シェア
異形博物館【オカルト・ホラー】
2023年11月7日 17:17
【ポリュペモス】キュクロプスのリーダーギリシャ神話に登場する、キュクロプスのひとり。その名前は「名の知られた」という意味を持つ。ポリュペモスは、キュクロプスのなかでも一番大きかったという。その巨体から、キュクロプス族のリーダー的存在だったとも考えられる。オデュッセウスがトロイア戦争から帰る途中にシチリア島を訪れた時に、ポリュペモスは、彼の部下をふたり食べてしまったという。どうにか餌となる前
2023年11月8日 17:37
【ミーミル】最高の知恵と知識を持つ巨人世界を支える巨樹ユグドラシルの根元にある、知恵の泉を守っていた巨人。北欧神話に登場する幻想動物のなかで、もっとも賢かった巨人だと考えられる。知恵の泉は「ミーミルの泉」とも呼ばれていた。泉の水を飲んでいたので、ミーミルは知恵と知識があり、主神オーディンの相談役にもなっていた。ある時、オーディンが知識ほしさにミーミルの元を訪ねてきた。泉の水との交換条件として
2023年11月4日 17:12
【フレースヴェルグ】背中に翼を持った空飛ぶ巨人北欧神話に登場する、頭部がワシで人間の身体を持った巨人。背中には大きな翼があるので、空を飛ぶこともできる。だが、正確には物語のなかでそのような記述はない。天の北の端に棲んでいる巨大な1匹のワシとして書かれている。フレースヴェルグは巨人族の末裔であり、本質的には巨人であるとも、巨人がワシに変化したものだともいわれるのだ。フレースヴェルグという名前は
2023年11月5日 19:20
【へカトンケイル】100の腕を持つ3人の巨人「百腕巨人」と訳される、ギリシャ神話に登場する3人の巨人。その3人はコットス、ブリアレス、ギュゲスという名を持っている。彼らは身体が大きいだけでなく、100本の腕と50の頭を持っていた。天 （ウラノス) と地（ガイア）の子供として生まれ、ゼウスがティタン神族と戦った時にはゼウスの味方をした。100本の腕から岩を投げつけて戦ったというからティタン親族
2023年11月3日 18:11
【フルングニル】心臓に毛ではなく角を生やす巨人北欧神話に登場する、霜の巨人族ヨトゥンのひとり。ヨトゥンのなかでも最強の存在で、頭は石でできており、3本の角が生えた心臓を持っている(心臓は三角形の砥石という説もある)という。力の神であるトールとの戦いにおいて、フルングニルはトールの召使いから「地下から攻撃してくる」という話を聞き、信用する。そのため、持っていた盾を地面に置いて攻撃に備えた。だが
