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あらためまして。はじめまして。10日間連続投稿を勝手にやってみて。

こんにちは。
弁護士+大学院生+会社員+やっぱり雨男のlotterです。記事をのぞいていただき、ありがとうございます。

実は昨日(2020年7月1日)まで、

10日間連続投稿

というセルフ企画をこっそりと自分の中だけで開催していました。

時事ネタに助けられた感もありましたが、なんとか投稿できました。が、

やっぱり自己満足だった

いや、セルフ企画だし、ブログ自体そもそもそういうもんでは?
とも思うのですが、1週間ぶりに見てみたらバラバラのテーマの記事が7つ増えてた・・・というのはわたし自身も嫌というか、なんか気持ち悪い(自分でやっといて)

しかも、なんか基本とか実践的とか言っときながら、抽象的でわかりにくくて、明日から使えない、みたいなテーマを選んでいました。

それなのに、読んでくださった方、本当にありがとうございます。スキしていただいた記事もあって、とても嬉しかったです。

1.マガジンはじめます

ということで、とりあえず、今までの記事をマガジンにまとめてみました!種類は3つです。

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1つめは「労務管理ベーシック」です。
何を隠そうわたしの専門は労働法なので、大好きな分野です。
主に、人を雇うためのルールを知りたい方向けです。働き方改革の影響でこの分野は中身の動きがとても激しいです。だからこそ、大元の考え方が大事!という意気込みで記事を載せていきます。

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2つめは「契約ベーシック」です。
お商売とは切っても切れない契約。そこに関する色々なルールを考え方と共に書いていきます。

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最後3つめは「ほうがく」です。
主に法学部生に向けて、法解釈の話とか、勉強法とかを書いていきたいと思います。

記事の量や更新頻度にはバラツキが出てしまうと思うのですが、自分に関係ありそうだなと思う記事を探しやすくなるんじゃないかと思います。

もちろん、全部の記事を読んでいただけたら、こんなに嬉しいことはありません(ずうずうしい)!

なぜかマガジンの画像はサイズがうまくあっていないので、いつか調整したいと思います・・・

2.目指しているもの

さっきも少し書いたのですが、今まで書いてきた記事は基本と言いつつ、抽象的な内容が多かったと思います。
例を使ったりもしましたが、具体的に解決したいケースというよりは、説明のための事例でした。

これには3つの理由があります。

①日常の活動に関してはイメージをつかむことが大事
→困ってから探したり検討したりするのではなく、困らないようにあらかじめ動いておきたい。そのためには、原理や原則を知っておく必要がある
②具体的な状況は会社により人により、様々
→具体的なケースを想定した解説は、自分には当てはまらないことがある。むしろ、そのケースがどうしてそういう解決になるのかを押さえておくことが大事
③具体的なケースを扱うと数が多くなりがち
→全体の大まかなイメージをつかんだ上でケースを知るのはあまり負担ではなく混乱もしにく。しかし、ケースだけを見てしまうと、似て非なる別のケースと混同してわからなくなったり、「暗記ゲー」のようになってしまっていざというときに引き出せなくなる

どれも似たような意味ではあるのですが、わたしの知る限り、この辺のことを意識して(専門家ではない人向けに)法律を伝えようとしている本なり記事は、あまりないように思います。
そのため、専門家が使いそうな教科書的なもの、もしくは、ハウツーを教えるものが多く、「そのあいだ」がなかなか埋まっていません。

でも、「そのあいだ」こそが、実際に
・経営や個人事業をしたり
・人事施策を考えたり
・働く中で困ったことがあったり
という方にはぜひとも必要

だと考えています。
そういった方は「自分にとって新しいケース」に直面しています。
確かに、世の中に似たようなケースはあるかもしれませんし、今時ですからその過程や顛末まで詳しく知ることができるかもしれません。
しかし、今の自分の行動は自分が判断して決めるものです。ありとあらゆる状況が違う「誰か」の結果はあくまで参考記録です。
「新しいこと」「判断がつかないこと」「わからないこと」に自分なりの答えを出すためには、やはりもう少しだけ一般化された「知恵」が必要だと思うのです。

わたしは研修などを依頼された際、よくスマートフォンのたとえをします。
それは、

スマートフォンがなぜ動くのか、仕組みを知らなくても使うことはできる。
でも、動く仕組みがわからなければ、改良して自分にとってもっといいものにすることはできないし、壊れたときに修理もできない。
法律も同じで、自分が必要なように使いこなすためには、原理や原則を理解しなければならない。

といった話です。
そして、自分がどの立場なのかをみなさんに考えてもらいます。もちろん、使い方だけ知って使えればいいという方もいます。というか、そちらの方が一般的には多いと思います。
しかし、自分の責任でいろいろなことを判断し実践しなければならない立場の方は、それでは不十分で、原理・原則を知ることが必要だと思います。なぜなら、今持っているものでは判断や対処ができないということが、すなわち「新しい」ということだからです。
そして、法律は自分一人では改良できませんが、

法律を変えなくても、自分の行動を変えれば
法的な関係は変わる

からです。以前の記事で説明した「契約は自分の意思」「権利は事実から生まれる」といったことが、ここに生きてくるということです。
この部分に、法律を「自分に必要なように使いこなす」知恵があリます。

そして、わたしはこの知恵をできるだけ広げていきたいと考えています。
この知恵は、きっと人の数×新しいことの数だけあります。それを一人一人が発見していくきっかけになりたいというのが目標です。

3.有料記事はじめます。

とはいえ、①から③みたいなことはもうわかっていて、そのうえで実践の段階という場合もあると思います。
また、単にケースを知識として知ることに大きな意味がある場合もあります。

そこで、かなり具体的な内容を書いた記事を有料記事としてはじめてみたいと思います。無料記事が基本だとすれば、有料記事は応用版です。
当てはまる人があまり多くないと思うので、有料記事とさせてください。

・一問一答式のQ&A
・就業規則の見本条文と解説

という2つの枠を考えています。

ただ、こういった記事の難点は、ひとり歩きしてしまうことです。
②と関係しますが、ケースはあくまでケースなので、それでいつでもOKというものではありません。また、少なからず「そもそも決まった答えのない問題」もあります。
なので、①から③に加え、

④あくまで参考

ということにご理解いただける方に向けてリリースしようと思います。特に、あらゆる想定を盛り込んで、本や記事で正確に伝えきることはかなり難しいというか、絶対ムリ!と思っています。
これは有料記事にするひとつの理由でもあります。

こんなのでもよければ、リリースしたときにはお手にとってみてください。

長々と最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
これからものぞいていただけるとありがたいです。

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