ヴァリアーノ･ポッジョ･テオ･キャンティ･クラシコ(Valiano Poggio Teo Chianti Classico)
トスカーナを代表する老舗ワイナリー『ピッチーニ』が手掛けた『キャンティ クラシコ』。2016年のノーベル賞晩餐会で使用された逸品。
辛口、少し時間をかけて空気に充てるとまろやかになる。
ワインの説明
スパイシーな香りを伴う、熟したプラムやサクランボのアロマ、ビターチョコレートと熟したラズベリーに素晴らしいオーク香の風味を感じる果実味優位の味わいです。お肉のロースト、熟成したチーズと一緒に
生産者
Fattoria di Valian
Località Valiano, 53011 Castelnuovo Berardenga SI, イタリア
キャンティクラシコとは？
トスカーナ州キャンティ・クラシコ地区で造られています。イタリアワインの格付け・原産地統制呼称最上位、DOCGの認定を受けており品質は折り紙付き。コンクールやワイン雑誌などでも高い評価を受け、世界的にその名を知られています。
「キャンティ」の名が付いているため混同されがちですが、キャンティとキャンティ・クラシコは別のワインです。もとはひとつのものでしたが、キャンティワインのおいしが広まるにつれ、ワイン産業が拡大。キャンティ地区以外のワイナリーも「キャンティ」を名乗るようになり、低品質のワインが出回る事態となりました。
キャンティ地区のほぼ中心にある9つの地区は、伝統のキャンティを守るため、既定の見直しや品質の強化をはかり、1996年に「キャンティ・クラシコ地区」としてDOCGの認定を獲得しました。キャンティ・クラシコ協会認定のワインには、「ガッロ・ネーロ」という黒い雄鶏のマークが付けられています。
トスカーナ州の場所は？
トスカーナ州（イタリア語：Toscana / 英語：Tuscany）は、イタリア中部に位置する州です。面積は22,990平方キロメートルあり、半島部としてはピエモンテ州、ロンバルディア州に次ぎ3番目の大きさです。人口は3,686,377人（2008年3月）、州都はフィレンツェです。トスカーナ州は、「アレッツォ県、グロッセート県、シエナ県、ピサ県、ピストイア県、フィレンツェ県、プラート県、マッサ＝カッラーラ県、リヴォルノ県、ルッカ県」の10の県から構成されています。この州に隣接する州としては北から時計回りに、リグーリア州、エミリア・ロマーニャ州、マルケ州、ウンブリア州、ラツィオ州があります。トスカーナ州の西側は、ティレニア海に面しています。
都市国家の時代からフィレンツェ・シエナ・ルッカ・ピサなどの都市が経済的に繁栄しイタリアルネッサンスの中心となった土地です。農業も盛んで、キアンティなどの有名ワインやオリーブなど産地として知られています。
トスカーナ州の食文化
トスカーナ州は、海と山の幸に恵まれた食材の宝庫。世界的にも有名なワインやオリーブオイルの産地でもあります。
農民の食生活を基本に、中世に銀行家として栄えたメディチ家の食文化が融合したのものがトスカーナ料理という印象です。
倹約精神旺盛なトスカーナ人が生み出した素朴な料理の数々は、シンプルなだけに、素材の良さが前面に押し出されたものばかり。
主にメイン料理は肉料理が中心ですが「トスカーナ人の豆喰い」とよく言われるように、豆類はスープやサラダ、煮込み料理にと良くレシピに登場します。野菜類も好まれ、付け合せにゆでてオリーブオイルでソテーした青菜類を食べたり、シンプルなサラダで野菜を頂くことも多いです。
素材の持ち味を生かしたシンプルな調理法と味付けゆえ飽きずに食べられます。そんなトスカーナ料理を支えているのが、香りが高く質のよいオリーブオイル。
トスカーナ料理にはなくてはならない調味料です。
畜産では、シエナ県の放牧豚チンタ・セネーゼやビステッカ・アラ・フィオレンティーナはグルメあこがれの的。
野禽類ではイノシシ肉や、ウサギ肉なども食べられます。
トスカーナ料理が食べられる日本のレストラン
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