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暮らすように旅してみたい

時々、「もし宝くじで10億円当たったら、なにをしたい?」という妄想をする。
一生、時間やお金の不安に制限されず、誰にも文句を言われず、自分の好きなことができるとしたら、わたしはなにをしたいだろう?

四十路を迎えると、自分の人生の「残り時間」を考える。
そこそこ元気で、自分がやりたいことをやれる時間って、あと20年くらいなんじゃないかと思った時、やりたくないことを我慢してやってるヒマはない!と思った。
「これからの人生の中で、今日が一番若い日」という言葉が、心の琴線にジャストフィットしてくる。
ここで、冒頭の妄想だ。

日々の生活、これまでの繋がり、自分に足りないこと、周囲の反応、将来の安定、そういう諸々をとっぱらって、素のままの自分が望むこと、わたしが心から感動することってなんだろう?

浮かんでくる一つのイメージが、「暮らすように旅する」ことだ。

車にPCと自転車と本とお茶を飲む道具を積んで、知らない景色を見に行きたい。時には心地良い場所を拠点に、一週間とか一ヶ月とか滞在して、また次の場所に行く。
沢山の一期一会と、通り過ぎるだけじゃない時間を味わいたい。

本当はずっと昔から憧れていたけど、どこかで「わたしには無理」と諦めていた「自分らしい生き方」に、四十路になってようやく、自分でGOサインを出してあげられたのかもしれない。
そのために、旅しながら暮らせるような生計の道を模索中だ。
宝くじは当たらなくても、妄想を形にすることは不可能じゃないよね。

#暮らすように旅したい #エッセイ #人生 #仕事 #旅 #生き方

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