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履歴書の写真

個人情報やジェンダーや年齢差別などの観点から、ブラインドレジュメでOKという企業が激増し、履歴書に写真を貼らなかったり、必要以上の情報を記載しなくても良い風潮があり、職務経歴書さえしっかりしていれば、履歴書がアバウトでも通用する企業が増えてきました。

一方で、その風潮が逆に問題になってきているのか、この1ヶ月で複数の企業から「履歴書写真貼付の徹底」の依頼が来ました。

履歴書の写真といえば、特に外国籍の方に多かったのが、Photoshopやアプリで修正して、「アイドル」みたいな顔写真だったが、実際にお会いすると「別人」だったりするケースが頻繁にありました。

人の心理とは、良いと思ったものが悪くなるのと、悪いと思ったものが良くなるのとでは、後者が印象が良いものです。例えば電話の感じが横柄でも会ってみたら優しいおじさんだったというギャップはプラスでも、真面目そうに装っていたのに、約束の時刻を守らない人はどれだけマイナスイメージになるのかを考えると、写真を必要以上によく見せようとするのは逆効果であると思っています。実際に写真を修正したことが明白な人が内定にこぎつけたケースは知りません。

他にも最近では、3分写真どころか、旅行で撮影したのか背景があったり、明らかに肩の形から自撮りが明白な方も増えております。

採用担当者の中には、写真の人相から判断する方も一定数おり、半年以内のものにしてほしいと、面接後にクレームのお電話を頂戴したこともあるくらいです。

人生を左右する、大事な一枚ですので、お金や時間が勿体なくても、必要経費として写真屋さんで撮ってもらったものを使用されることをお勧めします。

まぁ、私も妻に撮ってもらった写真を転職サイトのエージェント写真に使っているので、偉そうなことは言えませんが・・・

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