サラリーマン不動産投資家の平均年収、ローンの年収倍率は?

年収倍率が15倍を超える借入はローンの承認率が0%
 オンライン不動産投資ローンサービス「モゲチェック不動産投資」を提供するMFSは、モゲチェック不動産投資を利用する約2,000名のサラリーマン投資家を中心とするユーザーの分析を行った。

 その結果、不動産投資ローン借り換えを申し込んだユーザーのうち、事前審査で否決される割合は約80%近くになった。否決の原因を分析したところ、年収倍率(ローン残高と年収の比率)が15倍を超える借り入れを行なっているユーザーは承認率がほぼ0%になることがわかった。

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年収倍率が8倍以下であれば承認率は40%程度になり、8倍までは年収倍率が下がるほど借り換えができるユーザーの割合も増える傾向にある。年収倍率が高いということは、年収や資産状況に見合わない、自身のリスク許容度を超える不動産投資ローンを借りている可能性が高くなり、審査に通らなくなる実態が垣間見える。

 なお、申し込みユーザーの全体の年収倍率は平均11.8倍。年収の10倍超の借り入れがあるユーザーは全体の35%を占めており、多くの投資家が年収に見合わない借り入れを行なっている現状が伺える。

7割のユーザーが2%以上の金利で借り入れ
 不動産投資ローンをすでに借り入れているユーザーの適用金利を分析したところ、2.0%以上〜3.0%未満の金利で借り入れを行なっているユーザーは42%、3.0%以上〜4.0%未満のユーザーは22%、4.0%以上のユーザーも6%いることがわかった。


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