足首骨折の記録_ボルト抜こっか、いつにする?(手術後124日)_27

7月29日(金)
手術から4か月半経過した。

ひとつ前の記事からだいぶ時間が経ってしまったけど仕事が忙しかったり、なんやかやとばたついていた…

まず
①ひさびさに電車にのって一人でオフィス行った

なかなか大冒険。足の状態はひとまずぱっと見、普通に歩ける状態だし、なんせ怪我人やってたせいでたまりにたまった案件を処理に行く。
現状歩けるとは言え階段は無理(特に「降りる」)。
だから、オフィス最寄りの駅でエレベータを探す必要があってビビッていたのだが、案外とエレベータが便利な位置にあった。

「お体の不自由な方のみ」利用可能エレベータがあった。いやー、毎日通っておいていままで全く気が付いてなかったとは…

人間の認知能力ってあんまり信用できないんだなと実感。

②夏の旅行行った

海を選択していたので、はたして行けるのか…と不安だったが

か な り 大 変 だ っ た

残念ながら、バリアフリーを謡っているホテルも、政府承認を取りたいために条件既定の設備を用意しているってだけで、ホテルの作りは全くバリアフリーではないってところがそこそこ多い。
宣伝文句の「バリアフリー」は信用してはいけない。
こういうときは口コミをよく読んでおかねばならない。

アクティビティは全滅。
リゾートホテルのプールっていうから期待してたのだけど、基本大人用のプールは学校のプールと変わらないつくりで、足が悪いとプールから上がれない。仕方ないので子供用の浅いプールにつかるのみ。

海はもっと過酷だった。
波が高いと普通でも波にまかれてすっころぶが、片足の足首の動きが極端に悪い。一回こけたら立ち上がれないし、海で立ち上がれなかったらうっかりしたら死んでしまう。これは…無理…
結局波打ち際で座り込んでいるだけという。

夏の日本は天候不良の確率が高いのも、怪我人のバカンスには向かない。

③「ボルトぬこっか。いつがいい?」事件

主治医にとっては既定路線だったのだろうけど、いつもの診察で急に来た。
私にとってはまさに青天の霹靂
いや、確かに主治医が手術前にそんな話はしていたけど、「日本人は抜く人が多いけど、アメリカ人とか高齢者は抜かないことが多い」って話で止まってて、どうするかの結論まで行ってなかったという認識だったんだけど…

ええと…
え?

実はここのところ足の調整がよろしくない。
もう手術から4か月以上たち、一応は歩けるようにはなり、通常生活はなんとか送れてるのに、痛みが抜けないのだった。特に折れた足首ではなく、足の甲。足指の付け根付近も常にしびれてる感じ。くやしいので筋トレめっちゃして可動域ストレッチも超やってるのに、一向によくならない。
その状況を見た結果の

「抜こっか」

ってことなんだと思うけど…

やはり来たか。
逃げられなかったか。

ボルト込みでがしがし動ければ、ワンチャン手術なしで行けるのではと考えていた私が甘かった。

完全に抜き打ちで医者の話が来たせいでピヨってしまい、やりとりが全般的に挙動不審だったと思う。

私「全身麻酔で?」
医者「そう」
私「ええと…ボルト抜いたあと骨に穴とかあいてると思いますが、それはどのくらいでふさがります?」
医者「あー、いままでの経緯からすると、結構すぐかな。ひねったりとかしなければ。骨折した時よりは手術も痛くない。」
私「ま、マジすか」
医者「いつにする?」
私「えっ…えー、例えば、明日とかすぐにでもって言ったら出来る状態なんでしょうか私の足は」
医者「そう。まあでも術前検診なんかもあるから実質無理だけどね」
私「あーそうですね…」

なんか人から聞いた話じゃ、ボルト入れて1年後くらいに抜いたって聞いたんだけど、4,5か月でもう抜いていいんだ?

いやあ…
そうか…

というわけで、9月か10月にはきれいな体になりにまたしても恐怖の全身麻酔手術を受けるため、入院してきます…

いやー
まあ、仕事がひと段落ついたタイミングで、フレックス夏季休暇の申請出してたとこだったんで、ちょうど入院手術には都合がいい時期に話が来たな。

ただ、バカンスしようとフレックス夏季休暇を9月に入れたのであって、まさか入院手術に使う羽目になるなんて
それに、前回の怪我と違って保険そんな降りないだろうな、抜釘手術には。

…はあ…

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