不登校の子どもが学校に再登校するのはどんなとき!?~小学生Bくんのストーリーを添えて~
こんにちは!
三度の飯よりオーバーオール!ろーたす理事長の松下です!
※毎日更新は無理そうです!笑
ろーたすの子ども達は結構な割合で(他のフリースクールがどうなのか分かりかねるのですが恐らく多い)学校に再登校する子どもが居ます。
僕たちスタッフも、『こうしたら子ども達は学校に行く!』というのは正直分かりません。ですが、子ども達の姿に何かヒントは隠されているのかな!?と感じます。
Bくんは、小学4年生の3学期頃ろーたすに来ました。彼は、低学年の頃から些細なことが引っかかり、学校に行くたびに暴れ、先生や周りの子を何人も怪我させてきました。
周りに危害を加えてしまうことに心を痛めたお母さんは本人を学校に行かせるのをやめました。フリースクールを探し、そこに通いだすもフィットせず、ろーたすに来ることになりました。
ろーたすでも何か気に入らないことがあると、暴れることで自分の気持ちを伝えるBくん。時には教室のものを全てひっくり返すほど暴れまわったこともありました。いま考えると、自分の気持ちを表現するのが不得意だったのかなあと思います。
Bくんが変わったのは、ろーたすの中で仲の良い友達ができたころ。元々とてもいい子で、周りを楽しませてくれ周りを盛り上げるのが大好きなBくん。笑顔もとてもチャーミングです。(笑)
Bくんはろーたすの中で徐々にムードメーカーになります。
ムードメーカーとしてろーたすの中で『居場所』と『役割』を見つけた
彼は、学習や体験活動、ボランティアなど、どんどん色んなことにチャレンジできるようにできるようになりました。
そして自分の気持ちを言葉で表現できるようなり、暴れることは一切無くなり、スタッフもその変貌ぶりにはとても目を見張りました。
小学校の頃からラグビーを習っていたBくん。中学校でもラグビー部に入部し、勉強もとても頑張っていて、テストの点数も平均点以上を取得しているとのことです。
学校に行かなくなった子に理由を聞くと、先生や友人らとの人間関係が上手くいかず挫折感を覚え、行かなくなった子がとても多いです。
Bくんのように、『自分も友達が作れるんだ!』と自信をつけることで、仲間が居ることの素敵さを感じ、『もっと友達を作りたい!』と思って学校に戻っていく子は少なくありません。
友達や仲間といった少し前までは自然発生的にできてきた人間関係が、いつの日からかとてもハードルの高いものになり、関係を築きにくくなっているのが現状であると感じます。
その大人が、子ども達に『友達って素敵だよ』『仲間っていいもんだよ』とサポートしてあげる必要があるのではないかなあと思います。
インターネット、SNSで人間関係がインスタント化している現代だからこそ、『人間同士の繋がりの素晴らしさ』を大人が子ども達に教えていってあげたいものです。
NPO法人ろーたす 理事長 松下祥貴
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