【開業融資】いくら自己資金があればいいの？｜小規模サロンマーケティング

こんにちは、株式会社LORONG斉藤です！一人サロンを数店舗経営しています。小規模サロンで勝てるための考え方、ブランディングやマーケティングについてまとめています。「一人サロンで働きたい」「これから独立したい」という方は是非とも参考ください。

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《本日の記事》＃独立＃借入
対象：独立半年前〜３ヶ月前
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本日は金融機関からの「融資」について。特に自己資金について解説していきます。

一般的に自己資金はいくらあれば良いのでしょうか？

開業の相談などでいくら準備すれば良いのか聞かれた際に答えているのが

「理想は開業資金の３割、最低でも１割は準備してください」

とお伝えしています。例えば1000万円の開業資金で必要な場合は、300万円を自身で集めて、残りの700万円は借入となります。

◆一般的な融資の考え方

金融機関としても自己資金力が高いほど融資ハードルは低くなりますので、やはり自己資金は多い方が良いです。５割以上だと借入のハードルはかなり低くなります。

ただし、一般的なイメージでお話をしているので、自己資金がなくても借りれるケースもあるし、自己資金を多く用意しても借りれない場合もあります。
例えば、安定した事業を譲渡してもらえる場合、信用が担保されているので自己資金が低くてもチャレンジができます。逆に過去に自己破産歴などあるとハードルが高くなったりもします。

つまり、どれだけ金融機関側に信頼してもらえるかがポイントになります。

◆そもそも開業資金はいくらか

我々は最初はミニマムな設計で独立開業をオススメしています。

一つの創業時のスタートラインとしてオススメしているのは運転資金60万円、設備資金740万円です。合計で800万円を開業資金としてベースラインにしています。

・設備資金

まずは設備資金についてです。内装費や店舗保証金、また大型家具などが大きくウエイトを占めてきます。
設備資金740万円のうち内装費をおおよそ500万円以内に収めることをまずは目標にして、残りを物件取得費（保証金・敷金）や店舗備品、店舗家具などで切り詰めていきます。

・運転資金

運転資金はおおよそ経費の3ヶ月分が理想です。例えば経費が30万であれば90万円になります。弊社の場合は、初月から黒字化ができるようにマーケティングとブランディングを徹底しますので1〜２ヶ月分を目処にリスクを取っていく方針でおおよそ50〜60万円程度を目安に進めていきます。

・物件で開業資金が大きく変化する

ポイントとしては、やはり物件でかなり左右されます。
物件自体が大きければ内装費も上がりますし、状態が悪かったりスケルトンじゃなければまたその分上がります。家賃が高ければ物件取得費も同時に高くなります。

◆生活資金も忘れずに準備

例えば800万円が開業資金だとしたら、自己資金は１割で80万円、３割で240万円という計算になります。

これとはまた別に生活資金も忘れてはいけません。

融資を受ける際は自身の預金を全てオープンにするので、例えば80万円集めたとしても、使用した後はどうやって生活するんですか？ということになってきます。
なので、大切なことは「自己資金＋生活資金」で考えていくことです。

生活資金も合わせてと計算してしっかりと貯めていきましょう。

◆結局いくら必要なの？

ということなんですが、、

我々のように小規模サロンで展開していく場合は100〜150万円を目安に準備していきましょうと伝えています。そこが融資を受けるスタートラインかなと思います。ただ、開業資金や物件の規模にもよるのであくまでも目安です。

準備金は身内などから集めても良いでしょう。

独立したいなと思ったらまずは100万円を貯めてみること。
頑張りましょう！

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■プロフィール
株式会社LORONG
一人サロン経営者　斉藤達也
静かに過ごせる完全プライベートサロンLORONG/美容師側からプライベートの話しをしない「無言接客サービス」を行っています
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