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足首骨折の記録_抜釘手術直前ちょっと愚痴_手術後約5ヵ月半)_29

2022年9月4日(金)
ついに金曜日、この土日に体調を整え、来週月曜日から入院・抜釘手術となる。
ちょっと前に術前検査も終え、リハビリで理学療法士さんにアドバイスと、今後のリハビリ計画ももらい、酒をやめ、これから1週間夏季休暇に入る旨関係各位にお伝えし、それまでに終わらせるべき仕事や申請関係を終わらせ、準備は一応整った。

あとはもうまな板の鯉となって覚悟を決めて手術台に上がり、ひたすら一晩を耐えるのみ

ちょうどこの時期運がいいことに仕事の切れ目で、周囲に迷惑をかけなくてすむのはいいんだけど、社会人としては
「 評 価 期 間 」。

他の会社や人事のシステムが同じかは調査してないから分からないが、私が所属している組織ではそういうタイミングなのである。

毎期、目標とその達成度を自己評価して、その上で上司が最終評価を下し、それが今期のお給料を決定する要素になるわけなんだけど、当然のことながら3月からの約3か月は、怪我のためにいつも通りのパフォーマンスが出せていなかった。よって評価は下がるわけ。

まあ、当たり前なんだけど

私の職業は企業の雇われ作曲家なので、物量(アウトプット)もクリアする必要があるけど、クオリティの担保なんかもある。
このクオリティ判断というのが会社としては難しく、正直誰も正確に判断はできない。

怪我でいつもよりも物量(アウトプット)は落ちた
しかしクオリティはいつも通りか、それ以上頑張って保持したと思っているし、客観的な指針もある。ユーザーからの評価っていう。

正直言って、骨折手術からの1か月は地獄のような日々。無理言ってとっとと退院したのも、在宅でなんとかいつも通りの仕事量をこなすためなのもあった。手術直後はむくみ、痛み、炎症、不自由な体の挙動、睡眠不足などでストレス半端なかった。しかもちょうど繁忙期で、必死に自分の役割をこなして、ユーザーが喜んでくれ、かつ会社から求められている「ウリ」になるような楽曲制作をしたし、リモートでスタジオ収録までこなした。なによりひとつも落とさず、当初予定されてたアウトプットはクリアした。

…でも、評価低いらしいんだよねぇ、今期
理由が「いつもよりパフォーマンス悪かったでしょ」だもん。
「いつも」ってのは、怪我していない状態ってことか。
じゃあ、「いつも」仕事ちゃんとやってない方が、怪我中の評価は悪くなってなかったってことですかね~

分かるんだけど…
会社って組織、どこも同じかって、決してそうではないと思うんだけど、少なくともうちの会社はすごく冷たい反応だったなあ
骨折中、必要開発機材を自宅に送ってもらう必要が生じるも
「ご本人が機材をまとめて総務に依頼してください。ほかのスタッフに頼める場合は頼んでください。総務は
発 送 業 務 し か や り ま せ ん 」
ですと。
で、他の同部署スタッフに頼んでみるも、コロナ禍で全員在宅だったので断られる。

…今、物理的に出社できない状態だから頼んでみたんだけど…

結局、足がある程度直った3か月後くらいに、びっこひきひきオフィスに行って、自分でくっそ重いマシンや機材をまとめて、自宅に発送した。オフィスではさすがに、数人みかねて機材のまとめや梱包は手伝ってくれた。

仲のいい同僚に話したら「えっ?そんなことあったの?信じられない…総務は知らなかったんじゃないの?骨折のこと」ってびっくりされたけど、いやいや、診断書総務あてに送ってるし、保険関連のやりとりもしてるから、全然知ってますよ、あちらは。

こんなもんなのかなあ
会社ってものは。
いや、私が甘えてるのかな

私がほかの会社で上司だったときは、部下やスタッフが病気になったりしたら、最大限チームでカバーするようにしていたし、なんなら食料持ってたり、必要書類届けたりしていたんだけど

なんだかな。嫌われてんのかね。誰かからってより、会社から。

今回はただの愚痴になってしまった。

まあ、そういうもんだと割り切って生きてくのが、2022年現代だってことで納得するしかないね!


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