制を介して内皮機能を損なう ACE 2のダウンレギュレーションによる内皮機能の低下」

コロナ感染は、スパイクタンパク質がACE(アンジオテンシン-変換酵素)2に結合することで成立する。
逆説的だが、ACE2は循環器系の保護作用があり、コロナウィルスのスパイクタンパク質は感染した肺のACE2レベルを低下させることで肺傷害を促進する。
本研究では、スパイクタンパク質が単独でACE2を低下させ、その結果、ミトコンドリア機能を阻害することで、血管内皮細胞にダメージを与えることを明らかにした。

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この「血管内皮」というのは、血管の内側表面を構成している薄い細胞の層のことで、血液が循環する内腔と接しています。

血管内皮、それこそ心臓から毛細血管まで、すべての循環器系の内壁に並んでいるため、ここに損傷があれば血管の障害に直結することになるのです。

コロナ感染の際にウィルスを受容する役割を果たすACE2ですが、本来は酵素の役割を持っていて、アンジオテンシンII (血管収縮ペプチド) からアンジオテンシン-(1–7) (血管拡張ペプチド) への変換を行います。
これらのペプチドによって、血管の収縮/拡張といった血圧のコントロールが行われるわけです。

それを踏まえて、荒川氏は以下のように結んでいます。

ACE2の低下は結果として血管の拡張機能を損なわせ、血管を狭め血圧を高くするでしょう。またミトコンドリアの異常からも分かるように血管内皮細胞そのものを障害し、炎症を起こすでしょう。
これらがコロナワクチンによる血栓の原因となると考えられます。

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言うまでもなく、体中に張り巡らされている血管というのは、私たち人間の生命を維持するために不可欠な仕組みです。

コロナワクチン接種によって体内で大量に作られるスパイクタンパク質が血管にダメージを与える毒素になるとすれば、コロナに感染しない/重症化しないためにワクチンを打つというのは、自分自身の健康を考えると本末転倒な選択かもしれません。

このトスターダ先生のスレッドは必読です。
ちなみに「心毒性」とは以下のような意味になります。

心毒性(Cardiotoxicity)とは、化学物質が心臓の電気生理学的機能障害や心筋の損傷を発生させる性質を意味する。心臓が弱くなり、血液を循環させるためのポンプ機能が低下する。
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